そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

8月11日(水)

2010年08月11日 | 昔日記
 午前中、母屋から、少し離れた仕事部屋へ、書架を3連ほど移設してもらった。作業に来てくれたオジサンは以前、近所にお住まいのウチの前学長宅の書架移設も請け負ったよしであった。前学長は一度、この仕事部屋にお越し願い、焼酎など一献差し上げたことがある。最近は大相撲問題で、よくテレビニュースに映っておいでである。

 編集会議は14:30の招集で、延々と続いて20:30に終わった。さすがにオヤツが出たので、編集部も気を遣っているのが分かる。しかし6時間!、 昔の文学部教授会みたいである。しかも、なかなか捗らない。予定がどんどんズレて行くので、これぢゃあ「徒然草」ぢゃなくて「ずれずれ草」だと冗談を言ったら、隣のN先生が、ガハハと大笑いをなすった。ずれずれなるままに、日暮らし会議だわい。とまれかうまれ、とくはててむ(帰宅したし)。

 老人の集中力は、2時間以上持続不能だ。私がオヤヂ・ギャグを連発し始めたら、それは悲鳴を上げていると解してもらって過たない。

 まあ、それでも比較的早く帰宅できたので、NHKの終戦特集、「わらわし隊」()を取り上げた番組を観ることができた。ミスワカナに焦点を当てて、秀逸でありました()が、ネタモトは早坂隆『戦時演芸慰問団「わらわし隊」の記録 芸人たちが見た日中戦争』でしょうな。

日支親善の歌
熱海の海岸 リュタ リューター
貫一お宮の リャンコレン
共にショウファも チンテン限り
共にリュタリュタ チンテン限り

ああ宮さん アノ月カンカン
来年のチンテンワンシャン
十五年後のチンテンワンシャン
オデの涙でシヤオチヱライクゥー