『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

劇団ステージドア・立ち稽古5回目

2015年01月31日 | Weblog

今日は東中野の生涯学習センターにあるレクリェーションホールで立ち稽古。
立ち稽古も5回目になりました。
先週はサッカーの試合があって、土日共に夕方からの参加でしたが、
今週はしっかりと稽古をして、台詞もそろそろ入れないといけません。

最初は唄の練習。
僕の唄う楽曲は簡単なものばかりなので、そんなに苦労しないのだけれど
今回の楽曲は、全体的に難しい歌は無いように思います。
きっと作曲の片野先生が、『年寄りでも唄える簡単なメロディー』
を意識して、作られたのではないかと推察します(笑)

さて、肝心の芝居の方。
我々男性陣は、どんどんチームワークが良くなってきました。

今回は『オペラおじさん』のTさん(右)、『合唱おじさん』のIさん(左)と
トリオでやる悪ガキならぬ『悪ジイ』が、思いの外楽しいですね。

Tさん演じるケビンは、癌で余命2年と宣告されている、元大学教授。
Iさんが演じるジェームスは、元銀行員。
こちらは癌の疑いがあって何処か元気が無い。
僕の役ピーターは、色々な仕事を転々としながら、金を儲けてきた男。
いい歳をして、いまだに色欲・淫欲が衰えない、俗に言う『エロジジイ』。
この3人は、それぞれ一財産作って金に困って居ないから、金儲けには全く興味が無い。
ホテルで数年も長期滞在しながら、余生をしているような男たち。

癌宣告を恐れ、生きる気力を失いつつあるジェームスが出した提案に、
毎日、ホテルの地下室に潜んで、ポーカーゲームに明け暮れる毎日に
飽きてきた二人が同調して、どうせなら死ぬ前に人を『あっ!』と驚かせる
なにか刺激的な悪事をしたいと、同じくホテル住まいの大御所が加わって、
何やら、悪事を企てる。

こんな芝居からこの物語が始まるのですが、何故かまた僕は『エロジジイ』役。
何でいつもそう云う役なのか?脚本家兼演出家の座長に訊いてみたいところです。

今年はこの3人の芝居が、最初から息が合っていて座長が喜んでいる。
今日も誰かの台詞に合せて笑ったり、いわゆる「アドリブ」で繋ぐ部分も、
打ち合わせ一つしないで、自然に出来ている。
普段の生活で、世間話をする感じが自然と芝居の中で出来つつある。

そうなると、芝居もスムーズに進む上に、臭い芝居も少なくなる。
面白いもので、この雰囲気は唄にまで波及する。
Tさんは唄に関してはちょっとした『問題爺』なんだけれど、
今回は3人でコーラスする部分も、低音部を得意とするIさんと
高音部を唄うのが好きなTさんの間に、僕が中音部を入れて唄う。

この中音部って言うのが、目立たないけれどコーラスの善し悪しを
決めてしまうくらい難しく重要なパート。
僕はバンドでずっと高音部をやって来たんだけれど、高音部は一番簡単。
高い声が出れば、一番簡単なパートだった。
そんな訳で、実は僕が一番好きなコーラスのパートは中音部なのです。
そんな訳で、今回は良い意味でお互いの特徴を生かして唄えてます。
音も、ちょっとキーが低いくらいで、意外と綺麗にハモって居ますよ。
難点はTさんの唄の出遅れと、音の延ばし過ぎでしょうか?・・・・(笑)

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笑えない話

2015年01月30日 | Weblog

今朝、起きた時には、軒先がすでにうっすらと雪化粧していた。
今年初めての積雪。雪はやっぱり鬱陶しい。

今週末は、昨年何度も雨天中止になった、リーグ戦の消化試合がある予定なのだけれど
天気予報は今日の夕方には雪が雨に変わり、明日からの週末は晴天と言っている。
そんな訳で、今は雪が溶けて、グラウンドが乾いてくれる事を祈って居るのです。

そう言えば、今年に入ってから相方とギター弾いてないなあぁ・・・・
と言ったところで、芝居の稽古が始まると、いつも開店休業状態になる。
今年の4月以降は、相方がどうするのかにもよるんだけれど、
僕も定年前の休暇を使えるから、平日でも時間を取って練習できる環境になる。
昨日の話じゃないが、何か目標を持ってやれば退屈じゃないはず・・・・
定年後は、ずっとやりたかった演奏活動をしたいなぁって思っている。

昨日、血圧が高い事を嫁さんに電話で話したら、
『高血圧は怖いんだよ・・・・ガミガミガミ…%#*%&#』と、いつもの調子。
言う事が劇団のおバチちゃま達と全く同じ。
まぁ、年齢の差があるとはいえ、どっちもおばさんだから仕方が無い。

でもね、僕が突然死んだら、暫く判らなくて腐乱してると、
死体の確認に行かされるのが嫌だって言うんだよ。(笑)
その上
嫁さん:『死ぬなら、スパッと死んでね。介護はしないから・・・・』
僕  :『そんなぁ、介護くらいしてくれよぉ…』
嫁さん:『嫌だよ』
僕  :『いいじゃぁないかぁ・・・・』
まるで、その後にエレキテル連合じゃないが
『駄目よぉ…ダメ、ダメ』となりそうな会話になっちゃった。
冷たいよなぁ・・・・

と思いつつも、以前のように同じ屋根の下に住んでいたら、
もしかしてこんな会話すらもしなかった気もする。

確かに今、一人住まいで何かあったら、会社から連絡が無い限り
判らないかもしれない。
それで
嫁さん:『定年後はどうするの?死んだら、誰も気がつかないよ』
僕  :『大丈夫、会社に行かなければ元気な体になるから・・・・あはは』

何だか、笑えない話になっちゃった。

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『終身刑』の囚人生活

2015年01月29日 | Weblog

まだ木曜日。
月曜日に会社を休んだのに、今週は1週間が長い事・・・・
ところが、帰りの送迎バスへ一緒に乗り込んだ先輩Iさんは
『いやぁ…一日があっという間に終わるねぇ』と言う。

