法音寺で柴燈護摩開催

今日、私の先祖の墓がある法音寺で、「柴燈護摩（さいとうごま）」がはじめて実施されました(写真)。法音寺は、福山市にある高野山派真言宗のお寺で、多くの檀家を抱える。柴燈護摩とは屋外で薪を井桁に組んで、ヒノキやヒバの葉で覆った護摩壇を築き、護摩木に願い事を書き一緒に燃やして、成就を祈願する真言密教の行事です。
私がお世話している「明王院を愛する会」の中道山明王院では歴史のある柴燈護摩に併せ、燃えた護摩壇の上を山伏が素足で歩く愛宕さんの火渡り神事がある。
寺離れ、墓離れが進む現在、お寺としても新しい試みで、檀家を引きつける魅力的な寺へと変身しなければならない。そういった思いがこの企画にもあったのかもしれない。

大勢拝観いただきありがとうございました

前回ご連絡しました明王院の国宝五重塔や本堂など建造物の公開に、大変多くの方に来て頂きました。7年前に「明王院を愛する会」を立ち上げて以来3番目の記録でした。拝観頂いた方にはお礼を申し上げ、一年後にはまた公開しますので、よろしくお願いします。次は来年の4月に徳川家光の位牌の公開をします。写真は本堂の前に並んで順番を待つ人たち。

お待たせしました。国宝明王院建造物の公開です

年に一度一日公開している明王院(広島県福山市)にある国宝五重塔の初重(1階)と国宝本堂の外陣からの拝観(ご本尊の重文十一面観音の厨子開扉は令和6年)をこの週の土曜日(11月16日)に行います。少しモミジの色づきが今年は遅れていますが、ぜひ足を運んでください。詳細はチラシをご覧ください。

歩きながら学ぶ

今日法事が岡山であり、帰路、家内の勧めで、岡山市北部(旧小田県)の近水園（おみずえん）を訪ねた。旧足守藩（25000石）に関する知見が得られたのはありがたかったが、近くにある岡山市立の足守小学校(明治6年設立)の校庭にあった像(写真)に目が行った。ご存知、二宮金次郎だが、いまだに校庭に残っていたのに驚いた。校庭の中に入れないので説明板は読めなかったが。今、バックパックを背負い、スマホを読みながら歩く人は多い。読んでいる内容が二宮金次郎と同じなら、日本の将来は明るいが････。