『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

蛙の面に小便の『スマホ族』

2018年01月30日 | Weblog

帰りの電車の中。
上り電車だと言うのに、混んでいて座れない。
混んでいても、殆どの人は片手にスマホを持って凝視している。
僕はこういう人たちを『スマホ族』と呼んでいる。
僕の目の前に立っている『スマホ族』も、スマホを見ながら
仕切りに指を動かしている・・・・メールかラインだろうか?

そう云う時の手の位置って、自分の目の前に持ってくるから
丁度、僕の鼻先にスマホが向けられているような体制になる。
目の前に物を突き付けられ続けるのは、どんな人でも嫌なんじゃないかなぁ?
ハッキリ言って、ぶん殴ってやろうかと思うほど、気分が悪い。
そういう事に、気が付かないのだろうか?

そして終点の新宿に到着。
電車のドアが開く瞬間も、やっぱりスマホを見ながら・・・・
よく見ると、反対側のドアの方に向かって白い杖を持った男性がいた。

ドアが開いた途端に『スマホ族』が、その男性を押しのけるように
一斉に出口に向かって動き出す。
前を見ないで歩きスマホで、他人とぶつかっても気にしない・・・・
よく見ると、そういう行動をするのは女性の方が多いのですよ。

それを見て、危ないなと思ったので『こら!』と脅かしたのだけれど
自分の事じゃないと思っているのか?
いわゆる『蛙の面に小便・・・』の『スマホ族』。

白い杖の男性が戸惑っていたので、『僕につかまって』と声をかけた。
そして行先を聞くと、京王線からJR山手線に乗り換えて高田馬場まで行きたいと言う。
『じゃぁ、僕と同じホームだから一緒に行きましょう』
と言って、エスコートしてあげることになった。

途中、階段の下りでも後ろから押すような人がいる。
以前にも書いた事があるけれど、新宿と言う場所は人の流れが殺人的。
我先に進もうとする人間や、スマホ片手に前を見ないで歩く人間が沢山。
皆、早歩きで健常者の僕でさえ、新宿のラッシュ時は本当に怖い。

『ここから階段の下りです』とか、状況を教えながらやっと山手線に辿り着いた。
電車の乗車待ちの列に並んだところで、
『ここからは慣れているので大丈夫です。ありがとうございました』
と言われて、僕は向かいの総武線に乗った。

世の中にスマホが登場して、交通事故やトラブルが増えた。
加速度センサーやGPSで、停止して居ないと使えなく出来ないものか?
便利すぎる世の中は、人間の心がどんどん荒んで行く気がする。
電車の中や、車での移動中に本当に必要なの?
20年前は、携帯電話すら持っていなかった時代でも、全く問題が無かった。

今日は親切の押し売りかも知れないけれど『ありがとう』と言われて
何だか凄くいい気分になった。
『ありがとう』と言われて、気分が悪くなる人は居ないでしょうからね。

コメント
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