夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

記憶

2012-09-25 06:27:56 | つれづれなるままに
9月25日(火)雨 14℃

 急に涼しくなって、あの夏というほかない秋である。今、農家は稲刈りやりんごもぎなど収穫作業で忙しい様子。雨が降れば仕方なく、仕事が制限される。しかしそんな時にしか体を休める機会しかないのではないかと・・・ふと思う。
 私的には大きなイベントが終え、今はお山参詣の後始末がまだ終わっていない。写真展が先週あって、写真の希望された方に焼き増しをしなければならない。報告集があと一人の運営委員の原稿が集まらず、仕事が進まない。たった400字程度の文章なのだが、いざ書こうとなれば腰が引けるらしい。
 結局目次に予定された人の中で一人は辞退し、一人は未提出。やむを得ずまた目次の刷り直しが必要かもしれない。
 参加者160名分の記念写真とDVD、報告集をセットで配布する予定となっている。私の事務机にはこの45ページにも及ぶ印刷物が綴じられるのを待っているのだから、なんとも処理が進まない日々は気が重いことだ。

 さて、標題の「記憶」とは、どういう意味であるか。
 還暦を過ぎると脳の塩梅によって、再生機能が低下している実感が強くなるのは間違いないことかもしれない。「単語」なのだが、どうしても思い出せない時がある。必要なときに再生されずに、どうでもいい時に出てくる。例えば津軽弁なのかもしれないが、檜垣に使用している檜葉の葉を「サワラ」というのだが、これがなかなか思い出せない今朝はこうして文章を書き出すとすっと出てきたから朝方ことに早朝の脳は、賦活した状態なのかもしれない。
 私の職場には3歳の頃からお付き合いしているY君(20歳)がいるが、彼は私の顔を見つけるとよってきて必ず質問をしてくる。それは「昨日の夜」のことである・
 「ナリタさん、昨日の夜何を食べた?」「昨日の夜テレビ何を見た?」である。するとどうでもいいことでもあるからか、思い出せないことが多かった。彼に聞かれるようになってから、意識している自分がそこにいる。明らかに彼がいてくれるから、覚えていようという意識が働いているのだ。有り難いことなのかもしれない。
 記銘力の低下は初老期の症状だというから、安心できないこのごろなのだ。
 ところで、昨日の夕食のおかずは?
 新ジャガのホイル焼き、それにえーと・・・・。

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2 コメント

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成田さんへ (りんご)
2012-09-26 09:17:20
脳細胞が減少してきているのは
折に触れて私も実感しております。
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りんごさんへ (なりたはるみ)
2012-09-29 05:51:37
「老い」の受容をすることが、まだ十分にできていない自分がそこにいます。私がまだ一歩も踏み出していない、未経験の場所だからですね。不安と好奇心が入り交じっています。
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