『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

年度末

2015年03月31日 | Weblog

あっという間に年度末。
ついこの間、正月を迎えた気がしてたけど早いなぁ・・・・

まぁ、会社に居ても時間を潰すだけの毎日だから仕方が無い。

今日は午前中に本社へ出向き常務の居室へお邪魔して来た。
殺風景な居室に、テラリウムを作って持って行ったんだけど
それも枯れてしまったので、今日は代わりに多肉植物を植えた
小さな鉢植えを持って行って差し上げた。

その前に会社の経営戦略室に居るMに遭遇し、喫煙所で雑談。
僕の今の状況を訊かれ『ラ・フランスだよ』と答えたら笑ってたけど
経営戦略室でも子会社の問題が話題になっていて、色々画策しているみたい。

今年の年度末は、今までとは違って何の気持ちも湧いてこない。
少なくとも去年は、今と同じ仕事が無い状態だったけれども
『次の1年は何か変わるだろう…』という期待みたいなものがあった。
勿論、それ以前は次の年の目標みたいなものを考えて、
それまでの仕事を振り返ったり・・・・・

それが今年は何の気持ちも湧いてこない。
今の会社自体に、もう気持ちが無いんだなぁ・・・・と思う。

昨日、社長が僕の席までわざわざ足を運んで来てくれて
『定年後の事はもう決めたのか?』と、訊かれた。
僕は『考えては居るんですが、まだ具体的な事はなにも・・・・』と応えた。
社長にはずっと気にかけて頂いているので、申し訳ないのだが、
2年間も仕事から干され、精神的におかしくなってカウンセリングを
受けなければならないような部署に残る気持ちは全くない。

明日から新年度。
もう今までみたいな『新たな気持ちで』なんて事も無いでしょう。
やる事は『会社に来る日は、残り何日』というカウントダウン。

今の計画では9月末まで休暇を使いながら次の仕事の為に過ごして、
10月からは残った休暇で定年退職の日まで3カ月の休みを取るつもり。
希望と言えば、その日が来ること。
あと半年、辛抱できるかなぁ?

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『オーラ』

2015年03月30日 | Weblog

言いたくは無いけれど、何処にでも品の無い人って居る。
じゃぁ、僕は品が有るのか?と聞かれたら、どうなのかは判らない。
そもそも、品格なんてものは自覚症状が有るものでは無く、
自然と醸し出されるものなのだろうと思う。

幸いな事に、僕のプライベートな仲間は品の無い人間は皆無。
そう云う人間と付き合わない様にしている訳ではないけれど、
周りを見回しても、不思議なくらい僕の周りにはそう云う人は見当たらない。

音楽の仲間は、相方Charlieを筆頭に育ちの良い人格者が多い。
赤坂の飲んだくれのクソオヤジ(なんと品の無い言葉)も、
人格者で、社会人として、むしろ尊敬して居るくらい。

劇団に至っては、その極めつけかも知れない。
いつも話に出て来るオジサン軍団は、学歴、職歴だけ取っても一流の方揃い。
そんな人の中に居るものだから、たまに
『俺だけ品の無い人間なのかも?・・・・・』なんて思う事が有る。

会社のサッカー仲間を中心にして作ったサッカーチームにも
『品の無い』連中は存在しないのだ。
生意気な連中だが、何処かでキチンとした一線を引いている。

ところが、会社には驚くほど品の無い人間が居る。
この『品の無さ』って、身なりとか、金が有るとか、言葉遣いでもないのです。
持っている空気って言うのかなぁ・・・・?
上品とか、下品ともちょっと違うんだよなぁ・・・・・。
僕には『オーラ』と言われるものの様な気がします。

『オーラ』には『陽のオーラ』と『陰のオーラ』があって
多分品のある人は『陽のオーラ』の持ち主なんでしょう。
こう云う人と挨拶したり、されただけでも、何だかいい気持ちが残る。
だから、話をしてみたいと思って、僕の場合は躊躇なく話しかける。
そう云うところから始まる付き合いだから『品の無い人』は居ないのかも?

自分の感性というか、直感で
『この人とは これ以上関りあいたくなくなくなぁ』とか
『普段、仲が良くてもチョット距離を置きたいなぁ』などと、
そういう感覚を持つ人は多分『陰のオーラ』を持っているんでしょう。
生理的に受け付けないとかでは無いのだけれど、何処か関わりたくない。

品が無いなぁ・・・・って感じる人は多分、間違い無く
『陰のオーラ』を発している気がします。
でも、これは絶対的な基準や物差しが有るわけじゃない。
そう云う連中の発する『陰のオーラ』は、『陽のオーラ』より強い。

以前に書いた事が有るけれど、陽が差す所には必ず陰が出来るけれど
陽が差して居なくても、うっすらと陰は存在する。
だから、陰湿、陰険と言った陰の力には勝てない・・・・と思うのです。

会社に居て、ストレスが溜まるのは、僕の周りにこの2~3年で
『品の無い』連中が急激に増えた事が一因なのだと思う。
一旦『陰のオーラ』を持った人間が傍に来ると一気に増える。
決まって、そう云う連中は何処か『品』が無い。

プライベートに限らず、会社の中でも僕の周りに自然と集まる人間は
『陽のオーラ』を持つ『品のある人』たち。
類は友を呼ぶ・・・・とはこの事なのか?

だとしたら、もしかして僕は『陽のオーラ』を持つ『品のある人』の
端っこに入れて貰えるのかもしれない。
うぷぷ・・・・・なんか、嬉しいなぁ♪

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2日続きのハードスケジュール

2015年03月29日 | Weblog

今日は昨日に続き、サッカーと芝居の稽古が有るハードスケジュール。

とは言え、今日は大事なサッカーの試合。
僕は出場しないけれど、オーナー兼監督として試合の采配のために出かけた。
本当は連覇中の優勝カップを返還するのが目的だったんだけれど、
時間に遅れそうなメンバーが2人居たので、僕は最悪の場合の交代メンバーとして
行ったというのが、真相かな?

