今日は肌寒い雨降りの一日。
時折、強く吹く風に混じって強い雨が音を立てて降ってきました。
昨夜、珈琲をガブガブ飲んだせいなのか?
夜中まで、うとうとして寝付けないでいて、眠りに着いたのは4時近く。
そんな事もあって、今朝は起きたのが10時過ぎでした。
今日は、2月上旬に行ったきりでご無沙汰している秋葉原の叔父の所へ
電車で行く予定でいたのだけれど、雨が降っているうえに、
風も吹いているし、夕方には三鷹の自宅へ行く約束なので。
急遽予定変更して、車で行く事にした。
車で行く場合、困るのが手土産。
東京の人間は手ぶらで行っちゃ行けない。
かと言って、いかにも手土産と言うのは野暮でいけない。
さりげなく、そこらで売っているものを手土産に持って行き
恩着せがましくしないところが心意気なのであります。
電車で行く場合には、駅や商店街で煎餅や茶請けになるものを
買って行けば格好がつくので、楽なんだけれど、車だとそうは行かない。
それで上野の『達磨』という鯛焼き屋で、焼きたてのものを手土産に
叔父の所を訪ねて行く事にした。
叔父の家の入り口は、路地になっていて道幅がちょうど2m。
普通の人は、路地に車を入れるまでに至らず、近所のパーキングに入れるんだけど
僕は一発でバックして入って行ってしまう。
叔父が『お前まだ、ここに入って来られるんだ・・・』という。
僕は『誰かさんが、散々しごいてくれたお陰で、今だに運転は上手いんだよ・・・』
元気そうな叔父夫婦にお茶を出してもらい、お土産の鯛焼きを食べながら、
若い頃はこの2mの幅にフェアレディーZを入れていた事や、
今見ても信じられないほど狭い奥の倉庫スペースに、営業用の車を
3台も車を入れていた事などの昔話をしながら、夕方まで過ごして帰ってきた。
お袋が生前に気にしていた叔父夫婦。
僕も散々、好き勝手をやらしてもらって来た借りがあるのでせめてもの罪滅ぼし。
夕方に自宅へ戻り、次女の楽器を定期メンテナンスに出して、
嫁さんを吉祥寺で拾って、久しぶりに焼肉を食べに出かけた。
土日は子供連れで、サラダバーなどがあらされ放題になるので、
最近は行かなくなっていた店なのだが、今日は平日。
案の定、店はガラガラでゆったりと焼肉を堪能して帰ってきた。
別々に生活するようになったお陰で、月に一度はこういった時間を
子供たちと一緒に過ごすことが出来るようになった。
そうでもなければ、20歳になった子供と一緒に外食なんて、
出来なかったかもしれない。
嫁さんとの間も、以前に比べたらお互いに気を使うようになったし・・・・
そう考えたら、今の生活は家族にとって良い方向なのかも知れない。