某一流企業のある事業所の話だが、「危険だから、カッターを使ってはだめです。どうしても使うときは、手袋をしなさい」だそうだ。
私は自分の耳を疑った。小学校の話なら、まだ理解できる。しかし分別のある大人に対する指示だ。なんでも、手を切ったらすぐ、診療所に行く。そうすると、労災なるものが待っている。それならカッターを使うなといっておけば、使って怪我をしても、それは会社の責任ではないという短絡的な思考での指示だろうか。
子どもを危険から遠ざけようとする動きは、もう40年位前から学校などを中心に起こった。それは保護者がうるさいからである。喧嘩をして相手に怪我をさせたり、自分が怪我をしたりは、私の子どもの頃はしばしばあった。今でも、当時の傷が残っている。ターザンの真似をして、落ちて怪我をしたりと、いろいろあった。
だけど、大人にまで、こんな指示が出るようになると、人はそのうち生きていけなくなるのではないだろうか。まさにクレージーだ。どこかが狂っている。
私は自分の耳を疑った。小学校の話なら、まだ理解できる。しかし分別のある大人に対する指示だ。なんでも、手を切ったらすぐ、診療所に行く。そうすると、労災なるものが待っている。それならカッターを使うなといっておけば、使って怪我をしても、それは会社の責任ではないという短絡的な思考での指示だろうか。
子どもを危険から遠ざけようとする動きは、もう40年位前から学校などを中心に起こった。それは保護者がうるさいからである。喧嘩をして相手に怪我をさせたり、自分が怪我をしたりは、私の子どもの頃はしばしばあった。今でも、当時の傷が残っている。ターザンの真似をして、落ちて怪我をしたりと、いろいろあった。
だけど、大人にまで、こんな指示が出るようになると、人はそのうち生きていけなくなるのではないだろうか。まさにクレージーだ。どこかが狂っている。