最初はいつもの河川敷のグラウンドに行ってしまい、試合もやって居無ければ、
ひと一人居ない。居たのは僕に口頭で会場を教えられたYMD君一人。
本当の会場となっている10分ほど離れた陸上競技場まで、大急ぎで移動。
今日はキックオフにギリギリになる二人と、僕を除くと11人丁度。

考える事無く、先発メンバーを記入して協会に提出・・・・・
そうしたらGKをやる人間が、今はGK用として使っている白い予備のユニフォームを忘れて、
予備のユニフォームがある番号のユニフォームと交換させたり、
助っ人用のユニフォームも受け取り忘れて、結局僕の『背番号10』を着せる事にした。
この時点で、僕の出場は無くなっちゃった。

そして試合開始直前に、残りの2人が遅れてきた。これで一安心。
と思いきや、また一人ボケかまして、ユニフォームを自宅に置いてきたらしく
家が近いので、子供に届けさせるなどと抜かしてる。

それで急遽、先発メンバーの変更を協会に申し出る。
試合前にメンバーの名前と背番号を提出してるので、面倒なのです。
でも、今日は壮年大会という、交代自由で再出場可能と言った、
緩いルールの大会なので、事なきを得ましたが、こう云う時は嫌な予感が走る。

試合は案の定、いつも通りのサッカーが出来ずチグハグ。
前半に、ほぼ自殺点と言える点を相手に与えてしまい、1点ビハインドで前半終了。
後半は、ボールの回し方やポジションニングの指示を出して開始。
やっと落ち着いてボールが回るようになり、それによる疲労で相手の足が止まる。
『相手が落ちてから攻める』というサッカーで何とか逆転して準決勝進出を決めた。

試合後は高速を飛ばして、3時までに浦安へ行く予定だった。
ところが今日は高速道路が大渋滞。
途中で居りようにも降りられず、結局インターチェンジまで1時間半かかって
一旦帰宅して、電車で向かう事になってしまった。

浦安に到着したのは夕方4時半。
今日は石崎先生が芝居を見ながらの歌唱指導をしてくださった。
そして夕方から2幕の稽古。
今日は台詞を全部覚えて行ったから、大きな問題は無かった。

最近の石崎先生は役作りや芝居の内容を踏まえて『唄』をどう唄うか?
今までは先生の『魔法』にかかって、その気になって居たんだけれど
今年はその『魔法』を使わず、我々に色々と要求する事が増えた。
要は、今まではある形にハマれば良しとしていた歌唱指導のグレードを
ちょっと上げて、我々に対する要求がちょっと高くなった感じがする。

でも、逆に芝居の台詞と、唄の線引きがどんどん無くなっている気がする。
僕らが少しレベルアップしたと言う事なのだと、思うようにします(笑)

来週もサッカーの試合が有るんだよなぁ・・・・
去年と違って、人工芝のグラウンドなので、雨が降っても中止にならないから
割り切って遅れて夕方から参加する事にします。

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『血筋』

2015年03月28日 | Weblog

母方の祖母の13回忌で、今日は久しぶりに兄弟と集まりました。

法事は1時からで、12時半に現地集合。
僕は朝のうちに、精神科のカウンセリングを受けてから出かける事にした。
カウンセリングは、色々と話をして先生の分析を話して頂いた。

先生の話で、僕は怒りのエネルギーを外に出さないようにしているうちに、
その怒りのパワーを自分に向けてしまっているとの事。
何でも自分が悪いんだと考える癖があって、それが高じて精神的な
ストレスが貯まって、不眠症や高血圧を引き起こしている・・・・らしい。

でも、今日でカウンセリングは一旦終了。
一つ病院通いから卒業しました。

病院から戻って、急ぎ三鷹へ家族を迎えに行って、11時に出発。
中央高速を使って日の出インタ―で降りると、西多摩霊園はすぐそば。
それでもこの日は、思いの外、高速道路が渋滞して居て到着したのが
12時半ギリギリ。
法要の手続きをして、1時まで弟や従兄弟夫婦と雑談。

兄貴一家は埼玉の越谷から高速道路の東京外環出来る予定だったのに、
渋滞に巻き込まれて、なおかつ高速を降りた後の道の選択をミスして
結局、法要には間に合わず、お坊さんが去った後に焼香だけ・・・・
まぁ、仕方が無いとは言え、本来は兄貴が施主なのに・・・・と思ったり。

墓参りは、オヤジお袋の墓と向かい合った場所にあるので、
ついでと言っては何だが、いつも2か所を一緒に墓参り出来る。
この間、一人で来たのは夏だったか?
その時以来、墓参りもどんどん遠のいてしまっている気がする。

法事の後は、今や定番となりつつある料亭『燈々庵』http://www.toutouan.net/about.html
で、ちょっと大人向けの和食による精進落しと言うより、会食。
子供たちが大きくなったので、多少の好き嫌いがあっても構わず頼めるようになった。

兄弟でいろんな話をしているうちに、僕の忘れ物癖が話題になった。
所がどうやら兄貴も同じように財布をしょっちゅう無くして居るらしいし、
弟も程度の差はあれ、そう云った傾向が有るらしい。
従兄弟は、忘れても無くす事は無いらしい。
と言う事は、この忘れ物癖は『血筋』なのだと結論。
嫁さん達からすれば、迷惑な話だろうけれど、そうだから仕方が無い・・・・

そんな事を話している矢先、会計を終えた後に用意してあった手土産を
食事した場所に置いたままにしてしまい、お店の方が持って来て
帰りがけに皆に配って貰ったり・・・・・

極めつけは今日の主役『お婆ちゃんの位牌』まで、置き忘れていて
危うく帰ってしまうところだった。
『まっ、こんな事もあるさ・・・・』という僕の言葉に皆は呆れていたけど、
会食の最中に『血筋』だと言う話が出て居た事もあって、
『仕方が無いな・・・・』と諦め顔。

