『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

舞台稽古

2017年03月31日 | Weblog

いよいよ明日に迫った劇団公演。
今日は朝から舞台の仕込みがあって、舞台装置の搬入を手伝いました。
東京芸術劇場の舞台上に集合して、まずは朝礼。
大道具、照明、音響、それと資材搬入の手伝いをする僕等劇団員が
それぞれ紹介され、挨拶のあとに仕事開始。

舞台上は頭の高さに、サスペンションライトが降りてきたりするので
頭をぶつけたりしたら大けがにつながるために、ヘルメット着用が義務づけられている。
僕が若い頃は、タオルを頭に巻く程度だった気がしますが、
流石に都立の施設なので、そう云ったところは厳しいみたいです。

で、楽屋で僕のヘルメット姿を撮影しました。

劇団の長老がこの姿を見て
『全く違和感がないなぁ・・・・むしろ様になっている』
とお褒めの言葉。

いや、はっきり言って良いんですよ・・・・『肉体労働者』って。
でも僕自身、この姿をちょっと気に入っています。


そして、仕込が始まって夕方の舞台稽古の前に、衣装に着替え。
今回の衣装は、こんな姿です。
着てみたら、結構いい感じ。
黒シャツに革のベスト、白いパンツにネイビーの靴。
パンツと靴は、この芝居のために2式買ったものですが、
今年はホワイトのパンツが流行らしいので、芝居が終わったら
普段着にして着るつもりです。

今日の通し稽古は、ミスが多くてちょっとがっくり。
それでも、明日からの公演前で良かった。
声の調子がいいので、唄は何とか聴いてもらえそうな気がします。
乞うご期待!

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僕の生き方の哲学

2017年03月30日 | Weblog

明日は朝から舞台の仕込みがあるので、朝から資材の搬入。

髪の毛がボサボサなので床屋に行こうと思っていたけれど、
終末は稽古があって、結局公演の直前まで行けなかった。
そんなこともあって、仕事が一区切りついたので、
今日は仕事を休みにして昼から床屋に行ってきた。

芝居でどんな髪形にしたら良いのかわからないので、
襟足と耳にかかった部分をカットして貰い、白髪を染めて貰うだけ。
床屋に行くと凄くリラックス出来て、僕にとってこの時間は
大事な気分転換の時になる。

散髪を終えて、いつも珈琲をご馳走になる。
そこに店のオーナーであるマスターが来て、いつも世間話になる。
今日は、マスターに
『ゆうちゃんの人生経験を本にしたら面白いよなあ』といわれた。
マスターとの付き合いは、かれこれ50年になる。

マスターは、僕の人生を遠くからずっと見てきて、
時には僕の悩みの相談に乗ってくれたり。
荻窪が好きなのは、こういった人達が居るというのも理由の一つ。

マスターいわく、僕が20代にぷータローをやっている時に
『この人は、どんな人生を送るのだろうか?』
って、興味を持って見守ってきたという。

でも、何でも一生懸命やる姿を見てきて、いつかは他人に出来ない
人生を謳歌するだろう・・・と、思っていたとも言う。
定年まで務めた会社に転職する時も、このマスターに相談して、
ダメ元でやったらいいと薦めてくれた。

僕の仕事や遊びに、いつも本気になって臨む姿を見て来てくれて
『諦めた時点で終わり』
『出来ない自分を受け入れる事』、
『これで良いと思った瞬間に進化が止まる』
と言ったことを、マスターに良く語ってきたから、
そんな僕の生き方の哲学みたいなものと、
人生で学んできたことを『本にしたら面白いだろうなぁって思うんだよ・・・』と言うのです。

まぁ、そんな大した事はしてきていないし、他人に何かを言えるような
そんな何かを成し遂げてきたわけじゃない。
ただね・・・、良くも悪くも他人には真似できない人生を送ってきた気はします。


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『観客の心を動かす芝居』

2017年03月29日 | Weblog

金曜日は朝から舞台の仕込みと、夕方からは舞台稽古。
仕事は一区切りついた上に、明日一日行っても何も変わらない。
変わるのは僕のお小遣いが減るだけ・・・・と言うところ。