Iさんは、サッカー部の大先輩で、僕とは山仲間。
昨年、雇用延長の契約期限を終えて退職されてから9カ月間、
気ままな生活をされて、のんびり暮らしていたらしいのだが、
ここへ来て、機械設計の人出が足らず、3カ月のアルバイト扱いで
応援要請があったらしく、この正月明けから会社に来ている。

Iさんは『人出が足らないんじゃなく、能力が足りないんだよ』と言う。
僕が見ても、使えない人間が3人、その一人がらリーダーなんだから
仕事の指示なんか、的確に出せるわけが無い。
こんなのが、この会社にはゴロゴロいるから困ったもの・・・・
これは僕の電気設計も全く同じ。
そもそも『設計』なんてやっちゃいないんだから、能力が無いと言われても仕方が無い。

まぁ、それでも何にも気にせず仕事が出来るんだから、羨ましい。
昨日の日記じゃないが、全てが『Que Sera, Sera(なるようになる)』
的な感じで、問題意識も持たずにやって行けるメンタリティーには敬服する。

Iさんが『一日が短い』と言ったので、僕は『一日が長い』と返した。
Iさんは、図面の最終チェックを受け持たされて、毎日忙しい。
人間、忙しい時は時間があっという間に過ぎてしまう。
多分、これはどなたでも感じた事があるんではないでしょうか?
なにか目標を持って、物事をやると特にそう感じるものです。
だから、僕はそんなIさんが羨ましく見えるのです。

ただね、これはあくまで会社と言う『刑務所』に居るからの事。
まともな仕事を与えられずにすでに2年半、まるで『終身刑』の囚人みたいな
目標を持っても、誰も相手にしてくれない生活だから仕方が無い。

休日は家族と食事に出かけたり、いまは芝居の稽古やら、サッカーの試合やら、
やる事が多すぎて逆に、あっという間に終わってしまう。

定年退職後は、自分のやりたい事をやろうと思うんだけれど、
そうなったら忙しくならないと困ったもの。
好きな事に没頭して、Iさんのように
『いやぁ…一日があっという間に終わるねぇ』
と言える生活に戻さないと、
棺桶に入るまでの時間が、長く感じるんじゃないかな?

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「Que Sera, Sera(なるようになる)」

2015年01月28日 | Weblog

血圧を下げる薬を服用して、一時の180と言う数値は下がったけれど
相変わらず150~160の間で推移している。
幸い、下の値が100を切り、80~90程度に収まったから、一安心。
それでも、今までと違って今回の高血圧はちょっと怖いなって思っている。

劇団の人達が、皆心配してくれて『医者に必ず行け』と言われて
僕はいつも通り『ウルせぇなぁ…』と、毒を吐くのだけれど、
それでも、親や伴侶を高血圧が引き起こした病気で失ったり、
失わないまでも、介護に明け暮れた話をしてくれる先輩たちの言葉に、
真面目に耳を傾けては居るのです。

そんな事もあって、一息ついたところで劇団のメンバーに、
『皆さまのお心遣いに感謝します。
公演が終わる4月26日までは生きているように頑張ります。』
と、メールした。

そのメールに座長から返事が来た。
僕が会社でストレスを溜めて、不眠症や今回の高血圧に陥っているのを知っての事。
メールには
『会社でのことは男性陣のみなさんも体験していることです。私もそうです。
(中略)
会社なんてそんなものと、軽く軽く考えるように努力しましょう。』
と、人生の先輩らしい事が書いてあった。

ある人に言われた。
『ゆうちゃんは、何をやるにしてもストイックだね。』
これは僕の長所であり、短所でもある。いわゆる両刃の刃。

仕事をしている時は、その長所が生かされて、自分が納得するまで
とことん仕事をやる事で、それなりの成果が出た。

ところが今のように仕事を干されると、長所を生かす場所が無くなり
短所ばかりが目立つ生活になって、自らストレスを溜めこんでいる気がする。

座長の言葉と同じように、本社の常務からは
『少し気楽に生きてみたら?・・・・Que Sera, Sera(ケセラセラ)』というメールが来たり・・・・
Que Sera, Sera(なるようになる)ねぇ・・・・
「Que Sera, Sera」
確かに、そう考えることはいい加減に生きるという事ではなくて、
悩ましくなった時に、少し肩の力を抜いて自然の流れに身を任す余裕を持つと、
少し安心して、考えを違う方向へ向けられる気もします。

今回の事で思ったのは、僕はずっと誰かに見守られて生きてきた。
まれに今の部署の陰険な連中の様な人とも遭遇して来たのだけれど、
殆どの人は、僕を温かく見守ってくれている気がする。

音楽の相方Charlieは、その筆頭にいるでしょう。
サッカーの仲間も、結局は僕の我儘に付き合ってくれているし、
劇団の皆さんは『万年少年』みたいな僕を、弟みたいに可愛がってくれる。
会社の仲間も、そういう仲間の方が圧倒的に多い。

今回の事で、ちょっと『棺桶』が見えちゃったので、
イライラしたりして、自分の心や体を大事にしないといけないなって・・・・
ここ数日で考え方も少し変った気がします。

本当に皆、ありがとう。

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『息が合う』とは・・・・

2015年01月27日 | Weblog

一昨日の稽古は準決勝、決勝と2試合をやった後に急いで帰宅して、
泥んこの体をシャワーで洗い流してから電車で出かけたので、
稽古の会場になっている浦安市民プラザに着いたのが6時半。

僕が遅れて合流してから、僕が出る男性陣だけのシーンの稽古を
集中的にするという事で、オジサン達が待っていてくれました。
本当に有難いことです。

その男性陣の芝居の稽古は、ジェームス役の『合唱おじさん』Iさんの芝居が凄く良かった。
僕と『オペラおじさん』Tさんも、その空気に乗せられて芝居の雰囲気が出来てきた。
それを見ていた、座長が頷きながら嬉しそうにしていました。

