史跡訪問の日々

幕末維新に関わった有名無名の人生を追って、全国各地の史跡を訪ね歩いています。

藤岡

2021年11月20日 | 群馬県

(高山社跡)

 

国指定史跡 高山社跡

 

 高山社は明治十七年(1884)に設立された養蚕改良高山社の創始者高山長五郎の生家で、長五郎はこの地で養蚕法の改良や普及教育などを行っていた。

 私が訪れた時、新型コロナ感染症拡大対策のため臨時休館中であった。長屋門の写真を撮ることはできたが、母屋に近づくことはできず。いずれまた訪問することにしたい。

 

高山社跡 長屋門

 

 高山社跡の手前に高山社情報館があり、そこに高山長五郎の像が建てられている。

 高山長五郎は、換気と温湿度管理をきめ細かく行う養蚕法「清温育」を確立し、その普及のため明治十七年(1884)、養蚕教育機関「養蚕改良高山社」を設立した。高山社は、日本全国のみならず、中国や朝鮮半島からも生徒を受け入れ、「養蚕の一総本山」とも呼ばれた。

 

高山長五郎翁像

 

(興禅院)

 興禅院は高山社を見下ろす小高い山の中腹にある。興禅院は無住の寺のようだが、この日は近所の住民が総出で雑草刈りをしていた。

 ここに高山長五郎の墓がある。長五郎は明治十九年(1886)、五十六歳で亡くなった。なお木村九蔵は長五郎の末弟である。

 

興禅院

 

高山長五郎之墓

 

 

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