有給休暇を使うっていう手もあるのだけれど、
今の仕事は自由にやらせてもらっているので、
働いても居ないのに、給料を貰うのにちょっと抵抗もある。
床屋に行きたくても行く暇が無かったので、明日は休んで
床屋に行ったりして、ゆっくり芝居の準備をしようと思う。

今回の芝居のあらすじ

過去に妻子ある男性と恋に落ちて、
その相手が事故死した後に、その男性が忘れられず、
恋心を捨て、仕事に没頭してきた女性、ジュリアの話。
このジュリアが突然、白血病に罹る。

心の寂しさを紛らわそうと、出会いサイトでジョージという男性と知り合う。
そのジョージと、とあるバーで会う約束をし、出会うところからこの物語の本題が始まる。
一方のジョージは重度の糖尿病に罹っていて、自分の財産を投げ打って
糖尿病患者の支援活動に人生を捧げている男性。

この二人が出会い、心を開かないジュリアを何とか自分に向かせ、
閉ざした心を開放してやろうと奮闘しながら惹かれて行くジョージ。
それを見て、家族や知人たちも応援するが、ジュリアは一向に心を開かない。
こんな二人の恋物語です。

過去の芝居と違って、実際にありそうな内容の芝居だけに
ごまかしが効かないから、ちょっと大変で今までで一番難しい芝居の気がします。
それでも、お客さんにはしっかりとメッセージが込められている。

今日は芝居をずっと見に来てくれている友人に会って
チケットを手渡して、芝居の感想などを聞かせて貰った。
友人がこんな事を言っていました。

上手い芝居を観たいなら、プロの芝居を観に行く。
我々の芝居は、色々な年齢の人たちが頑張っている姿を見て
『自分たちももっと頑張らなくちゃ!』
っていう気持ちにさせられるそうです。

まさに先生方や座長が言っている、劇団の存在意義ですね。
そんな友人の期待に応えられる、『観客の心を動かす芝居』を
やりたいと思っています。

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今週は、仕事をやるモードにない

2017年03月28日 | Weblog

今日は肩のリハビリを受けに行った時に、首を診て貰って
電気治療をしてもらったので、少し痛みが引いた。
その他に高血圧のチェックも受けて、クリニックを出たのが12時過ぎ。
電車で事務所に向かい、到着したのが1時過ぎだった。

今週中に業者に発注しなければならない仕事があるので
昨日、今日でチェックをして、図面の修正を施して、
3時過ぎに来てくれた板金業者に図面を手渡した。
これで芝居の公演前は、特にやる事も無く週末を迎えられる。
僕はそんな事よりも、もう一度台本を読み返したり、
台詞のミスが多かった部分を練習したりで、仕事も上の空だった。

金曜日は、朝一番から舞台の仕込みの手伝いをして、
夕方から本番の舞台で、照明や音響などを交えての通し稽古。
この間の土日で、いわゆる稽古は終わったのだけれど、
実際の舞台では細かいところで勝手が違う。

例えば舞台の出入り。
今回は基本的に上手(客席から見て舞台の右側)は、今回の芝居で
舞台装置が2種類入れ替わるので、人が通ると事故につながる。
そういう事を意識しながら稽古してはいるんだけれど、
実際には上手から下手までの距離がかなりあるので、
移動時間も実際にやってみないと判らなかったり・・・・
そんな訳で、金曜日は本当の意味での最終稽古になる。

今日は日本代表の試合があったり、明日は公演を見に来てくれる
友人にチケットを渡す名目で会う約束があって久しぶりに飲みに行く予定で
昼過ぎに行ったにもかかわらず、夕方6時に退社。
金曜日は舞台稽古なので、木曜日には床屋へ行きたい。

そんな訳で今週は、仕事をやるモードにない。
とりわけ忙しいわけでもないし、今の僕にとって舞台公演は
一年で一番大事なイベントなだけに、仕方がないですね。
下町の人達が祭りの一か月前から、祭り以外の事に頭が無いのと一緒です。

木曜日から来週の月曜日まで5日間。
使っていない有給休暇でも使おうかな?