現地で解散して、帰宅後は稽古に行こうかと思ったけど、急いで行っても
すぐに終わってしまいそうなので、今日は家族サービスに切り替えた。
でもお腹が空いていないので、夜8時過ぎまで時間を潰して、
食べる量をコントロールできる『回転寿司』に行ってきた。

隣の席に居た1歳の女の子がこっちを向いているので、娘たちは大喜び。
嫁さんと二人『こんな時期もあったなぁ・・・・』と思ったり、
その親御さんには『そのうちこんなになっちゃいますよ』
と娘たちを指したら、大笑い。何だか心が癒された時間になりました。

一日中、家族と過ごしたのは久しぶりの事でした。

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今日は午後半休

2015年03月27日 | Weblog

今日は午後から半日有給休暇を取って、病院の梯子。

最初に行ったのは、阿佐ヶ谷に有る『河北病院』の整形リハビリセンター。
この病院は、お袋が両足に人工関節を入れた時の病院で、
歴史も古く、僕自身も何回か世話になっているので馴染みが有る。
豊富な経験と、スタッフが沢山居てリハビリの指導をしてくれる上に、
機能回復などのリハビリセンターも別の場所にあって、杉並では有名です。

お袋の時もそうでしたが、リハビリの訓練が凄く上手い。
そして、ある程度無理をさせて、体自体に機能回復しようとする力を
引き出すような訓練もしていて、実際に僕のお袋は両膝の手術後に
1か月もしない間に退院して、一人で歩くようになった。

で、僕のリハビリは、2月のサッカーで『右肩今日は午後から半日有給休暇を取って、病院の梯子。

最初に行ったのは、阿佐ヶ谷に有る『河北病院』の整形リハビリセンター。
この病院は、お袋が両足に人工関節を入れた時の病院で、
歴史も古く、僕自身も何回か世話になっているので馴染みが有る。
豊富な経験と、スタッフが沢山居てリハビリの指導をしてくれる上に、
機能回復などのリハビリセンターも別の場所にあって、杉並では有名です。

お袋の時もそうでしたが、リハビリの訓練が凄く上手い。
そして、ある程度無理をさせて、体自体に機能回復しようとする力を
引き出すような訓練もしていて、実際に僕のお袋は両膝の手術後に
1か月もしない間に退院して、一人で歩くようになった。

で、僕のリハビリは、2月のサッカーで『右肩腱板(かたけんばん)の部分断裂』
をやってしまい、痛めた右肩のリハビリ。
『機能回復の兆候が見れなければ手術』と言われているから
生まれてから、手術どころか縫った事すら無い僕としては必至です。
とにかく、僕は『手術』と聞くだけで、鳥肌が立つほど気弱ですからね。
輪ゴムを切った物を肩幅に両手で広げて行く単純な運動。

でも、2週間の自主トレでだいぶ良くなっていました。
手を上げる動作はゆっくりなら上がる様になった。
ただ、下げる時はやっぱりまだ痛みが走る。』
をやってしまい、痛めた右肩のリハビリ。
『機能回復の兆候が見れなければ手術』と言われているから
生まれてから、手術どころか縫った事すら無い僕としては必至です。
とにかく、僕は『手術』と聞くだけで、鳥肌が立つほど気弱ですからね。

輪ゴムを切った物を肩幅に両手で広げて行く単純な運動。
肩の骨と件を支えるインナ―マッスルを鍛えることで、
でも、2週間の自主トレでだいぶ良くなっていました。
手を上げる動作はゆっくりなら上がる様になった。
ただ、下げる時はやっぱりまだ痛みが走る。
ここでのリハビリは1時間ほどで終了。

その後は荻窪に戻って、秘密基地の近くにあるクリニックで首のリハビリ。
実は、僕にとって肩腱板の部分断裂よりも、こっちの方が重要。
首の症状は頚椎後縦靭帯骨化症という難病に指定されている病気の影響。
http://blog.goo.ne.jp/ug_d35_sky-gray/e/97ce78135a2b31c14eac7890cbbfa60d

こちらはマッサージと電気治療で約1時間。
地元のクリニックで、祖父の時代から通っている長い付き合いなので、
先生にも気兼ねなく色んな事を訊けるから、通い易い。

あれやこれやで夕方5時。
ついでに床屋にも行って、土日に出来ない事を済ませちゃった。
髪の毛はかなり切ったかな?
髪の毛って数十グラムしかないのに、切ると頭が凄く軽くなる。
久しぶりにサッパリしました。

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『一事が万事』

2015年03月26日 | Weblog

一事が万事とは、一つの小さなことに見られる傾向が、
他のすべてのことに現れるということ。
一つのことを見れば、他のすべてのことが推測できるという諺。
些細な事で芳しくない一面を見せられた人が、その人に対して
万事が同じ調子だろうから、他の場合も悪いはずだ・・・・
と、推測する場合に使われる。
あまり良い事の表現には使われない言葉ですね。

サッカー部のメンバーにも良く話す事に、
『仕事ぶりを見れば、どんなサッカーをやるか?想像がつく』
 逆に、サッカーを見れば、仕事も想像がつく』
があります。
今まで会社のサッカー部で30年間、この間にキャプテンが6人。
去年、1試合だけ若手チームの人数不足で借り出されたから、
自分の子供の世代の連中と一緒にサッカーをやった事になる。

それくらい、サッカーを通じて会社の色々な人間を見てきたが
この僕の持論は、殆ど間違っていない。

今日は例によって『針のむしろ』である、グループ内の打ち合わせ。
相変わらず進捗をこの打ち合わせで確認するような無駄な時間。
なんせ、僕は完全に無視され、意図的に仕事から外されている。
仕事の担当者一覧表みたいなものを、その都度掲示するんだけれど、
パート社員や期限付きの派遣社員の名前まで書いてあるのに、
僕の名前は、何処にもない。
仕事を与えていないのだから当たり前ですが、こういった行為が
僕に対するパワハラの証拠になる事にも、気がついてないみたい(笑)

