日々、土器実測(仮)

発掘された遺物の図化作業メインのお仕事ブログのはずが、日々の徒然・スピ話ばっかりになっちゃってる日記。

閃きは降って来る

2008年07月29日 | Weblog
仕事の話ではありません。

仕事のお友だち、FMを聞いていたら久石譲さんがゲストで、今公開されている
映画の音楽の事について、お話されていました。
「崖の上のポニョ」の主題歌は、1度聞くと耳から離れないと云うか、無意識に
口ずさんでしまうような親しみ易い曲ですが、この曲は、主題歌の打合せの際、
すっと頭に浮かんで来たフレーズだそうです。
慌てて手元のメモ用紙に五線を引いてメモしたそうですが、その後何曲か
作られたそうですが、やはり1番最初の、この曲に勝るものがなかったそうで。
こう云うクリエイティブなお仕事をされている方は、自分が作っているのでは
なく天から降って来るとか、誰かに作らされている気がすると云うような事を
おっしゃる方が大勢います。
実際味わった経験は、哀しいかなありませんが、でも感覚としてとてもよく
分かると云うか、容易に想像する事が出来ます。
それに、何かを決める時も、1番最初に感じた方を選択すると、まず間違いが
ないと云うのも、よく分かります。
理由がないと云うのかなあ、あれこれ理由を考えなくてもいい方と云うか、
瞬間的に感じた事と云うのは、直感と云うか神の声と云えるかもしれません。
常々ぼ~~っと生きていて、全く感覚が研ぎ澄まされていない私としては、
閃きを有効に使うような、クリエイティブな仕事なんて出来ないのでしょうが、
何かこう、やってみたいものですよね。
自分の才覚を生かしてクリエイティブに生きる、憧れるけど所詮憧れるだけ、
才覚なんぞ、ないもので(笑)。

営業先で

2008年07月29日 | 仕事
数年前、某県のセンターへ営業に行きました。
調査員の方とは何度かお目にかかった事もあり、その方などは依頼したいと
云って下さったのですが、上に話を通さないとどうにもならないと云う事。
と云う事で、日を改めて実績を持参して出かけて行ったのですが、それを見た
某課長の開閉一番、「いかにも○○市の図ですね」。
これは私への依頼なんてあり得ないなと直感しましたが、折角出かけて行ったの
ですから、云う事は云って(笑)帰って来ました。
「いかにも○○市の図」と云う云い方の場合、この某課長側からすれば、余り
好感触でない事を、暗に云っているのはよく分かります。
でも私は、○○市から引受けた仕事の実績を持参したので、一発でそう云って
貰えるのは、むしろ悪い事ではないのですよね。
依頼があった所の指示通りに書いて、それでも「いかにも○○市」仕様の図で
あれば困った問題ですが、○○市からの依頼が一発でそうだと分かったのですから、
これは素晴らしいじゃあ~りませんか(笑)。
その後、知人が営業へ行った時も、のらりくらりとかわされ、挙句依頼する事は
無理だと云われたそうです。
結局この某課長は、最初から依頼する気がなかった、と云うのが我々の結論
でしたが、だったら門前払いの方がまだマシです。
会ってみれば、最初から依頼する気がないのが丸分かりなのに、あえて来させて
散々話をさせ、でも無理ですね、なんて、幾ら会ってくれたとは云え、断る為に
会ったようなもの、これは誠意と云えるのだろうか、ん~~、分かりません(汗)。
まあ世の中には色んな人がいるし、個人で働くって大変だと云うのが身に染みた、
そう云う出来事でした。ちゃんちゃん。