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首が・・・・

2017年03月27日 | Weblog

寝違えたのか?今日は横を向けないほど首が痛い。

元々僕は、首に欠陥がある。
後縦靭帯骨化症という、難病に指定されている症状らしいのだが
首の頸椎にある、脊髄を支えるジェル状の部分が軟骨化して、
それが脊髄に当たって、左肩から指先までがいつも痺れている。
たまにギターを弾くのもつらいほど痺れることがある。

それに加えて、上から7番目の頸椎のヘルニア。
こっちはサッカーが原因なのかもしれないけれど、
このせいでやっぱり背中が痺れることがある。

整形外科に行って、リハビリを継続しているのだが、
こればかりは治らなくて、本当はサッカーもやらない方が良いらしい。
それでも、僕の得意技は『ヘディング』。
得点の半分は頭で入れた得点なので、仲間も僕の頭にパスを合わせてくる。
来てしまうと、反射的にヘディングしてしまう。
いつか、試合中に動けなくなる気がしますね。

そんな訳で、首が弱点。まさにネックになっている。
今朝起きたら、首が全く回らないだけじゃなく、
上を向くと激痛が走るほど・・・・

左肩のリハビリばかりやって、首の定期的なリハビリを
やらずにサボっていたから、ツケが回ってきたのでしょう。

今日は車で通勤したけれど、車を駐車する時に後ろが見れなくて
自宅の駐車場に入れるのも一苦労でした。

ただ、今週末の芝居には影響ないので良かったですね。
むしろ首が回らないから、背筋が伸びて演技も大きくなる。
座長から首だけ動かしても、お客さんには解らないから、
振り向いたりするときは、体ごと大きく動けって言われているから
こう言った怪我はまさに『怪我の功名』になります(笑)

でも、首が痛くて寝れないから明日は肩と首のリハビリを
両方やって貰うつもり。
今日は首のコルセットつけて寝ることにします。

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やるべき事は全てやった

2017年03月26日 | Weblog

今日は最後の稽古。
昨日の『慢心』を反省して、今日は気持ちを入れて稽古に臨みました。
稽古の前に、座長に呼ばれてその事を話しました。
座長は微笑みながら、その話を聞いて肩を叩いてくれました。

今日も2回の通し稽古をやるのかと思っていたのですが、
急遽予定を変更して、昼過ぎに来て頂いた石崎先生の最後の指導。
いつも思う事ですが、石崎先生が皆に『魔法』をかける。

今まで、まずは自力でやらせる。
そして最後に『魔法』をかけて、皆に自信を付けさせる。
これが本当に見事で、みるみるうちに唄の雰囲気が変わる。

この先生、唄や芝居の指導だけじゃなく、会社のような組織でも
社員をその気にさせて、能力を引き出すんじゃないでしょうかね?
元社長だったオペラおじさんと、そんな話をしていました。

ところがここ数年、僕にはその魔法をかけてくれません。
先生に訊いたら『まだ自力でやれる人には何もしない』と言う。
いわゆる『伸びしろ』が、まだあるうちは・・・・と捉えています。
嬉しいけれど、結構つらい部分もありました。

そして今日は、最後の通し稽古で、今まで稽古でやってきた事、
座長や先生からのアドバイスを全て頭に入れて、思い切りやりました。
とりあえず『ギリギリの及第点』を貰ったと言うところでしょう。

稽古終了後に、先生から
僕と主役の二人が、この芝居を引っ張って行かないとダメ、
今回の芝居は、それくらい僕たち二人の出来が芝居の出来を左右する、
そんなコメントを頂きました。

そんな通し稽古でしたが、最後に唄の部分の問題を指摘された。
ブレスを失敗した部分を先生は一つも見逃さない。
プロの目っていうのは、本当にすごいですね。
でも、自分で認識していた部分なので納得した。
これだけ練習してきたんだからミスをしても慌てずにやりなさい・・・・
と、ちょっと胸にズーンと来るアドバイスも頂いた。

河岡先生の演技指導も同じ。
やっぱりプロはアマチュアとは決定的に実力が違う。

僕は仕事でずっと、若い人に
『プロとアマチュアの違いを見せつけないと駄目』
と言い続けて来たから、尚更そういう事が判る。
もう一つ、
『出来ない自分を受け入れることから、成長する』
と言い続けてきたから、芝居における自分の能力不足は素直に受け入れてきた。
そのおかげで、少しずつですが、芝居が良くなってきた。
まだまだですけれどね・・・・・