で、今日はクレーム処理の話になって、ある回路のICが破損すると言う
クレームについて報告が有ったんだけれど、それに対して
『部品交換して治った』で終わらせてしまった。
それに対して、『故障原因を設計として検証しないのか?』
と、あろう事に派遣社員の人から指摘を受けてしまった。
それに対して、グループ長は無言でスルー・・・・・。
要は、アナログが判らないから、触れたくないのでしょう。

僕は経験的にICの使い方が悪いなと思ったけど、敢えてその場で
それについて語ろうとは思わなかった。
会議が終わってから弟子を呼んで、説明したけれどね。

もう一つは、無知から来る高圧回路の設計ミス。
それも、会議の場所でカタログ開いて見せてるけど、設計の不具合が
何処にあるのかも気がついていない。
流石に、これだけはコメントしましたけど・・・・・
これも弟子に『お前が関わって居て何でこんな事になるんだ!』
と言ったら、弟子の知らない所でやられている仕事だそうで、絶句。

その他に、若手から来週から始まる新年度の組織について質問。
『まだ、何も聞いていない』という返事に、皆が驚きの顔をする。
そんな訳ないじゃない・・・・・って、誰でも思うよね。
ましてや、4月から新しいメンバーが一人来る。
その子をどの場所に座らせるのか?すら決めていないみたい。

このリーダー、まさに一事が万事。
計画性が無く、行きあたりばったりの対応でやって居る。
だから、部下の若手はいい加減うんざりしている様子。

こんな組織運営を見ていると、1902年(明治35年1月)に日本陸軍第8師団の
歩兵第5連隊が雪中行軍の途中で遭難した、八甲田雪中行軍遭難事件を連想する。
部隊が無謀な上官の判断ミスによる訓練で全滅するという、阿呆な事故の原因は
気象条件、稚拙な装備、指揮系統の混乱、極端な情報不足、認識不足とされているが
これだって、やっぱり『一事が万事』

若い連中が、全滅という憂き目に遭遇しない事を祈るばかりです。

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悩める若者

2015年03月25日 | Weblog

会社のデスクの隣は、隣に座って居た若者が辞めてしまった関係で
ここ3カ月ほど、空き席になって居た。
今度の4月に製造部署で1年の研修を終えた新人が、僕のグループに来るらしいので
多分その子が座るんだろうと思っていたのだが、
いつの間にかデスクの下にサーバー用のコンピューターが2台置かれ
デスクの上もパソコンのキーボードと、ディスプレイが置いて有り、
どう見ても「物置」の様な座席になっている。

ところが、今週の月曜日から『元弟子』が座って居る。
なんでも、自分のデスクに有るパソコンが故障したらしく、
一時的にサーバーコンピュータで仕事をしているみたいだ。

折しも、今日はグループ長が休暇で居ない。
所謂、『鬼の居ぬ間に』ではないが、弟子も傍目を気にせず、
僕と会話が出来る一日だった。

僕が仕事を干されて、早いものでもう2年半になる。
不眠症に悩まされ、高血圧に苛まれながらも、あっという間に2年が過ぎた。

弟子が本社から来た阿呆と、うちの『阿呆部長』が打ち合わせして
居るところに呼ばれ、何やらため息混じりに戻ってきた。
その打ち合わせは、僕のすぐ後ろでやって居るから話の内容が筒抜け。

細かい内容は書けませんが、弟子がタメ息をついていたのは、
かつて僕が計画を立てて、弟子の手で作らせようとしていた高圧電源を、
本社に作って貰う事になったのに加え、その作らせる電源の仕様も
判って居ないで、ただ作らせる方向に進んでいる事に対してです。

僕は弟子にいつも『自分はどんな物を作るのか?それを知る事が最初の仕事』
と言い続けていた。いわゆる『仕様書』を書くことです。

ところが、休んでいるグループ長と『阿呆部長』に、本社の阿呆が加わり、
何も判って居ない連中が、どんな物だか判らない物を作らせている。
請け負った本社の阿呆も、実は何も知らないで判る所だけ作って居る。
とても、『プロ』のやる仕事じゃない。

僕が弟子に与えたテーマを、後釜のグループ長がきちんとやらせて居れば、
今頃は間違い無く、その電源は完成して居たのに・・・・・
これは弟子が思っている事であり、タメ息の原因でもあるのです。

弟子は更に僕にぼやきました。
『これからはデジタルの時代。アナログなんてやって居ればそのうち覚える』
と言われ、
僕の下でやっていた頃に『アナログは基礎の積み重ね』と言う事を
身を持って感じていた弟子にとっては、やる気が無くなる事だったようです。

さて、どうしたものか?・・・・・僕は2つの選択肢を挙げ、こうアドバイスしました。
☆自分の身を守る(会社で敵を作らない生き方)
(1)上司の言いなりに動いて、上手く行かない責任も上司の責任と割り切る。
(2)村社会(子会社)の風習に逆らわず、都会(本社)の真似をしない
(3)スキルアップより、会社で上手くやって行く道を選ぶ

☆自分の能力を上げる(孤高の設計者を目指す)
(1)自分の意見をきちんと言う(技術的な議論をする)
(2)自分のやりたい事をやる時間を作る
(3)楽な方法を選ばない

まぁ、僕はもう元弟子の面倒は立場的に看る事が出来ません。
なんせ、派遣社員以下の扱いを受けてますからね。
あとは元弟子本人が、どれだけ自分の事を考えているか?・・・・でしょう。

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今日は何だか幸せな気分

2015年03月24日 | Weblog

今日は、会社でちょっと良い気分になる事が有りました。

相変わらず会社に行ってもやる事が無く、暇を潰しながらメールで
週末のサッカーの試合の参加メンバーのチェックをしていました。

10時の休憩時間の直前に、そのメンバーの一人から『教えてください』という件名で
メールが飛び込んできた。
『どうせ奴からのメール、くだらないサッカーのネタだろう』
と、喫煙所で一服して戻ってきた。