去年の公演は男性陣が徒党を組み、男性陣だけのシーンが多かったのですが、
そのせいもあってチームワークが凄く良くなって、芝居の呼吸も合うようになってきた。

この呼吸・・・・いわゆる『息が合う』って言う奴。国語の辞書で調べると、
「物事を行う調子や気分がぴったり合う」とある。
良く言う「阿吽(あうん)の呼吸」は、「阿」が呼気「吽」が吸気であることから、
両者の息が合う事を言っている。

音楽でも、サッカー、芝居でも『息が合う』事は凄く大事な要素で、こればかりは
長い事一緒にやって居ないと、なかなかそういう関係は出来上がらない。
「名人」、「名優」などと言われる人達は、相手がだれであろうと豊富な経験値から
『息を合せる』事を簡単にやってしまう。

音楽は、相方Charlieのやろうとしている事、逆に僕がやりたい事をお互いに察知する。
『多分、こう来るだろうな・・・・』という勘というか、意思の疎通みたいなもの。
これは統計的なパターン認識かもしれないですが、逆にそうだとしたら
かなりの情報量、つまり一緒にやっている時間が長くないとそうは行きません。
そして、その予想がぴったり一致したときに『ニヤリ』となる訳です。

サッカーはもっと顕著かな?
一時、流行語になった『アイコンタクト』は、まさに呼吸が合っている時のもの。
僕らのレベルでも、「ここにパスが来そうだな」と思ったところに走り込む。
パスを出す側も「あの位置に誰かが走り込むだろう」と、信じてパスを出す。
これがぴったり合った時に、絶妙のパスが生まれる。

いつも言うけれど、譜面通り演奏して居れば間違いじゃないのだけれど、
良い演奏と言うのは、それに演奏者の抑揚なりが加わって出来上がる。
その抑揚も、周りが感じ取らなければ、単なる独りよがりにしかならない。
人数が多くなればなるほど、そう云った部分が凄く重要になるし、難しくなる。

芝居もサッカーや音楽と全く同じ。
台本の棒読みは芝居とは言わないし、観ている方には何も伝わらない。
そう云う意味で、今日は稽古とはいえIさんの演じるジェームスは良かった。
実は、昨日の稽古で座長から男性だけのシーンについて、
座長が思い描いているイメージについて話が有った。
その重要なポイントになるのがIさんの台詞だった。

だから、今日はどんな風に役作りしてくるのか?ちょっと楽しみにしていた。
そのシーンを稽古して居て、何だかこっちに伝わってくる。
そうなるとケビン役のTさんも、僕もそれに合せて芝居に熱が入る。

まだ『息の合った演技』までには、時間がかかるだろうけれど、
『息を合せる』作業は、上手く進んでいる手応えが有った。
来週はちょっと僕も、応える芝居をやらないと・・・・・・
楽しみです!

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今日は休暇

2015年01月26日 | Weblog

先週から血圧が高く、劇団の座長やおバチャマ達から『医者に行って来い』と言われ、
耳にタコが出来ちゃったのと、僕もちょっと気になるので今日は休暇を取って通院。

血圧は少し下がったものの、相変わらず上が150以上ある高血圧。
近所の内科で診て貰ったら、血管の異常や血液の異常は無さそうなのに、
上下動が激しいのは自律神経の異常などの、いわゆる『心因性』の部分が大きいと言われ、
とにかく、今悩んでいる不眠症が大きな原因になっている事も指摘された。

オマケに僕は徐脈と言って、心拍数が1分間に50回以下と凄く少ない。
今日も医者で測ったら42しか無かった。
やっぱり会社に行くと、イライラして心臓がバクバクするのは無縁じゃないみたい。

先生が『そんなに忙しいのか?』と訊くので、事情を話したら
精神科のアドバイスを守って、まず最初に、睡眠をしっかりとる様にしなさいと言われた。

その他に、ここ数カ月の間、左腕が痛いのを相談したら、こちらは首から来て居るとの事。
長年続けているサッカーなどの物理的なストレスと、加齢による頚椎の靭帯が軟骨化して、
頸椎の3か所が圧迫されて居て、数か所で神経と当たって居るのが原因。
こちらは電気治療と、整体マッサージで少し楽になったけど、
今後はたまに通って、治療を受けないと駄目みたい。

あれや、これやで医者から帰って来たのが11時過ぎ。
帰宅してから、昨日から水に浸けておいた泥だらけのユニフォームを洗濯。
まず風呂場で水洗いして、泥を落としてから洗濯機に入れて1時間。
この間に朝御飯兼用の昼飯を軽く食べて、部屋の掃除をしながら洗濯が終わるのを待っていた。

洗濯はユニフォームの他にシャツ類が12枚。こちらは2回目の洗濯で洗う。
一週間分の洗濯物と、3試合分のユニフォームを全部干し終えたのが3時過ぎだったかな?

今日は、以前に買ったみじん切り器で玉ねぎ3個を細かくして、きつね色になるまで炒めて、
それに人参のみじん切りを混ぜて、火を落とし余熱で放置。
その間に駅まで買い物に行って、珈琲を飲んで帰ってから減塩の料理『トマトスープ』を作った。

薄味の料理って、意外と美味しい。もっと不味いかと思っていたのに・・・・・
むしろ、トマトの味がハッキリして、慣れればこっちの方が美味しく感じるかも?
晩御飯は、豆腐の野菜サラダと、先週の残りで冷蔵庫に入って居た
豚ロースのしゃぶしゃぶ肉を、この日作ったトマトスープで、
しゃぶしゃぶにするような感じのローカロリーの食事。
意外にも、これがなかなかイケる料理になりました。
食事も、以前の様な豆腐や納豆と言った植物性のたんぱく質を中心にしたものに戻すつもり。
最近は鍋で肉の摂取が多くなって、味付けも知らず知らずのうちに濃くなっていた気がします。