でも、僕らはまず『一所懸命』やる事です。
『一生懸命』ではなく、まずは目の前にある課題を『一所懸命』です。

今日は、久しぶりに『やるべきことは全てやった』
そう思える稽古でした。
来週の本番が待ち遠しいです。

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最終稽古

2017年03月25日 | Weblog

10月の中旬に台本を貰ってから5か月半。
今日と明日の通し稽古で、長かった稽古は終わりです。
この一週間は、自分の芝居に明るさが無いと思って、
毎日、明るく芝居をする表情作りなどを、考えていました。

ちょっとした笑顔で、自分の気持ちが切り替わるのが解り、
今日の稽古は、最初の登場シーンから明るくやりました。
今まで、格好ばかりつけていたようです。

そんな吹っ切れた感じで臨んだ一回目の通し稽古で、
振付けの河岡先生から『主役らしくなってきた』
と、言われました。
多分、先生の要求には程遠いのでしょうけれど、
それでも少しだけ前に進んだのが嬉しかったですね。

ところが、それで慢心したのでしょう。
2回目の通し稽古では、最初のセリフからミスが出た。
一旦、ミスをするとテンションがどんどん下がる。

仲のいい女性から
『ミスをした後に引きずって、弱くなって行くのが情けない…』
と厳しい指摘。
でも事実だから仕方がない。
彼女は遠慮なく言い合える仲なので、僕は好きですね。

それで気を取り直して・・・・
のつもりが、次は名前を訊かれて応えるシーンで、名前が出てこない。
その上、頭真っ白になってしまい、次のセリフもすっ飛んじゃった。

全ては僕のメンタルの問題です。
一番の原因は、先ほども書いたとおり『慢心』です。
褒められて『これで大丈夫』と思ったんですね。
そうすると、どこか緊張感が欠如してつまらないミスを重ねる。

これはサッカーの試合でも同じです。
相手を舐めてかかって、負けはしなくても思い通りに
自分たちの試合が出来ないことが良くある。
あれと全く同じです。

終わったことは仕方がない。
翌日に引きずらないようにしないといけませんね。

ここまで本当に一生懸命練習してきた。
慢心ではなくあとは『やってきた自分を信じる』事でしょう。
明日の最終稽古は、失敗を恐れず攻めの芝居をやるつもり。
泣いても笑っても、明日で稽古は終わりです。
『やるべきことはすべてやった』と思えるように、
気持ちよく、本番を迎えたいですね。

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さて、最後の稽古です!

2017年03月24日 | Weblog

今日は朝10時から肩のリハビリ。
治療を始めてから、もう1か月経過してだいぶ動きが良くなってきた。
リハビリの後は、今週末から始まる壮年大会に使うユニフォームを
届けるついでに、昼のサッカーへ参加するために前の会社へ。

入り口で顔なじみの守衛さんと挨拶して、入門表を書いたのだけれど
僕の事を良く知っていて、サッカーをしに来たのを知っているので、
名前だけ書いて通してくれた。
何だか、ちょっと嬉しかったですね。

昼のサッカーに参加するのは久しぶり。
芝居の公演が控えているので、怪我だけはしないように、
それでもやっぱりゲームを始めると、そんな事は忘れてしまう。
今日は一生懸命走ったのだけれど、あんまり汗が出なかった。
長い事休んでいると、汗が出る汗腺が塞がっちゃうのかな?

サッカーの後は、そのまま仕事へ出かけた。
来週明けに業者に板金の製作を依頼するので、図面を仕上げないと・・・・。
昼1時半に出社して、7時半まで6時間の作業。
なんとか図面が描きあがって、来週点検した後に発注する。

さて、今週末は茅場町にある『ダイヤビル』の大会議室を借り切って、
残すところ2日間の通し稽古。
一昨日、座長から電話があって出ることが出来なかったので、
僕からメールしたら、座長から返信が来ていた。