改めてメールを開くと、サッカーネタでは無く仕事の相談だった。
『耐高圧で微妙な部分があって、先に擬似モデルを制作して放電テストをすることになってます。
微小な放電はモニターには現れず、画像にノイズとして現れる輝線で判断しています。
(中略)
結局今の評価方法で、放電テストしても結局ダメってな事になりそうです。
で、相談なのですが、高圧電源の変動を測定する時の様な仕組みを準備して
この放電を検知できますかねぇ。何かドバイスありますか?』

メールでは形状や、今までの経緯が判らないので電話をしてみたのだが、
どうにもイメージが湧かない・・・・と言う訳で、
『どうせデスクに居なくても気にしちゃいないし、俺も暇だからそっちに行く』
と言って、自転車で本社まで一走りして行きました。
『道具を持ってくればそのまま、昼からサッカー出来ますよ…』
言われなくても、しっかり道具を抱えて行きました。

行ってみて、話を聞いてやろうとしている事がやっと判った。
そして、彼らが考えている事は目的とは違った事を考えていると指摘。
高電圧に関する、形状の説明や設計的なアドバイスはちょこっとだけして、
質問が有った放電の検出方法について、アドバイスをした。

ところが、その検出に使えそうな検出回路に詳しい人間が居ない。
組織票を見ても、詳しそうな人間が見当たらない。
考えてみれば、僕が25年前にその回路を必死になって設計して居た。
そして後釜が来て、それよりもっと性能の良い回路を設計したのだが、
僕も彼も、組織を飛び出してしまい、結局、白紙から設計できる人間が
部署の中に育たないまま、今まで来てしまったようだ。

取り敢えず、そんなアドバイスをした後は、昼休みまで時間つぶし。

フロアを歩いていたら、お師匠さんの顔が見えた。
超高圧電子顕微鏡の設計をした時に、僕を育ててくれた恩師です。
その隣には、その顕微鏡を使って卒論を書き、今では恩師の後釜になって
立派に仕事をしているO君が居た。

今の納入先は順調に進んでいるらしく
『なあんだ、俺の出番はまだ来ないのか?』と聞いたら
『来て頂いたら、皆が仕事になりません』と答えが返ってきた。
『そんな事無いよ。俺は何でも文句言わずにやるよ』と言ったら
『いや貴方が来るだけで、皆ビビって動けなくなるんです』と言う。
『そんなに威圧感あるのかなぁ・・・・一人で出来る人足仕事とかが有るじゃない』と僕。

O君が言うには、今のスタッフの平均年齢は30代後半。
それもお師匠さんと、僕と同い年の組立の人間を入れての話。
二人が抜けると、一気に30代の前半になるほど、世代交代が上手く行ったそうだ。
そして、この装置を今の形に作り直した偉大な設計者として、
僕の名前は若い人の間でも知られているらしい。
『そんな連中の中に、偉大な人が実際に来たら、みんな直立不動になってしまうって事ですよ』
と、お世辞とは言え、嬉しい事を言ってくれる。

そんなやりとりを隣で聞いていたお師匠さんが口を開いた。
『貴方が現場に行くって事は、天皇陛下が来たのと同じなんですよ』
なんて事を真面目な顔をして言う。
お師匠さん曰く
『世代交代のレールを敷いたのも、貴方の功績です。貴方は偉大なのですよ』

お世辞や冗談でも、何だか凄く嬉しかった。
本社には僕をそんな風に見ている人が居るんだ・・・・
そう思っただけで、今日は何だか幸せな気分になった。

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ラムコーク(Rum&Coke)

2015年03月23日 | Weblog

普段は自宅で滅多に酒を呑まないのだけれど、今日は珍しく飲酒。
大好きなラムコークを作って呑んでます。
カクテル用に160ml入りの小さな缶コーラが買い込んであって、
それにマイヤーズ(Myers's:ジャマイカ)のRUM

を20ml。大した量じゃないです。
当然、酔っ払うような量でもない。

風呂から出て、何だか喉が渇いて呑みたくなるときがあるんです。
このほかには角ハイボールかな?それも炭酸水と角瓶が買ってある。
今日はちょっと甘めのが呑みたくなって・・・・

このラムコーク(Rum&Coke)。
実はライブハウスへ行くと必ず飲む、僕の定番飲料。
ライブハウスでは、2回のステージの間に3杯くらい飲む。

このRumと言うお酒。
意外と種類が有るんですよ。まず、色で分けると
ホワイトラム(無色)、ゴールドラム(薄い褐色)、ダークラム(濃い褐色)
風味で分類するとライト、ミディアム、ヘビーと分けられるらしい。

今日のRUMは色が薄い褐色のアルコール度数40%のダーク・ラム。
華やかな風味と芳醇な香り、洋菓子材料との相性の良さから
世界の一流洋菓子店やレストランで愛用されているそうです。
紅茶やコーヒーに、ブランデー代わりに入れたり、
バニラアイスクリームに少量垂らして食べるのも好きですね。
レーズンに混ぜてラムレーズンを作ったり、このお酒は甘いものに合うようです。
 
僕は自宅で酒を飲む習慣が有りません。
酒を飲むのは、もっぱら外で飲む事が殆どです。
でも、たまに風呂から上がって、寝る前に呑みたくなることがある。
決まって、精神的に何処かいつもと違う時。

酒に溺れる事は、絶対にないと思っているけれど、
たまには気分転換が必要だなって思う日があって、
そういう日は、今日のように一人で軽く飲む。

数ある酒の中で、癖が強いほうの部類に入るRUM。
久しぶりに『美味いなぁ』って思いながら、呑んでます。

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劇団ステージドア『通し稽古』

2015年03月22日 | Weblog

今日は何とか通し稽古を終えて、色々と問題点が改善されてきました。
今回の芝居の稽古は、今までに比べると演技に対する座長の注文が多い。
この芝居にかける、座長の思い入れが伝わってきます。

