『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

自分を信じること

2018年01月15日 | Weblog

今日は帰宅してから確定申告の準備。今年で
まずはアパートの家賃の集計。
僕は入居者を信用して、家賃が振り込みされているかなんて、
全く気にしていないので、嫁さんが毎月通帳をチェックして居る。
確定申告の時期になると
『毎月きちんとやっておけば・・・・・』と毎年のように同じ事を思う。

それでも今年は優秀です。
残りは医療費控除、寄付控除を集計するだけ。
そんな事をやっているうちに気が付いたら12時近くになって居た。
風呂にでも入って、寝る支度をしようと思ったところで、
次女から
『車で迎えに来れない?』という、要請の電話が来て
秘密基地から5分のところにある次女の会社まで迎えに行く事になった。

車の中は寒いので最近、ちょっとした仕掛けをして座席が炬燵のようにした。
次女はこの温かさがお気に入りの様で自宅まで15分間だけ味わえる
『オコタイム』が至福の15分間になったようだ。

今日は暇だったので、作画の指導をしてもらい練習していたそうだ。
それが楽しくて、続けているうちに時間を忘れちゃったらしい。
嫌々やる仕事じゃなく、楽しくて時間を忘れるくらいなら良いでしょう。

作画と言うのはいわゆる真っ白い紙に絵を描いて、
動きのある動画の元になる絵を描く作業。
次女はアニメーターになって、1度は作画をしてみたいと言って、
劣悪な仕事環境の業界で、文句を言いながら頑張ってきた。

ずっとやりたかった作業を、仕事に備えて練習していたらしい。
練習とは言え、自分の望んだ方向へ少しずつ進んでいる様子。

帰りの車の中で、僕の仕事も似たようなものだったと話をした。
30年務めた会社で、最初の5年は先輩の設計した回路の設計変更。
次に簡単な回路の設計。今までの回路を参考にしてほぼコピーで終わる。
そして開発装置の一員になって、少しずつ自分の色を出す。

僕は10年目くらいから、誰も手を出さない特殊装置の担当になった。
失敗しても『素人』だから失うものは無かった。
有るとしたら『あいつはやっぱり馬鹿だ』と言う評判が残るだけ。
幸いなことに、僕はしつこい性格が功を奏して、結果を出す事が出来た。
それから、急に誰も手を出さない仕事ばかりをやる事になった。

誰もやらないから、自分が最初の絵を描くようなもの。
次女にはそんな話をして、思い切り楽しんでやれと言ってやった。
そして大事な事は『自分を信じること』だとも言った。
自分を信じる事で、自信が付くんだよってね。

短い時間だけれど、次女のお迎え『オコタイム』は僕にとって
大事な父親と娘のコミュニケーションの時間と空間になっている。

コメント
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