何のことは無い、僕が色々考えすぎて迷っているのを察知して
『あれこれ考えずに、伸び伸びと芝居を楽しみなさい』
という主旨の内容だった。

座長は、本当に劇団員の事を良く見ていますね。
振付けの河岡先生が、かなり高度な演技の要求をして来るので
僕もなんとかそれに応えようと頑張っているのだけれど、
その頑張りも、度が過ぎると手足が縮こまってしまう。
そもそも、僕はそんな実力なんかありませんからね。

これは大一番の試合でも同じで、大きな試合に臨むときこそ
失敗を恐れずに伸び伸びやらないと、実力の半分も出せない。
芝居も全く同じで、格好つけてもたかが知れている。
そんな状況に陥りそうな僕を見て、座長が背中を押してくれた。
本当に有難いです。

今回の芝居は、今まで以上に座長のメッセージが込められている。
台本を読んでいて、それを感じるからなのでしょうね・・・・。
いつもに比べ、余計に肩に力が入っちゃっているのかも知れません。

週末は、伸び伸びと稽古を楽しんでやりたいと思います。

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がんばれニッポン

2017年03月23日 | Weblog

今日はこれからW杯最終予選。
負ければ、ロシアW杯への出場はまず無理でしょうね。
僕がリスペクトする本田圭祐選手は、所属チームで出場機会が得られず、
この試合で先発出場するのは難しそうだけれど、
試合を落ち着かせたい時や、もしもリードしていたら
試合を終わらせるために使われる気がします。

本田選手は日本人には珍しく、言いたい事をハッキリ言う。
僕も似たような人種なので、彼のような人間は応援したくなる。
ネットではアンチ本田が、好きな事を書いているけれど、
そういうコメントをする人間は、
①サッカーを本気でやったことが無い
②他人のやらないことをやったことが無い
③己を磨くことなく、手持ちの能力で出来る事しかしない
④目立つ人間が羨ましく、妬ましい
⑤何かを成し遂げたことが無い
のいずれかでしょうね。

僕は本田選手が見たい。
今まで日本代表を引っ張ってきた人間なことは間違いない。
そういう人の功績に泥を塗るような行為は大嫌いです。

僕は人生の中で、一番悔しかったのが定年退職の日。
挨拶すらさせて貰えなかった。
大した功績も無いからリスペクトしろとは言わない。
でも、最低限の礼儀っていうのはあると思う。

今週末に最終回を迎える朝の連続テレビ小説『べっぴんさん』で
会社を若手に託して引退する主人公らを、一緒に切磋琢磨してきた
デパートの会長が
『お疲れ様でした』と労いの言葉をかけるシーンがあった。
これを見て、何だか羨ましく感じましたね。

さて、W杯の最終予選。
初戦で負けたUAE相手に、負けることは無いでしょう。
早いうちに試合を決めて、本田選手が出てきたら嬉しいな。

代表で皆の期待を裏切って、大活躍してくれたら・・・・
そう思って、テレビ観戦です。

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歳を重ねないと出来ないこと

2017年03月22日 | Weblog

NHKの朝の連続ドラマ『べっぴんさん』
最近は朝7時半に起きて、肩のリハビリへ行く前に観ているが、
このドラマは、最初から欠かさず観て来た。

主役の蓮根京子は19歳。
その他のキャストも若々しくて、戦後の時代を力強く生き抜く
それぞれの役柄を上手く演じていた。
http://www.nhk.or.jp/beppinsan/cast/cast-w21.html#norio

ところがここ数カ月、お婆ちゃんになった主役をはじめとして、
何だか若い人の芝居に無理があるなぁって思うようになった。
49歳まで演じる蓮根京子さんだが、風貌はメイクで何とかなっても
芝居にはどこか違和感を感じる。

これは主役だけじゃない、旦那の社長役の永山絢斗も同じ。
その他の出演者のほとんどが、話し方や仕草が若者のものなのだ。
とにかくキャストが若すぎて、セリフに重みを感じないのですよ。

そういう点で生瀬勝久や伊武雅刀、西岡徳馬のようなベテラン俳優は
やっぱり違うなぁ・・・・って思ったのでした。

その中で唯一、若手の役者の中で高良健吾が演じる社長役は、
中年らしく芝居をやって居たくらい。
若い人が年寄りの役をやる難しさっていうものを感じた。

我々の劇団は、最年少が25歳、最年長は90歳のお婆ちゃん。
看板役者で最年長のお婆ちゃんは、足の具合が悪いという事で
今回の公演には出演できないという事を2週間前に伝えて来た。

