『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

阪神大震災の日

2018年01月17日 | Weblog

1995年(平成7年)1月17日5時46分52秒
阪神・淡路大震災があったこの日は、6時に起きてテレビを点けて、
いきなり目にしたのは、火事の現場と倒壊したビルの映像だった。

我家は長女が2歳、嫁さんは次女がまだお腹に居た時だったかな?
会社もまだフレックス勤務じゃなかったような気がする。

死者6,434名、行方不明者3名、負傷者43,792名
阪神・淡路大震災は多くの建物が倒壊し、住宅が密集する長田区では
大規模な火災が起きた。

亡くなった方の8割は、倒壊した建物の下敷きになったことが原因だった。
そして倒壊した建物の多くは、現在の耐震規定を満たしていない既存不適格建物だった。


この時は関西だと言う事と、子供が居たので自分自身も精一杯。
とてもボランティアに参加するどころの状況じゃなかった。

それから16年後に起きた東日本大震災。
死者は15,893人、行方不明者は2,553人、重軽傷者は6,152人。
これは警察に届出があった人数。
阪神淡路大震災と違って、地震による家屋倒壊などの被害は少なく
死者の内訳は
溺死:90.64%(14,308体)
圧死・損傷死・その他:4.23%(667体)
焼死:0.92%(145体)
不詳:4.22%(666体)
と地震によって引き起こされた津波による被害が大きな原因だった。

陸前高田

僕が親の転勤先で生まれた東北と言う事、それにバンド関係の仲間が
仙台周辺に沢山居たので、被災地に対する関心は高かった。
その1か月前に一人住まいだった母親が他界して、被災地のお年寄りが
ニュースに映るたびに、心が揺さぶられた。

それでも、僕が被災地に初めて出向いたのは年明けた2012年。
仲間が立ち上げた東北復興支援プロジェクト『The North Journey』に
参加したのはその翌年の2013年からだった。



去年で参加5年目。
やっと被災地の方たちと直接触れ合えるようになった。
考えてみれば、もっと積極的に動けたはずなんだけれど、
その頃は、僕自身が精神的におかしくなって、他人様の事に構っていられなかった。

去年は定年退職して、時間も自由になったので身軽に動けるようになったせいで
7月から精力的に東北へ出向いて、復興した街をじっくり見ることが出来た。
それでもまだまだ復興は進んでいないですね。

今年はもっと多くの人と関わりあって、お年寄りの笑顔を広げたい。
お年寄りが笑顔になると、お袋が笑った時の事を思い出します。
しかし、阪神淡路大震災からもう23年ですかぁ…
改めて、被災して命を失った方々の冥福を祈ります。

コメント
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