そんな事もあってなのでしょうか?・・・・・・・・
今日は一人ずつ個人面談形式で、一人ひとりの芝居に対する
意見や注文、アドバイスを、座長から伺いました。
こう云う事は劇団に入ってから、初めて。
自分の芝居の演技について、話を聞けるのは嬉しいですね。

そんな事でもそうなのですが、僕の場合は褒められるより、
厳しい意見を、キチンとぶつけて貰える方が好きですね。
そうしないと、自分のレベルは一向に上がらない気がします。
仕事では『こいつは馬鹿だ』とか『何も解ってない』とか
中には、個人的な感情が絡んでいる意見に悩まされたりしましたが、
そう云う事を『こん畜生』と思ってやっているうちに、
いつの間にか出来るようになって、自分のレベルも上がって居た・・・・
という経験の方が多かったですからね。

さて、稽古。
今日は1幕、2幕を通して、途中で色々と問題点がある場所で止めて
返しを行いながら、進みました。
相変わらず、僕がブレーキになってしまう部分もあって、反省しきり。

一番笑ったのは、休憩前の場面。
男性がコーラスで休憩をお客さんに伝えるんだけれど、
この唄がめちゃくちゃ・・・・・
原因は、やっぱり僕・・・・なのかなぁ?
3人でハモる部分を決めて、今までは綺麗にコーラスが決まり上手く行っていた。
ところが、今日はケビンさんが僕の高音パートを唄っちゃった。
その瞬間、僕はケビンさんのパートに移行すれば良かったんだけど、
その上を唄おうとしたものだから、1オクターブで低音パートと重なっちゃう。

たった、4小節のコーラスだから、そんなことを考えているうちに終わり・・・
やり直しする時に確認すれば良かったのに、また同じミス・・・・・
練習不足が露呈した瞬間でした。
でも、音が取れなかったのは、長い音楽経験からも初めてのこと。
ちょっと悔しかったですね。

ケビンさんと夕食を食べに出て、そのことを話したら・・・・
「へっへっへ、今回は真ん中の主旋律なのを忘れてた・・・・すまん!」
と、あっさり自分のミスを認めた。
こういう所が、オジサンたちのいいところですね。
『お前が悪い』だとか言い出すと、きりが無いもの。
僕が唄い出しを担当する最初の音も、ちょっと高かった。
こういう反省が出来るうちは大丈夫だって思ってます。

そういえば、前日に先生からお叱りを受けた、
自信家の人は『風邪』でお休み。あれま・・・・
誰かさんが『風邪かどうかは解らないが・・・・・』なんて余計なことを・・・・
でも、僕も含めて皆が同じように思っていたらしく、小さな笑い声が・・・・
あ~ぁ、何だか可哀想。
でも、自業自得的な部分もあるから、仕方が無いにしても、
こんなことで、どんどん参加しにくくなるだろうし、
稽古の空気も悪くなるのが嫌ですねぇ。

次に出て来た時に、皆で温かく迎え入れてやることが必要ですね。
ただ、それを本人がきちんと解っていないで、いつものような
横柄な態度をとるのでは、元も子もありませんが・・・・・。

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劇団ステージドア『抜き稽古』

2015年03月21日 | Weblog

今日は夕方5時まで、稽古場が狭い視聴覚室なので、人が入りきれない為に
時間をシフトして、場面ごとに分かれての『抜き稽古』になりました。

僕たち男性陣は、2時に集合がかかりました。
男性陣はここへ来て、まだ、台詞が怪しかったり、唄の歌詞や振付を間違えたり、
そんな事がまだ沢山ありますが、芝居の方は少しずつ纏まってきました。

今日の反省。
僕は舞台の袖で、声だけというシーンが有って、正直言って、
その部分はまだ台本を持ってやれる・・・・・そんな甘えが有って、
その部分の台詞を覚えるのは後回しにしていたんだけれど、
やっぱりそれでは駄目でした。

オマケに、」この日は狭い部屋のせいで、暑い上に少々酸欠気味なのか?
途中から頭がのぼせた様になって、台詞が出て来なくなったり、間違ったり、
挙句は台本も読み間違えたりと、僕が稽古の足を引っ張るシーンが多かった。
オジサン軍団のケビンさん、ジェームスさんには申し訳なかった。ごめんなさい!

夕方、その3人で近所の蕎麦屋さんへ行き、早い夕食。
3人でカツ丼を注文して、食べながらいろんな話をしました。
芝居の話は、そこそこに殆どが芝居以外の話。

このお二方、ケビンさんは一橋大学、ジェームスさんは東大出身。
僕の様に、学歴と言う事に無縁な人間からすると、雲の上の存在です。
お二方とも、学歴や会社の経歴など微塵もチラつかせないけれど、
社会人としても一流企業でトップに立たれて居た経歴が有るから、
知識や経験も豊富で、色んな意味で勉強になったりします。

僕が色々と聞いてみると、意外と学校同士のライバル意識や
校風の違いが見え隠れしたり・・・・
二人から学生時代の話に始って、会社時代の話を聞くのが
僕としては楽しみの一つでもあるのです。

そんな二人とは、生きてきた過程が全然違う僕なのだけれど
僕は僕で、お二人の知らない事を沢山しっている。
お互いをリスペクトする部分があって、なおかつ、
懐の深い大先輩たちが僕の様な人間を受け入れてくれる所に
オジサン軍団のチームワークの秘密が有るような気がします。

夕食後は、広いレクリェーションホールで振付のおさらい。
河岡先生による振付の確認と指導を、丁寧にして頂きました。

ところが、中には個人的に練習して来ない人が居る。
そう云う人に限って稽古に遅れてきたり、欠席したりが多い・・・・・
なおかつ『自分は上手い』とか『出来る』なんて思ってるから
休んでいる間に練習をしていないのが、目に見えて判る。
素人の僕でも
『あれ?この間そう云う動きを注意されてたよなぁ・・・・』
なんて、思いながら見ていたんだけれど・・・・・

ついに先生がきつい一言。
先生にしては珍しく厳しい言葉で、その人に注意する。
僕が知って居る限り、今までそう云う厳しい口調で話される事は無かった。
とても、ここに書けるような内容ではありません。御想像にお任せします!