それで今回の最年長者は80歳を超えたオバチャマ。
総勢10人の男性陣は80代が3名、70代が2名、60代が3名、30代が2名。
30代の二人はプロの世界でも役者をやりながらだけれど、
年齢を重ねた人だからこそできる芝居と言う物を実感しているという。

芝居の上手い下手じゃないのですよ。
歳を重ねて経験してきた事があるからこそ、説得力のある言葉。
そういうものは、若い人が幾ら真似しても上辺だけだという。
『居るだけで、存在感に差が出る。反則だよなぁ・・・・』
なんて若手の二人が言っていた言葉を思い出す。

物事、何でもそうですが、いくら勉強しても最後のところは判らない。
答えがハッキリしている数学のようには行かない。
失敗をして覚える事、失敗をしないと覚えない事の方が多い。
失敗や挫折を知らない人間は、薄っぺらな人生しか送れない。
自分が還暦を過ぎて、少し外から世の中を観るようになって
『歳を重ねないと、判らないことや出来ないことって沢山あるのだ』
と感じるのです。

人生も同じで、生きて来た年数の経験がその人物を作り上げる。
恋愛、仕事、遊び・・・・僕は何度も失敗してきましてねぇ(笑)
今の若者は、失敗を恐れて安全な道だけを行く人が多いけれど
そういう人間は、本当の他人の痛みが判らない。
結果として、そういう人間は人を育てられない。
そんな人生を送って、面白いのかなぁ?・・・・・
なんて思うのであります。

そんな訳で、朝の連続ドラマ『べっぴんさん』は、最終回が近付いたあたりで
何だか薄っぺらなドラマになってしまったなぁ・・・・
そう感じたのは、僕だけなのでしょうかね?

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忘れ物大将

2017年03月21日 | Weblog

先週の金曜日に大久保で、特訓に付き合った。
その時に眼鏡を忘れて来たらしく、問い合わせてみたら
忘れ物は届いていないと言う事で、がっかりしていた。

と言うのも、失くした眼鏡はOAKLEYのフレーム

値段もちょっと高かったのだけれど、お気に入りだった。
それで半ば諦めていたところ、今日見つかったと連絡があってひと安心。

そもそも僕は、知る人ぞ知る『忘れ物大将』。
結婚前から、嫁さんに呆れられるほど忘れ物が多い。
忘れ物だけじゃない、靴を履かずに帰ってきたり、
トイレでズボンを脱ぎ忘れたり・・・・・
単なる馬鹿なんだと思いますけどね。

とりわけ眼鏡の忘れ物は本当に多い。
老眼鏡をするようになって、もう20年になるけれど、
この間に買った眼鏡の本数は20本を下らない。

その殆どが忘れたり、壊したり。
壊すのも、椅子の上に置いたままその上に座ってしまったり、
外食時に眼鏡を外して、そのまま帰ってきたり・・・・

スイス旅行で、欧州一の高地にあるレストランに財布を忘れて、
ツアーから離脱して取りに行った事もある。

スタジオに行けば、ピックやカポダスト(キーを変える道具)、
シールドケーブルと何かしら忘れてくる.
40年以上の付き合いになる相方は、僕の忘れ物には慣れっこ。

スイスで買った手袋は2か月も使わずに失くして、
3年連続で旅行に行って、同じ店で買い直したくらい。
スイスで買った小銭入れも、同じように失くした。
結局、使っているから失くしてしまうのですよ。
そんな訳で、去年スイスで買った手袋は、
結局使わずにいたから残っている。

最近では帽子を失くしたり・・・・・

不思議なことに、そのうち半分は出てくる。
スイスで忘れた財布は、JTBの提携レストランだったから、
その他は何故か、誰かに拾われて戻ってくる。

しかし、忘れ物を防ぐ良い方法ってあるのかな?
一時期、首からぶら下げるようにしたものの
小銭入れ、家の鍵、車のカギ、パスポート、
眼鏡も一時期ぶら下げてたんだけれど、
その時は首からぶら下がる物同士が絡まったり・・・・。

眼鏡はぶら下げるとレンズに傷が付くので止めた。
ストラップで頭に固定するようにもしたけど煩わしい。
どなたか、良い方法がありましたら教えてください!