今日は、頑張って会社に居る事が、自分にとって本当に良い事なのか?
色々考えちゃいました。
そんな折、元部下が気遣って、メールをくれました。
何だか凄くうれしかったですね。

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『失敗する事で覚え、成長する』

2015年01月25日 | Weblog

昨日に続いて、今日は小平市長杯の最終日。準決勝と決勝が行われた。
負けても3位決定戦があるので、いずれにせよ今日は2試合やる事になっている。

昨日とは違うグラウンドなのだけれど、この日もグラウンドコンディションは最低。
雨が降った後に霜が降り、グラウンドが凍結したために、日が当たって溶けて
グラウンドは一面、水が滴るような状態。
主催者も『こんな状態は初めて』と言うほどのコンディションだった。

今日はトーナメントの最終日だから、対戦相手も強いチームばかり。
僕は血圧がまだ高いので、2試合とも比較的運動量の少ないGKをやるつもりでいた。
相手が強いと、逆にGKの運動量は増えるから、やってみないと判らないけれどね…。

最初に試合は主催する小平市のシニアチャンピオンチーム『レインボーズシニア』。
前半に足場の良いエンドで幸先良く2点を奪って、試合は楽勝かと思ったら、
そんな簡単じゃなかった。
いつもなら相手の運動量がガクっと落ちるのだけれど、この相手は落ちなかった。
それで足元が悪い方を先に取ったんだなって気がついた。
いつもと違って、相手はパス回しも上手い。僕が止めたボールを抑えに行こうとしたら、
その手ごとスライディングで蹴られて、点を奪われちゃった。
僕が油断したのが悪いんだけれど、あれ反則だよなぁ・・・・・
手首はちょっと痛いけれど、ギターを弾く指を怪我しないで良かった。

残り5分は、足元が良いエンドの相手に攻められ、守るのがやっと・・・・
前半の2点が効いて、何とか勝ったけれど久し振りにしんどい試合をやって
なんとか決勝進出を決めた。

チーム創設6年目。
この間、40歳以上のシニアチームから、点を奪われた事が無かったのだけれど
今日の失点で、ついに無失点記録が途絶えちゃった。
そんな事もあって、決勝戦では6年間使い続けてきたボロボロのGKグローブから
新しく買ってあったグローブに替えて、試合に臨んだ。
これが、決勝で試合の行方を決める事になってしまった。

相手は、昨年の覇者である我々と同じ招待参加チームの『西東京市選抜』。
僕が中学校の頃に住んでいた所で、ここは都内でも有数のサッカーが盛んな市。
かつて保谷市だったころは、市内の全中学が都大会のベスト8に入るのが当たり前だった。
それだけに、準決勝でも10-0で勝ち上がってきたほどの強豪。

うちはシニア相手に負けた事が無いので、どんなチームが来ても
対等に渡り合える自信が有った。
実際、試合もうちの方がボールを支配して居る時間が長く、相手も余裕が無かった。
ところが、こう云う時にうちの悪いところが出る。
圧倒的に攻めても、最後の決定力が無い。今日は足元が悪いから尚更だった。

前半の早い時間帯に相手にフリーキックを与えて、僕の読み通りシュートが来た。
そのボールをキャッチしようとしたら、グローブが滑ってハンブルしてしまった。
そこへ相手がきっちり詰めて来て、押し込まれちゃった。
初歩的なミス。GKのグローブは使う時に湿らせないといけないのに忘れていた。
これでビハインドに回って、相手は引き気味の守りに入ってしまった。
さしずめ、一昨日の日本代表とUAEの試合と同じようなケース。

その後、攻めては居るけれど相変わらずネットを揺らせない。
そうこうしているうちにディフェンスのミスでボールを奪われ、
僕が前に出て居る所を、頭を越えられて2点目を失う。

攻められた感じが全然ないのに、2失点。これがサッカーです。
結局3試合勝ち抜いて、準優勝で終わった大会でした。
僕のミスが、味方に焦りを呼んでしまった、ちょっと残念な試合でしたが
どんな言い訳をしても結果的に『弱いから、負ける』のです。

来月から、各市町村の選抜チームやチャンピオンチームが出て来る三多摩大会に向けて
今日の様な強い相手と試合をして負けたのは、良い経験だった気がします。
どんな事でも『失敗する事で覚え、成長する』のですからね。

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It's been a hard day

2015年01月24日 | Weblog

英語のセンス、まるでなしなんですが・・・・
さしずめ、英語で唄うとしたら、こんな歌詞になるのでしょうか?
とにかく、今日はしんどかったぜぇ・・・・と、日本語で言えば早かったけど(笑)

昨日は血圧が180近くもあって、今朝も160くらいあり、とにかく高血圧みたい。
とは言え、今日は朝から予定がぎっしり。
朝9時半にカウンセリングを受けに行って、高血圧の原因は仕事のストレスが原因で
起こっている可能性があると言われ、内科でも診察を受けるように言われた。
その足で内科に向かえば良かったのだけれど、今日はサッカーの小平市長杯2回戦があって
昼の12時に集合をかけているので、11時前に出発しないと間に合わない。
今日に限って、ユニフォームを預かっているメンバーが居るので、行かないとならない。

前も突発性の高血圧になった事があるから、今回も少し様子を見ようと素人の勝手な判断で、小平へ向かった。
行ってみたら、皆の元気が無い・・・・
それもそのはず、週末に降った雨の影響でグラウンドが田んぼのようなぬかるみが点々。
それで皆のモチベーションは、最低ラインまで落ちていた。

試合は3時からなのだけれど、その前の試合で審判をやらないといけないので早めの集合。
審判は2人出せばいいのだけれど、原則としてうちのチームは全員が同じ時間に集合する。
そうしないと、楽をする奴が出て来る上に、審判資格を持たない人間の方が楽だからね。