でも、僕は先生の芝居に対する思いが凄く伝わってきたし、
我々の稽古に取り組む態度を、キチンと見抜いているし、先生の言葉は
僕がいつも思っている『上手い下手じゃないんだ』という事と同じだったから
注意された人を庇う気持ちは起きなかったですね。

『下手でも努力して来た事が見える人には文句を言わない』
という先生の言葉は、とても共感する部分が有りました。

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悩んだ1週間

2015年03月20日 | Weblog

今週は、ちょっと考えることが多かった一週間でした。

実は、去年の暮れに『異動』を申し出ていた。
僕にすれば『異動』ではなく、『出向解除』。

今の部署で、全く仕事が無い状態になって既に2年。
『出向命令書』には、その主たる理由に
「技術支援および部門の底上げ」と書かれていたから、
今の状況ではその役目は果たしたと思った。

何故、仕事を干されるのか?
後継者の育成はしないでいいのか?
などと、真面目に考えて悩んでいるうちに、
精神的にもおかしくなって、不眠症や高血圧などで
精神科や内科の医者に通う身になってしまった。
ここへきて少し良くなってきたのは、
カウンセリングで気持ちが楽になったことと
内科の医師からも、「気楽に生きろ」というアドバイスがあったから。

そして『出向解除』を申し出たので、その結果の報告があるはず・・・・
と3月になってからずっと心待ちにしていた。
会社の規定では異動の通知は1ヶ月前。
ところが、3月も20日になり、今年度も終わりが近づいた。
にも関わらず、会社からは、何の話も無い。
このままでは、この飼い殺しのままの状態で定年を迎えろ・・・
という事なんでしょう。

まぁ、この結果はある程度予想していたので、
特に動揺は無いのですが、そんな会社の対応を見ると、
ああ・・・この会社は人の人生を全く考えていない会社なんだ
ということが、ハッキリとしました。
そういう意味では、疑念が確信に変わりました。

9月まで頑張って、給料を貰うのがいいのか?
いっそのこと、スパッと早めに辞めて、次のことを始めようか?
貴重な残りの人生の時間と、我慢して貰う半年分の金との天秤。

そんなことを考えてしまった1週間。
やっと週末が来て、頭をリフレッシュできそうです。

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今を楽しむことが大事

2015年03月19日 | Weblog

昨日、時間感覚の話をしたついでに、今日もちょっと書いてみます。

会社にいると、8時間が凄く長いのに、帰宅してからの5時間はあっという間。
こんな事を感じる人は、意外と多いのでは無いでしょうか?

例えば、カップ麺にお湯を入れて3分間じっと待つ時間は長く感じる。
その間に、他の事をやっていると、3分なんてあっという間に過ぎる。
人は、何かに夢中になっていると時間の経過を意識しなくなる。

だから僕は『待つ』と言う行為が凄く嫌い。
子供を連れて500回以上も出かけたディズニーランドでも、
たった数分のアトラクションにために2時間も待つのが馬鹿らしくて
アトラクションの乗り物に乗った記憶は殆ど無い。

それでも、子供たちが可哀想なので、子供たちがアトラクションに
乗る順番が来たら、並ぶのを交代して僕だけが他のアトラクションに
並んで、子供の待ち時間を極力少なくするようなことはしていた。

今では順番を予約するシステムが出来たらしく、
そんな苦労は無くなったのかもしれないけれど、とにかく僕は
そういう時間の無駄が嫌で、最近は並ぶような場所には行かなくなった。

話を本題に戻しましょう。
昔、『人間は年齢の速度で生きている』と言うことを書いたことがあります。
赤ちゃんが時速1km/hだとすれば、僕のような還暦前の人間は時速60km/h。
若い頃は、一年がすごく長く感じて、早く大人になりたいと思ったのに、
我々くらい歳を取ると、一年があっという間に過ぎてしまう。

子供の頃に、戦争ごっこをやると親に叱られた。
昭和30年代の親にとって、戦争はついこの間のこと。
これも、この歳になって理解できるようになった事のような気がします。
僕は今の会社についこの間、異動したように思っていたけれど、
実際にはもう7年目に入る。
散々苦労した、超高圧電子顕微鏡の新方式の電源の開発に至っては、
自分ではついこの間までやっていた仕事のように思っていたけれど、
試作したのが1995年だから、もう20年も前の事になる。

だから、やっぱり仕事は若いうちに苦労しないといけないなって・・・・
自分の生きるスピードがそんなに速くない時代に、たっぷり苦労する。
そうやって経験を積み上げることが大事だなって思います。

ところが、殆どの人はいつまでも現役で居たい。
僕も40歳を過ぎて、管理職になるまでそうでした。
管理職になったときに、自分の仕事を若い人にどんどん放り投げて、
自分はその管理と指導に徹するつもりで居た。
ところが、顧客がそれを許してくれなかった。
仕事が進まないのは、僕が管理職なんかやっているから・・・・・
そんな理由だったのですが、あろう事にその顧客の要望に、
当時の取締役が『No』と言えなかった。

その後、色々あったけれどその時に放り投げた仕事を受け取った
若手のメンバー、いわゆる『弟子』が何人か居た。
その連中が、若いなりに育ってきて居るので、
今では、結果的にあれで良かったのだと思うようになった。

僕は残りの人生が20年も無いと思っている。
時速60km/hで進んでいる今は、うかうかしていると、
その20年があっという間に終わってしまう。
だから、つまらないことに悩まず、楽しいことを考えながら、
今を楽しむことが大事なんだと思うようになりました。