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男の色気?

2017年03月20日 | Weblog

最近、オバチャマたちから
『男の色気が全くなし!』
と非情通告をされました。

僕は『あれ?この劇団は色気御法度でしょ?』
と、オバチャマたちに向かって、毒ガスを吐いてはみたものの・・・・

女性に色気を感じる時って、良くあるんだけれど、
それも時と場合に依りますね。
話し方、歩き方、食べ方、仕草、目線・・・・
それは年齢に関係なく、歳を重ねたら重ねたなりの物がある。

そういう意味で『男の色気』って、確かにあるんだと思う。
そもそも、男の色気っていうのは何なのでしょうね?
男性が、女性に色気を感じるのと同じようなものなのだろうか?
で、僕に『男の色気』と言われて、どうかな?って考えちゃう。

古くはアンソニー・クインやハンフリー・ボガード、
最近ではジョージ・クルーニーなんかはそういった
『男の色気』が漂っている気がする。

僕的にはリチャード・ギアが好きかなぁ?
清涼飲料水のコマーシャルで、寅さんの格好をして出てきても
何処かに格好よさが漂っているもんなぁ・・・・

日本の男優だと、渡辺謙かなぁ・・・・?
小田切ジョーなんかは雰囲気あるよなぁ。

僕の場合は『男の色気』なんてものに縁がないのかも?
色気っていうより、茶目っ気の方を意識してるからなぁ・・・・。

でも、正直いって悔しい。
舞台の上で、色気が漂う芝居が出来たら・・・・なんて、
無い物ねだりなのでしょうね。

とほほ・・・・

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ドレスリハーサル

2017年03月19日 | Weblog

今日は『ドレスリハーサル』。
本番の衣装を着けての通し稽古です。
衣装担当の小林巨和先生がいらして、まず最初に衣装を点検する。

僕はチラシにある男性役で3年連続で、黒シャツ。
革のベストに、白いボトムス。
こんなにスマートでかっこいい男じゃありませんけれどね・・・・ふん!

前回、持って行ったホワイトジーンズが中途半端な裾だったので
今回、くるぶしまで見えるような白の『イージーアンクルパンツ』を買って
それに合わせて、ネイビーの靴に赤とネイビーのチェックの靴下を持参。
靴は白も持って行ったんだけれど、見せるまでもなくネイビーに決定。

しかし毎年同じ黒いシャツの服装で安上がりなんだけれど、
なんだかなぁ‥…

この『ドレスリハーサル』は、芝居の中で見た時に変更があったり、
途中で着替えがある人の、時間を計ったりで、結構大事なのです。

服もただ着るんじゃなく、着こなしまで支持される。
スカートは何所から見ても、裾が水平になるように。
ネクタイは曲がらないように。
ズボンのすそや、背中まで気を遣うように指示が出る。

正直な話、僕は白いズボンが好きじゃない。
黒やネイビーの色の靴も、買ったことが無い。
そんな好みとは違う服や靴を買ったので、ちょっと嫌だったけれど、
黒いシャツと革のベストに白のパンツをいざ着てみると、
思ったほど変でもない、むしろありかな?って気がした。
まぁ、靴が限定されちゃうのが面倒だけれどね。

実は僕は、靴が大好き。
スニーカーやブーツは気に入ると、すぐに買ってしまう。
今、秘密基地にある靴だけでも20足くらいあるかな?
スーツ用2足、冠婚葬祭用2足、ブーツ4足、スニーカー7足、
その他に登山靴やフットサルシューズ2足、ウォーキングシューズ3足。
このうちブーツ2足は買ってから2年間履いていないし、
革のブーツは滅多に履かない。

このほとんどが、芝居に使えそうなので買ったものです。
したがって、芝居の公演後に普段履きになった靴が多い。
そういう意味では、衣装が毎年同じなのは無駄がないかも?