試合前にすっかり士気が下がった上に、試合開始の3時になると急激に気温が下がる。
一昨日、皆に買い与えたピステ(いわゆるウィンドブレーカーの上下)が活躍したけれど
この日はそれだけでは足りず、ベンチウォーマーも必要なくらい寒かった。

試合は、ちょっと手強そうな相手だったけれど、いつも通りの試合運びで前半早々に先制点を挙げ、
その後も圧倒しながら2点目をI倉が決める。25分ハーフなのであっという間に前半終了。
前半こそ2-0だったが、内容は圧倒。
この日は運動を控えめにしようと、GKをやったのだけれど、僕がボールを触ったのは
キックオフ直後にやる最初のボール回しの一回だけ。
後半は、思い通りにならない相手がイライラして、ラフプレーが多くなった。
僕もキャッチした後に、体当たりを食らったり・・・・

後半に3点目が入ると、キャプテンがいったん退いてGKの準備をして僕と交代。
この大会はリエントリー制と言って、何度も出入りできるので、3点差がついた時点で
いわゆる『オーナータイム』で僕がFWになって出るモードに切り替わった。
今日は走りたくなかったけど、出てしまうと高血圧なんて忘れて走り回ってた。
残り10分足らずだったから良かったけれど、それでも楽しかった。

試合は3-0で完勝。相手のシュートはゼロ。コーナーキックやゴールキックもゼロ。
明日の準決勝にコマを進めた。

試合後はダッシュで帰宅して、10分足らずで着替えをして、
急いで大久保の稽古場へ向い、着いたのは6時半すぎ・・・・
それでも皆さん、僕を待っていてくれたようで、着いた途端に僕の出番・・・・・
電車の中で、台本を読んでいた所だったけれど、脳味噌が働いていない。

一息ついて、やっと芝居に入る頭になった。
その後は僕以外の、代役をやってとにかく居なかった時間の穴埋め・・・・(笑)

姉さま達に血圧が高いんだと話したら、皆が一斉に『馬鹿!』の嵐・・・・
姉さまをはじめとして、旦那さんや親が高血圧で倒れて亡くなったり、
介護したりの経験談に始まる、高血圧の怖さや大変さをず~~~~~~~~~~~~
と、話されて・・・・流石は、高齢者の多い劇団です。

でも真面目な話、僕は高血圧の怖さを知らなかった。
そう云う意味では皆が心配してくれる『大家族』の劇団には感謝です。

明日は同じようなスケジュールで、2試合やった後に浦安まで移動で
またしんどい一日になりそうです。

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やばいなぁ・・・・

2015年01月23日 | Weblog

今朝から、何となく軽い頭痛があって、ちょっと心配。
会社で血圧を測ると、なんと上が『177/102』もある。
また、血圧計の異常かと思って、友人にも測らせたら、正常な値だという。
ということは、この頭痛は、血圧から来ているもの???

やっぱり会社に来ると、なぜかイライラしている自分がいて、
それを悟られないように、冗談を言ったりして、
いつも通りを装っているんだけれど、それもそう長くは続かない。
昨夜は久しぶりに眠れない夜だったのも、影響してるのかな?

翌日が出勤と言う日は、夜になると何となく憂鬱になる。
本当に週明けの出勤は、結構頑張らないと家を出られない。
そういうのも、実はストレスになるんだろうなぁ・・・・

と言うわけで、暫くは日記を書く頭にならないかもしれません・・・・
明日は昼からサッカーの試合が有るけど、この血圧で試合はまずいかなぁ?
とりあえず、GKなら走り回らずに済むでしょう。

グラウンドで死んだら、『さすが・・・・』と言われるならいいけど
きっと『やっぱ、あいつは阿呆だった』って言われるよなぁ・・・・
明日は血圧が下がっていますように・・・・・
サッカーの後は、芝居の稽古にも急いで行かないといけないし・・・・

朝はカウンセリングに行くので、結構忙しい一日になりそうです。

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つぶやき

2015年01月22日 | Weblog

雨が降ると流石に寒いですねぇ・・・・
一昨日、誕生日を迎えて、ついに定年まで1年を切りました。
一年なんてあっという間に過ぎてしまうから、次の事をしっかり考えないといけま
せん。

お金を稼ぐ事を考えなければ、やりたい事が一杯で時間が足りないほど・・・・
今、やって居る芝居は公演が終わってしまえば半年ほど間が空くし、
稽古も土日しかないから、『毎日が日曜日』の生活では時間を持て余す。

サッカーも同じかなぁ・・・・会社に行っているから、体を動かす事が出来るけど
今の体力を維持するには、ジムとかに通ったりで稼ぐどころか出て行きそう。

その点、音楽は思い切り出来そうな気がするけど、やっぱり何処か人前で
演奏する事を目標にしないと、続かないだろうし・・・・

その他にもやりたい事が沢山あります。
珈琲を自分で焙煎して『こだわりの珈琲』を淹れて飲ませる店を秘密基地でやる。
いやいや、秘密基地の改装に金がかかるし、秘密基地じゃ無くなっちゃう。
どうせやるなら、キチンとお客さんが来る場所でやらないとね・・・・

得意の『インチキ鍋物』を出すお店もやってみたいなぁ・・・・
こちらは居酒屋ではなく、出来ればお好み焼屋さんみたいな乗りで・・・・

実家に大量にあった着物を解して、服のリメイクをする・・・・・
修行に時間がかかりそう・・・・
袋物やブックカバー程度なら、作れるかなぁ・・・・・

近所の子供たちに理科を教えながら遊ばせる『寺小屋風塾』を開く。
似非学童クラブって言われそうだなぁ・・・・・

母校で非常勤講師・・・・・今の仕事の延長かぁ・・・

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花が作ってくれた時間

2015年01月21日 | Weblog

今日は小雪が舞ったり、午後は霙(みぞれ)混じりの雪が降って寒い一日でした。
昨日は59歳の誕生日だったけれど、今日は一日違いで嫁さんの誕生日です。
去年は、花束を持って行ったんだけど、今年はお祝いのメールだけ送っておいた。

