書き直しを

土師器の調整について、表現をどうするか、なかなか決まらず、サンプルを
作ったりしました。
結果、サンプルとも違うやり方に決まったのですが、実測図の直しを担当者に
して貰う羽目になり、ちょっと凹んでいます。
この場合、それが手っ取り早く、そうせざるを得ない状況でもあったのですが、
何となく申し訳ない事をしたような気になります。
更に、始まり方や終わり方の表現も、細々手が入っていたりすると、ああ、私の
図は拙かったなと云う思いに駆られ……。
毎回実測のチェックの後は、些細な事で落込んでしまったり、凹む事が多く、
どれだけやっても双方の満足の行く出来にはならないものだなと思います。
まあそれも、余程理不尽な事でもなければ、この仕事の面白いところでは
ありますが。
何処で妥協？するか、何処に拘るか、人により物により、難しいですな。