悩みは黒と白なので、どちらも汚れが目立つこと。
そんな訳で、シャツとボトムスは2着用意してある。
芝居を何回も観れば、その違いが判るかも知れませんよ(笑)

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インフルエンザ

2017年03月18日 | Weblog

昨日は特訓があって、今日はその成果を試す・・・・
はずだったのに、なんとこの時期に、若手の3人に加え、
もう一人がインフルエンザに罹患。

おまけにその一人は稽古場まで来て『熱っぽい』と言って
皆に帰された後に『インフルエンザでした・・・・』だとさ。
公演まで2週間。インフルエンザでなく例え風邪でも、
皆に伝染したら大変なことになる…って思わないのかねぇ?

僕は5分ほど遅れて稽古場へ入って、その人とは遭遇しなかったけれど、
何人かは話をしているから、下手をすると集団感染になるかも?
何だかねぇ・・・・大人としての脳みそ、常識を疑ってしまいます。

そんな訳で、今日からの稽古は4人が抜けた状態でやる羽目になった。
一人居なくても、芝居の稽古に影響が出ると言うのに、
4人も抜けたら、芝居の稽古も前には進まない。

あるシーンは6人のうち3人が居なかったり・・・・
代役をやって、台詞を繋ぐにも限界がある。
そういう時は『エア芝居』を強いられることになる。
可愛そうだったのは出るシーンすべてが、
相手のいない『エア』相手に、芝居をやらなくてはならなかった人。
本当に可哀想・・・・

不幸中の幸いと言うか、僕の出るシーンに関しては
殆どが、主役と2人だけなので、さほど影響を受けなかったけれど、
それでも芝居の流れが変わってしまう事も多々あった。

昨日の特訓の成果は・・・・・。
あまりなかったかなぁ・・・・
主役は相変わらず、僕も含めて今一つ・・・と言う感じです。

今日は照明の塚本先生がいらして、芝居を見てお帰りになったけれど
大きな声で芝居をすると、台詞が解らなくなる・・・・と言われて
2回目の稽古で声をほんの少し下げたら、今度は座長から
『弱い』って言われるし・・・・

本番まで、残り2週間。
この3日間が勝負なのに、インフルエンザ・・・・・
とは言え、何事言ってる時ではありませんね。

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稽古の稽古

2017年03月17日 | Weblog

今日は午後1時から、台詞が今一つ入っていないオバチャマたちと主役の特訓。
それに付き合って僕も参加することになった。
僕は台詞はしっかり入っているつもりなんだけれど、主役とのやり取りが今一つ。
芝居っていうのは一人じゃできないから、仕方がない。

何でもそうだけれど『これで良い』って思った瞬間に進歩が止まる。
サッカーも仕事も、『もっとよくなる、良くなりたい』と思えば進歩する。
進歩っていうよりも、質が上がるっていう方が的確な表現かもしれません。

それでも、3人組のオバチャマたちの芝居がだいぶ良くなってきた。
まだ間が開いたり、セリフが滞ったりはするけれど、
数週間前の悲惨な状況から比べると、格段に良くなった。
最年長は80歳を越えていて、他のお二人も70歳を過ぎて居るけれど、
まだ皆さん、しっかりとセリフを言えるし、体もしっかり動く。
世間では高齢者と呼ばれる世代の方々ですが、
『若い者』と一緒に芝居をしているだけでも、本当に凄い事です。

主役は僕と同世代。
セリフが多いから大変だと思うけれど、このオバチャマたちの事を考えたら
まだまだ努力が足りない気がします。
他人の事を言う前に、僕自身ももっと頑張らなくちゃいけない。

でも『稽古のための稽古』みたいな時間もこうやって作らないと、
全体でやる稽古の時間を喰ってしまうから仕方がないですね。

芝居で、動きや所作を頭で考えるのは最初のうちだけ。
芝居の稽古が進むうちに、考えずに芝居をするようになる。
でも、中には『ここにいる筈…』とか、段取り通りに行かないと
ダメな人が結構いるのですよ。
形ばかり気にしているから、リアリティーのない芝居になる。

芝居って本当に難しいです。
芝居をやるようになってから『人の動き』や『表情』『所作』を、
意識して見るようになりました。
それを、ちょっと大げさにやらないとお客さんには判らない。

夕方5時半まで4時間。
主役の彼女は、その後に仕事へ戻って行きました。

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