僕が、秘密基地で一人住まいを始めたのが一昨年の2月だったかな?
長女の卒業公演となる演奏会を控えて居た時期に、僕がインフルエンザを患って、
子供たちと隔離するような感じで、秘密基地に移ったのがきっかけだった。

一人住まいは気楽なようで、やっぱり何処か寂しい。
誰かに話しかけることが出来るだけで、違うんじゃないかって、
お袋を長い間一人で暮らさせていた事が、今更のように悔やまれる。
でも、逆に一人になりたいと思った時には重宝するから、我儘を言ってはいけません。

今日は、会社で交通安全講習会が有って、帰りが1時間ほど遅くなったけど、
久しぶりに花屋さんの前を通ったら、妙に赤い薔薇が気になる・・・・
他の花を見ていても、何故か薔薇の前に戻ってしまう。
以前、書いた事があるかと思いますが
『今日は私を連れて帰って…』と、『彼女』が僕に話かけて来ている状態。

それで、薔薇と向き合って良く考えてみたら、きっと
『今日は私を連れて帰って、奥さんに届けてください』と言ってるんだなって…
それで薔薇の花を5本買った。
他にも、普段は殆ど気にかけないスラリ美人のフリージアも呼んでいる。
それで色合いやバランスを考えて、麦の穂を買って帰った。

晩御飯は、帰って作るのも面倒なので蕎麦屋さんの外食で済ませて、
予定外なのだけれど、帰ってすぐに形の良い薔薇の花を3本だけ花束にして、
車で三鷹の自宅へ持って行った。
子供たちも帰宅して居て、花束を渡したら嫁さんはちょっと照れ臭そう。

子供たちは『なぁんだ、来るんだったらケーキ買ってきたのに・・・・』と言ってくれたけど
僕自身、今週は来る予定で居なかったので仕方が無い。
それでも、次女は毎年恒例のプレゼント、クッキーを買って用意して居てくれて、
『はい、一日遅れのプレゼント』と言って渡してくれた。

花屋さんに寄らなければ、多分今日は来なかっただろうな。
薔薇の花が、嫁さんの所に来たがって居なければ来なかっただろうし・・・・・

10時過ぎに秘密基地に帰ってから早速、花瓶に活けてやりました。
今日はノッポのフリージアのバランスを取るのが難しかった。

でも、花の御蔭で家族が顔を合わせる時間を作ってくれた。
やっぱり、花って不思議な生き物です。

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あぁ・・・・ついに還暦、聴牌(テンパイ)でリーチ?

2015年01月20日 | Weblog

同時に定年も聴牌(テンパイ)でリーチ状態。

辛かった2年の仕事レス状態も、ここへ来て開き直るようになって、
そのせいか?心も少し楽になって来た気がします。

定年後は何をしよう・・・・も大事だけれど、今は『定年まで何をして楽しもうか…』
と、まるで麻雀でリーチをかけて、上がりを待つ心境に似ている。
麻雀では、リーチをかけた後に、ドキドキしながらひたすら当りが出るのを待つのだけれど、
なんか定年前の心境もそれに似ていて、この先はどんな上がり目になるのか?
予想外の裏ドラがあるのか?それとも出目なしで流れちゃうのか?・・・・そんな感じです。

もっとも、もう10年以上やっていない麻雀では、僕は滅多にリーチをかけなかった。
いわゆる『黙テン』っていう、後からいくらでも手を変えられる方法。
上がり目が無さそうだったり、誰かがリーチをかけた時に、
降りながら、チャンスを伺って予想外の上がりを横取りするのが好きだった。

それと、リーチをかけた時に裏ドラが乗ったりする、結果オーライの
いわゆる『ツキ麻雀』も嫌いだったから、『黙テン』はそういった拘りでもあった。
何故かって言うと、僕は20代の前半に『点ウーピン』という高いレートで
麻雀をやる環境にいた。時には点棒代りに現金を使う麻雀だったり・・・・。
こんな事書くと、パクられそうだけど、ここで言う点1は100点=1円のこと。

会社の連中は点5(100点=5円)くらい、中には点ピン(100点=10円)でやる連中も
居るのかも知れないけれど、大体サラリーマンの相場はそのあたり。
ハコ点と言って、手持ちの点棒がなくなると点ピンで3000円負けになる。
したがって僕が普通にやっていた点ウーピン(100点=50円)が、
いかに高いレートであったか?が解ると思います。

こういうレートで日常的に麻雀をやる連中は、当然堅気の人たちではありません。
そのあたりは、皆さんの想像にお任せしますが、想像通かもしれませんね・・・・(笑)
そんな連中とやる麻雀は、完全な博打。リーチなんかかけたらまず上がれない。
そして地道に点を稼ぐ麻雀なので、下手な欲を出したり、負けを取り返そうと冷静さを失うと
そこにつけ込まれて、大負けしたり・・・・
そう云う連中は、ある程度勝たせて負けを取り戻せそうな気にさせるのも上手かった。
それでまんまと一回で数万円、一カ月分の給料を丸々負けることもありました。
40年近く前の話なので、いかに凄い博打だったかわかるでしょう?

