ユニバーサル開発設計事務所のブログ

自動車業界における開発、設計、原価低減、品質信頼性向上を対象とした開発設計業務を行っております。代表三谷のブログです。

エ! まさか、本当?

2010-04-20 20:29:58 | Weblog
 某一流企業のある事業所の話だが、「危険だから、カッターを使ってはだめです。どうしても使うときは、手袋をしなさい」だそうだ。

 私は自分の耳を疑った。小学校の話なら、まだ理解できる。しかし分別のある大人に対する指示だ。なんでも、手を切ったらすぐ、診療所に行く。そうすると、労災なるものが待っている。それならカッターを使うなといっておけば、使って怪我をしても、それは会社の責任ではないという短絡的な思考での指示だろうか。

 子どもを危険から遠ざけようとする動きは、もう40年位前から学校などを中心に起こった。それは保護者がうるさいからである。喧嘩をして相手に怪我をさせたり、自分が怪我をしたりは、私の子どもの頃はしばしばあった。今でも、当時の傷が残っている。ターザンの真似をして、落ちて怪我をしたりと、いろいろあった。

 だけど、大人にまで、こんな指示が出るようになると、人はそのうち生きていけなくなるのではないだろうか。まさにクレージーだ。どこかが狂っている。
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ぐつの悪い話

2010-04-15 18:50:56 | Weblog
 先日、知り合いの息子さんが、会社の私を訪ねてこられた。初めての顔合わせだったが、かなり興が乗り1時間以上も話した。話の中で、この人の上司Aさんの話になり、Aさんが私をよく知っていると言われたそうだ。申し訳ないけど、どうしても私はAさんを思い出せない。次回,Aさんも私に会いたいといわれているので、そのときには多分思い出すだろう。

 実は今日、デパートの中を歩いていたら、30代の女性がニコニコして、「こんにちわ」と挨拶された。多分私が怪訝な顔をしたのだろう、「三谷さんですね。Bです。いつもお世話になっております」と言われた。「ああ」と一瞬答えて、私も会釈したが、Bさんが思い出せない。う~ん? 車を運転しながら、顔と名前を思い出そうとするが、結局思い出せない。
 私はいろんな部門に属し、いろんな活動をしているので多くの人と交流があるが、あれだけにこやかに親しそうに声をかけられるのだから、Bさんは私をよく知っているようだ。女性の場合、化粧や服装で変わってしまうので、ひょっとすると会っているときは制服とか、ユニホームかもしれない。Bさんと言うのは、自分の名前でなく、お店の名前かもしれない。

 いずれにしても、私の視力が弱くなり人の識別能力が落ちているのに加えて、記憶力も落ちている。しかし、知り合う人の数は逆にどんどん増えている。いろんなとこで、講演などもしているので、聞いている人は、すごく私のことを親しく感じてくれているのかもしれない。

 相手に不愉快な思いをさせないで、思い出すいい方法はないものだろうか。
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夢は叶う?

2010-04-06 21:47:02 | Weblog
 私はいつの頃からか、家の前の土手を犬をつれて散歩しながら、私の家の後ろの山に梅ノ木を植えると、初春の頃、山一面に梅の花が咲き、美しいだろうなと言う思いを抱くようになった。費用の面などで到底不可能だが、その夢は60歳を過ぎた今でも消えることなく気持ちの中に残っていた。
 私のこの夢は、もう少し具体化してきて、私達の先祖が眠るお寺もこの山に包まれている。このお寺を墓地公園にして、お寺の周囲の山に梅を植えられたらと言う思いに進化していった。
 このお寺の住職や総代の一人に、私のこの墓地公園化の夢を話すのだが、あまりいい返事はもらえなかった。
 ところが、きは熟すものである。数ヶ月前この総代のほうから、お寺の周囲の山すそに桜の木を植えたいので協力して欲しいとの話しがあり、私は二つ返事で了解した。
 お寺のほうで、山のすそを刈ってくれて、10本ほどの桜を植えてくれた。これから機会があるたびに増やしていくと言う。今回は住職が変わったことを記念しての植樹とした。
 後数年すると今の時期、土手いや町の中心から西側に淡いピンク色のソメイヨシノが満開に咲き誇るのを見ることができるだろう。
 墓地公園まではまだ道のりは遠いが、私が抱いていた夢が少し叶った。(桜の木の植林中の写真)
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「成り代わり投票」の仕組みに思う

2010-04-03 09:33:36 | Weblog
 若林元農相議員の成り代わり投票を各マスコミは連日大きく取り上げている。大臣まで経験した国会議員がこんなことをと、絶好のニュース対象である。代理投票、議会史に汚点…若林元農相議員辞職(読売) 参院改革の象徴汚す(朝日)等などである。

 しかし、「国会議員というのはこの程度ですよ。昔のように『井戸、塀議員』を期待してはだめです」と言うと、怒られるだろうか。2世、3世の議員が増えて、国のため、国民のためと言う人は、議員になれなくなっている。だからあまり目くじらを立てる必要はないのではないかと思う。今回の「魔がさした」は当然の結果ではないか。

 我々のように製造メーカに長く勤めた人は、製品設計や製造について、誰でも間違いなく組み立てられるような配慮をする。逆に言えば、間違いにくい、品質を落とさないような工夫や仕組みを設計やラインに入れていく。よく言う「ポカよけ」などもそのひとつだ。「人は間違う」と言うのが、基本である。

 国会議員も人である。だから間違うこともある。むしろ普通の人より忙しい(はず)ので、間違いも多いかと思う。

 ニュースを読んだり聞いていて、不思議に思ったのは、本人が着席して「氏名標」を立て、押しボタンのスイッチが入るようだが、会議に出席して、何かの用事で退席するときには、この標は倒さないのと言うこと。倒していれば、わざわざこれを立ててまで、隣のボタンは押さないだろう。国会議員は人格的にも特別の人だという考えはやめ、我々と同じ間違いやすい人間だと言う次元で、国会の機構も作って欲しい。
 まあこれは氷山の一角だろうから、今後は、座ったことを検知するセンサをつけ、これにより、標を立てるほうがいい。こうすれば、こんなくだらないことに時間を取らなくて済むと思う。

 ついでに言わせていただくと、そのセンサに居眠り検知もつけて、居眠り(異状)をしたら赤ランプを回すようにしたらいい。

 トヨタの品質問題が世界中で大きく取り上げられているが、国会(議員)の品質はトヨタに比べられないくらい悪いのでは? 日本丸はそのうち、水(海外)が入ってきて沈没するかも。
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