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時間の感覚

2015年03月18日 | Weblog

ずっと以前にも書いた事が有る時間の感覚。

僕の会社は、朝8時半の始業で定時間勤務だと終業が夕方5時20分。
午前10時と午後3時に10分間の休憩時間が有り、昼休みは12時から1時間。
労働基準法の規制もあるのだろうけれど、連続して2時間が4回という感じ。

今の僕にとってはこの2時間が、物凄く長く感じる。
人間の時間感覚って言うのは、状況に依って大きく変わる。
仕事が山ほどあった時は、とてもじゃないが8時間で帰る日は殆ど無かった。

本社に居る時は、気がついたら日付が変わって居たなんて事は日常だった。
『時間を忘れるほど・・・・』と言う言葉の通り、仕事に没頭して居ると
数時間なんて、あっという間に過ぎてしまう。

昨日は、会社に居る退屈な時間が早く終わらないかとずっと待っていた。
終業のチャイムと共に『ベルサッサ』で帰宅の途に着く。
順調に帰ると、最寄駅に着くのが6時15分。
昨日は、花を生けるつもりだったので花屋さんに寄って行った。
久し振りに春らしい枝物でも活けようかと
『桜』『小手鞠』、それに『トルコ桔梗』を購入して帰った。

今日は、久し振りにトマトスープを作ろうと、途中のミニスーパーで
材料の玉ねぎ、人参、キャベツ、トマトに野菜ジュースを買って帰った。
「秘密基地」に帰宅したのは7時10分。
買い物と徒歩で丁度1時間費やした事になる。

早速、トマトスープの仕込み。
玉ねぎ3個をみじん切りにして、サラダオイルで火を加える。
暫く加熱したら火を落とし、余熱で玉ねぎに火を通す。
その間に人参を3本、同じくみじん切りにして電子レンジで加熱。
加熱中に再び、玉ネギに火を通す。
きつね色になった所で、人参を加えてそこに野菜ジュースを2本。
顆粒のコンソメで濃すぎない程度に味付けして、弱火で煮込む。

その間に今度はキャベツ1/2をみじん切りにして、スープに放り込む。
よく混ぜて、スープのベースが出来上がった。
僕の定番のこのスープは、色々な味付けで様変わりする。
今日は豚肉の切り落としを塩コショウとカレー粉でしっかり味付けして、
焦げ目がつくまで小ナベで炒めたところに、このスープで味付け。
ミニトマトを5個ほど加え、御飯にかけるとあっという間に
カレー風味のトマトリゾットの出来上がり。

ここまで1時間ちょっと。夕食に有り着いたのが8時30分だった。

同じ2時間でも、こちらは『もう2時間経っちゃった』と思うほど短い。
食後に洗い物をして、今度は花を生ける。
こちらは、花器を選ぶところから始まり、枝をどう切ろうか?とか、
考えて、生け終わるとすでに10時半。
こちらの2時間は更に短く感じた。

人間、何かをしていると時間を忘れる。
気持ちが時間に向いていないからなのでしょう。
逆に今の僕の様な状況や、例えば待ち合わせに人が遅れて来ると、
たった5分でも長く感じるように、時間に気が行くと長く感じる。

定年後の生活が退屈で『毎日が日曜日』と言う人は、やる事が無いのでしょう。
逆にそう云う人は、やる事を探せば『毎日が平日』とか、
『平日も休みも無い』になるんでしょうね。

帰宅してから寝るまでの6時間は、本当に短く感じます。

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『檻』の中

2015年03月17日 | Weblog

毎日、朝7時過ぎに家を出て、通勤電車に揺られながら会社に行き、
8時半にはデスクに着く。
パソコンを立ち上げてメールのチェック。
仕事が何もないのだから、入ってくるメールに重要な物は何一つない。
日経ビジネスやダイヤモンドビジネスと言ったウェブマガジンの
メールが殆どを占める。

そしてスケ―ジュール表を確認。
ここ2年半、グループの退屈な定例打ち合わせ以外は何もない。
そのスケ―ジュール表を確認して・・・・やっぱり何も無い。

次は工数の打ち込み。
何故か何も仕事が無いのに、間接業務で時間を落とすと原価に響くらしく
研究開発の工数を8時半から17時までで打ち込む。
取り敢えず、これで仕事をやって居る事にはなるみたい。

一連の『仕事』に約10分。それを終えると、後はやる事が無いから、
ウェブマガジンの中で気に入った記事を探しては読んでいる。
こんな毎日・・・・・刑務所と一緒だね。
退屈を通り越して、これは僕にとって拷問に近い。

友人に『ゆうちゃんは籠の中の鳥になっちゃったね』と言われた。
でも、僕の場合は餌を貰えているから、生きては行ける。
籠の中で羽ばたく事も無いから、多分飛び方も忘れて居そう。

僕はその友人に『でも、昼休みには自由に走り回ってるから籠じゃないね』
と言ったら笑ってた。

そう・・・・・、僕は籠じゃ無く、どちらかと言うと『檻』の中。

『カギの付いていない扉が開いた檻』の中に居るような気がする。
出ようと思えば、いつでも外に出られる。
つまり、いつでも辞めてちょうだいと言う事・・・・・。

ただ、檻の中にも生きて行くだけの餌が置いてある。
取り敢えず、何もしなくても給料はキチンともらえる。

結局、檻の中に居るのは僕の勝手、自らの意思だ・・・・・という感じ。

ここ数カ月で、精神的な不安定さは、だいぶ改善されて来たけれど
最近、また睡眠が浅くなってきた。それも日曜日の夜から木曜日の夜。
やっぱり、会社に行くのが嫌なんだろうなぁ・・・・

定年まで1年を切ったので、もう少しの辛抱だと思ってるんだけど、
芝居の公演が終わってしまったら、暫く稽古は無くなる。
サッカーの試合は、芝居の稽古のように毎週ある訳じゃない。
また、気分転換が難しくなる。去年も公演が終わってからおかしくなった。

一年後にはその『檻』から出なくてはならない。
今はその準備を始めた処・・・・・
もう、二度と『檻』の中の生活はしたくないなぁ・・・・

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