逆に会社に入ってからは、そういった迫力や緊張感が無い『遊び』の麻雀なので
ツキで麻雀をやる連中にかき回されて、大負けこそしないけど、勝てなくなりましたね。
そもそも、僕がやって居た麻雀は完全先付け(後から上がる為の役をつけられない)で、
ウマ(1、2位に上乗せした点数が付く)とか、鶏打ち(詳しい事は調べてください)とか、
そういった本来の麻雀に無いルールは無い麻雀だったから、レートが高かった気もします。

さて、僕の定年は麻雀みたいに3面チャン(上がりパイが3つあること)のリーチとか、
如何に上がりの待ち牌を多くするかが、カギの気もしてきました。
それもコツコツと点を重ねるようなやり方で、大怪我しないように・・・・

と言うのも、もし雇用延長以外に手立てが無く、もしも仕事がつまらなかったら、
また数年辛い日が続いてしまうので、嫌になったら、そこでの勝負は辞めちまって、
次の勝負に賭ける事が出来るようにしておかないと、残りの人生を楽しめ無くなっちゃいそう・・・・

僕の定年はリーチではなく『黙テン』の聴牌(テンパイ)の方が良さそうです。

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僕と『みらい』

2015年01月19日 | Weblog

今日はNHKの『仕事の流儀』と言う番組を見て『かけ継ぎ』の職人技に感動。
http://www.nhk.or.jp/professional/2015/0119/index.html
かつて、僕は日記の中で『プロフェッショナリズム』などと、書いた事が有るけれど
こう云う御仁のいう言葉の重みに比べたら何とも軽くて恥ずかしい。

でも、親しい友人からこの番組に出て来る人の言葉は、
僕がいつも口にしている事と『同じ事を言ってるよ…』と言われる事が有る。
技量ややって来た事の内容は抜きにして、そう云う意味で僕は
プロフェッショナルの端っこに入れる『職人的技術者』なのかな?…って嬉しくなる。

この番組の最後に流れる、スガシカオの唄『Progress』と言う唄が好きです。
この唄の歌詞を聞くと、いつも胸がジーンとするのです。
特に『誰も知らない世界へ向かって行く勇気を“ミライ”っていうらしい』
と言う部分が、技術者として生きてきた自分にとても響く歌詞です。

そうそう・・・・、この“ミライ”という言葉に僕は凄く縁がある。
一つ目の“ミライ”は、
僕が今のシニアチームを作る前に所属していたサッカーチームの名前。
昭島市のシニア部門では、圧倒的な強さを誇っていたのだけれど、
寄せ集めのメンバーで勝てば良いみたいなチームの方針が嫌だった。
『こんなチームに勝たせてはいけない』と、別のチームを作って、
このチームを倒すことを目標にした。

最初の年は、シニア部門の決勝でPK負け。
最初からPK戦狙いで、ゴール前を固めて攻めて来ない。
そんなチームには、圧倒的な強さを見せつけてねじ伏せるしかない・・・・
結局、僕のシニアチームはシニアチーム相手に、一回も試合では負けて居ない。
負けたのは勝敗を決するトーナメントでのPK戦だけ・・・・
(負けは負けですが記録上は引き分けです・・・・笑)
昭島市では、向こう何年かはこんな状態が続く気がします。

それで、今年は他の市町村のチームと対戦して自分たちの実力がどのあたりなのか?
今週から3月まで、色々な大会に出て楽しむつもりです。

二つ目の“ミライ”は、今の部署に来る前の大仕事、
科学技術振興機構(JST)と東北大学の『MIRAI21』というプロジェクト名。
Microscope for Innovative Research and Advanced Investigation
(革新的な研究と高度な解析の為の電子顕微鏡)の略で後ろにつく21の数字は、
プロジェクトが立案されたのが1998年だったので、21世紀と未来をひっかけてのものらしい。

このプロジェクトは2001年まで別の人が担当していた。
ところが、目標の性能どころかまともな画像すら得られない。
約2年以上経過して、何の進展もなく担当者は会社を辞めてしまった。
それでその当時、超高圧電子顕微鏡を担当して、新しい電源を搭載したばかりの僕に
白羽の矢が立って、担当する事になった。その張本人で僕を引き込んだのが、
恩師でもあり、僕に絶大の信頼を置いてくれていた、今の子会社の元社長。

すでに2年が経過して居る装置の、現状調査に始って、不具合の改造を施して、
何とか画像を見るところまでは行き着いたけれど、それでも限界が有った。
それで今までの物を全て捨てて、僕がゼロから設計し直す事になった。
取り合えす、期限の2004年春までに形にして、データーだけは取れるレベルにする。
それ以降は、プロジェクトを延長して社内で装置を預かるという形で、
学会に出すデーターを取りながら、装置開発に取り組んだ。
結局、大学にプロト機を納めたのは2008年。立案から10年が経過して居た。
でも、この間に目標だった電子線のエネルギー幅は0.2eVから0.09eVまでになって
『アクロマチックビーム』と言われる丸いモノクロの電子線を出す事に成功した。
電子線を丸くするだけで2年も費やしたのだから、長い道のりでした。

ところが、その装置の商品機を設計して、プロト機を納入している間に、
いつの間にか担当から外されて居た。
そんな事もあって、僕は部署を出て今の子会社へ・・・・
この“ミライ”も最終的には良い思い出に終わらなかった。

そして3つ目の“ミライ”
3年前に実家の跡地を利用してアパートを建てた。
今、僕が生活拠点にしている『秘密基地』です。このアパートの設計をしたのが
『みらいテクノハウス』という、杉並区界隈の設計建築業者。
カスタムメイドで、かなりの金額を投じて作ったアパートだけに、
居室の仕上がりなどは及第点と言って良い。
だが、細かい所を見るとコンセントの位置や、外気の導入口等がアパート向きじゃない。
一軒家を専門に扱っている建設会社だけに、アパート建設はほぼ初めてと言って良かった。
それでも、建物には文句は無かった。

ところが、建設して3年間、一回も点検に現れない。
と言うのも、その当時『住宅エコポイント』があって、申請をしてくれる手筈になっていたのに、
営業担当者が忘れてしまい、90万円分のエコポイントがパー。
僕がそれについて文句を言ったら『そんな事は請け負っていない』と開き直った。
その上、4月に入居予定で引き渡しのはずなのに、引き渡しが完了したのが5月上旬。
この間の遅れで入居者が集まりにくかったり、家賃収入について、何の補償もなく、
言い訳のオンパレードと、開き直り。更に外構工事も1カ月遅れで完成したのが6月だった。

