日々、土器実測(仮)

発掘された遺物の図化作業メインのお仕事ブログのはずが、日々の徒然・スピ話ばっかりになっちゃってる日記。

困った事

2008年07月26日 | 仕事
落札後に私に回って来た仕事を、続けて引受けた時の事です。
土器も資料も全てが私の所に来てしまうので、疑問点を確認したくても、
会社の担当者に聞く事が出来ませんでした。
何より担当者様、事務所ではなく遠方へ出張されている事が殆どで、捕まえる
にも一旦会社を通さなくてはならず、実質疑問は自分の周囲の知り合いに聞くか、
自分で何とかする以外ありませんでした。
超アバウトな仕様書以外、細かい事は何もないのですから、いいも悪いもなく、
まず自分流で書く以外、方法がなかったのです。
なので必ず、納品時には疑問点と申送りの文章をキッチリつけていたのですが、
この疑問点に答えて貰った事は、ほぼありません。
更に、私の図に直しの指示が入ったら、何処か必ず教えて欲しいと云っても、
1度も教えて貰っていません。
全て担当者様が直して納品していたのですが、何処を直したかを全く教えて
貰う事が出来ず、ここの仕事をしている間、どんなにあれでいいのかなと不安に
思っても、あれでいいと納得して書くしかない状態でした。
後から他の人に、かなり担当者が直していたと聞かされましたが、申し訳ないと
云う気持にはなれず。
何処が悪いかきちんと教えて貰えたら、次からこの担当者様のお直しも、かなり
減ったのではと思うからです。
更にその直しと云うのが、納品前の会社基準のレベルか、それともそこはクリア
したけれど、大元の依頼先からの指摘か、これによってもなかり違いがあります
から、とにかくきちんと申送りに答えて貰わない事には、本当に困るのです。
この担当者様の下での仕事は、この時以来してはおりませんが、本当に辛い
仕事でした。