昨年10月から始まり、今解体工事が真っ盛りの建物に光が差してきた。関西建築界の父と言われる福山出身の武田五一が建てたこの旧体育館は、かつて東洋一の製鉄所を有する鉄の町として屋根を支えるトラスによりその外観に鉄の力強さを表現した建物で、市民にも親しまれてきた。昨年秋には市会議員の太田祐介さんなど有志が保存を訴えたが、議会で決定事項として相手にされなかった。
しかし解体が進む中で近隣住民が奇妙な解体状況に気がつき、私の耳に入れた。特徴となる4本の柱のうち一本に解体の気配が見えない。そこで今日解体担当課に1本の柱は残すのかと聞いたら、そのような指示は受けていないという返事。
1本の柱をメモリアルタワーとして残してほしい。理由は二つ。一つは今解体の騒音や振動、そして粉塵に近隣住民は耐えてはいるが、基礎の深いタワーの解体が1本でも減れば、少しでも被害が減る。もう一つは、以前述べたが子ども天文台の建設が場所の問題で暗礁に乗り上げている。タワーを残しここを天文台とすれば、歴史と科学が融合したタワーとなる。
旧体育館跡は2028年頃に完成予定の子ども未来館の候補地の一つになっている。是非残してほしい。(写真は解体中の他のタワー)
しかし解体が進む中で近隣住民が奇妙な解体状況に気がつき、私の耳に入れた。特徴となる4本の柱のうち一本に解体の気配が見えない。そこで今日解体担当課に1本の柱は残すのかと聞いたら、そのような指示は受けていないという返事。
1本の柱をメモリアルタワーとして残してほしい。理由は二つ。一つは今解体の騒音や振動、そして粉塵に近隣住民は耐えてはいるが、基礎の深いタワーの解体が1本でも減れば、少しでも被害が減る。もう一つは、以前述べたが子ども天文台の建設が場所の問題で暗礁に乗り上げている。タワーを残しここを天文台とすれば、歴史と科学が融合したタワーとなる。
旧体育館跡は2028年頃に完成予定の子ども未来館の候補地の一つになっている。是非残してほしい。(写真は解体中の他のタワー)