そんな事が有って、僕のところには一切顔を出さなくなった。
大人げの無い対応な上に、顧客を見て居ない典型的な『ダメな会社』だった。
そんな訳で、僕には“ミライ”という言葉が、どうも胡散臭く感じるようになってしまった。
駄洒落じゃないが、僕の過去の“ミライ”は全て暗かった。

明日、正確には今日になりますが、59歳の誕生日を迎えます。
定年退職まで1年丁度になりました。
さて僕の定年後、この先の“ミライ”はどんな事が待っているのでしょうね?
少なくとも“ミライ”という名が付くものには手を出さない方が良さそうです。

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劇団ステージドア・立ち稽古2

2015年01月18日 | Weblog

立ち稽古2日目は、場所が変わって東中野と大久保の間にある
新宿区生涯学習館での稽古になりました。
ここは大久保のマンションのパーティールームに比べると若干狭いのだけれど
実際に舞台で使う寸法はほぼ確保出来るので、問題は無かったようです。

今日はちょっと早く行って、若手と一緒にテープで舞台のエリアを作って、
黒板にその寸法を書いて、僕が説明しました。
今回は、オジサンオバサンの中で活躍しているかも知れません。
それでも、場所取りしたり会計をやったりする型に比べたら楽なものです。

稽古は唄の練習をして、立ち稽古に入りました。
昨日は、取り敢えず1幕の終わりまで稽古を終わらせて、7時半には解散したのですが
今日は夕方に食事休憩を取ったので、9時近くまでみっちりやりました。
御蔭で2幕の終わりまで、進んだのかな?

今日はオジサン軍団の元隊長『オペラオジサン』が欠席。
大御所も欠席、元軍団から校長役だった『七三オジサン』は、今回軍団から抜けたので
オジサン軍団は僕と元町長『合唱おじさん』の二人だけが出席。
だから唄の練習もスイスイ進んで、時間を費やす事は無かったです(笑)

今回の芝居は、ホテルで長期滞在するポーカー仲間の老人4人が話の中心になって始まります。
オジサン軍団の『合唱おじさん』は癌の可能性に怯える老人ジェームス役。
欠席した『オペラオジサン』は同じく癌を宣告された老人ケヴィン役。
大御所は清廉潔白に生きて来た老人サイモン役。
僕は、色欲・淫欲いまだに衰えない老人ピーター役。
この4人の老人にサイモンの孫娘サンドラが加わって、ホテルの地下室に集まって
何やら陰謀を企てようとしている・・・・・というところです。

僕は今回初めて、実年齢より上の役をやるので、ちょっと難しいのですが、
まずは役作りと芝居をしっかりやってから、声や仕草に手を加える予定。
去年より舞台上での動きが少ない芝居になりそうなので、
細かい動きや、表情等を意識してやらないと駄目ですね。

ちなみに今日、お休みしちゃったケヴィンさん。
ある場面で軍団が暗転明けから出ているシーンが有るのだけれど、
台詞が有るのはケヴィンの1つだけ・・・・
僕とジェームスさんは、次のシーンの事を考えると、ここに出る必然性があるのか?
と、台本を見ながら話し合い。
演出の座長に『この台詞カットしたら、僕らは出なくていいのですが・・・・・』
と、ケビンさんが居ないのに勝手な提案。
座長はしばし考えて『う~ん、そうだなぁ・・・・よし、そうしよう・・・・居ない奴が悪いんだ』
と言って、休んでいるケヴィンさんの台詞をカットしちゃった。

僕も2月と3月にサッカーの試合がぎっしり入っているので、遅れてでも顔を出さないと・・・・
休むとこんな事があったり、何を言われているかも解らない恐ろしい劇団です。
今後も色々あるだろうけれど、芝居の稽古が始まると、やっぱり何処か心が癒されますね。

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劇団ステージドア・初の立ち稽古

2015年01月17日 | Weblog

今週はサッカーの試合が無い週末ですが、僕には他に楽しい時間が待っている。
その一つである、劇団の稽古。
今日からいよいよ立ち稽古に入り、今日はその初日でした。
今年も前回と同じように『オジサン軍団』が芝居の軸になって進みます。

昨日、芝居の中の挿入歌が5曲出来上がってきました。
そのうち最初に唄うM1『悪事の美学』はオジサン軍団に、
それを率いる長老の孫娘を加えた5人で唄います。

この曲、作曲家がリズム音痴の誰かさんを意識したのか?
リズムの取りやすい楽曲になっています。
まぁ、いつも通りちょっと軍歌みたいな感じではあるのですが
今回は初回の今日からある程度唄えていました。

僕は夜中に楽曲をダウンロード出来ないという相談を受けて
自分で音源を聞く時間が全く無かったのですが、幸いにも
僕でも殆ど初見で歌えるようなメロディーだったので、
なんとか練習は短い時間で済みました。
去年はオジサン軍団が唄の時間を相当割いてしまったので
今年は作曲家の片野先生も、それを意識して作ったのでしょう(笑)

そのほかのM4『お金の価値って、何?』は16小節だけ、
M5『生きるということは』は後半から、オジサン軍団が参加。
そんな訳で、前回のように唄で苦労する事は少なくなりそうです。

立ち稽古は、今回の東京芸術劇場のサイズに合わせて、舞台のサイズや
幕や吊りものがある位置を、テープで仕切って始まりました。
去年まで使用していた青山円形劇場に比べると、最前列の幅が1m広い。
奥行きはむしろ短い感じだけれど、そんなに大きな差は無い。

ところが、たった1mの幅の差なのですが、台詞を言いながら動いていても、
何だか動きが凄く小さく感じてしまうのです。
そんなことを考えると、もっと大きな舞台で芝居をやっている
プロの役者はやっぱり凄いなぁ・・・・・なんて、素直に思ってしまいます。

しかし、この間の公演からオジサン軍団のチームワークは
確固たるものになって、稽古をやっていても何処か息が合っている。
サッカーの試合で休むことがあるかも知れないけれど、
遅れてでも、出来るだけ稽古に参加して行きたいなぁ・・・・
って思うのであります。

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