今日、明日は座長が居ないので、演出助手の山中君が代行。
午後1時からの稽古は唄の練習。
借りている部屋が狭いので、僕ら男性陣は3時からになった。
3時に行くとほぼ全員が揃ったので、まずはM1(冒頭の唄)の練習。
今日は河岡先生もいらっしゃって、夕方からその曲の振り付けの予定。
そのせいもあって、皆練習してきている様子。
先生が来なくても、いつもこうでなければいけないのですけれどねぇ・・・・
今日は男性だけで唄う曲、M5も出来上がってきた。
この曲はちょっと泥臭い感じのの楽曲。
イメージとしては『ローハイド』みたいな感じかなぁ?
なんせ男性陣には『出遅れ』『リズム音痴』『メロディーがいい加減』
と云った、僕が『足かせ3兄弟』と呼ぶ御大の御3方がいらっしゃる。
この3人を何とかして行くのも稽古の楽しさの一つ。
いちいちイライラしていたら、切りがないですからね。
その為にも、僕らがしっかりしないとグダグダになっちゃう。
この劇団の男性陣は、僕のような普通のサラリーマン出身は皆無。
皆さん、企業でトップやしかるべきポストに就いていた御仁たち、
年齢も10歳から20歳も年上の大先輩ばかり。
そんな方々が、唄だけじゃなく、振り付けを間違った時に
『間違うなよ!』とか『違うだろぅ!』とか僕に色々言われても、
腹を立てたりする小者じゃない。
僕が皆さんを引っ張ってやって行くんだと言う姿勢を
理解してくれて居るから、みなさん一生懸命やってくれるのです。
この劇団の男性陣は、本当に大人の集団だなっていつも思う。
しかし、そうは言っても『足かせ3兄弟』。
そんな簡単な相手ではありません。
それでも、男性陣はいつも和気藹々なので、逆に叱られることもある。
でもね、アマチュア劇団って言う集団は営利目的じゃない。
大事な事は、皆が一生懸命やって、楽しんで居ることが大切。
そんな姿を見たお客さんが、僕らのエネルギーを受け取ってくれるのですからね。
稽古が始まると、週末の楽しみが増えます。
いつまでも続けて行きたい『大人の遊び』ですね。