夢発電所

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車座ミーティング

2010-07-30 17:09:53 | 私と福祉とであいの旅
 7月30日(金)AM10:30~ パン工房・ゆいまある2F 研修室にて

 弘前市の葛西新市長との初めての試み「車座ミーティング」が開催されました。主催は青森県ソーシャルワーカー協会で、参加者は田中会長ほか会員3名でした。
 「車座」というのはいわゆる「膝を突き合わせて、とか、対等な関係の中で気楽に」といった意味合いかと思います。田中会長のおかげで、「せっかく新市長が市民の声を聞きたいというのに、提案をしていかないのはおかしい」という声で、申し込みました。案の定申し込んだのは1団体のみで、私たちの会が最初のミーティングとなりました。
 私たちは弘前市の障害者福祉の課題と、その改善のための案を携えて市長と意見交換をしました。
 初めに青森県ソーシャルワーカー協会田中会長から、今回の申し込みに至った経緯と県SW協会のこれまでの活動経緯が紹介されました。
 私は自己紹介を交えながら「社会福祉の成熟度はネットワークの広さと、絆の深さだ」と言う前置きでスタートしました。
 たまたまパン工房・ゆいまあるが会場であったこともあり、障害者の現状として1ヶ月の工賃が地域で自立して暮らすための額から程遠い現状を紹介しました。その現状を改善するためには、福祉エリアだけでは解決しないこと。様々な職種とのタイアップによる、品質の向上などが求められていることや障害者の就労に関する支援のあり方を更に強めることなどの必要性を話しました。また現状の障害者を取り巻く状況として、現実的な課題の解決に向けた相談窓口の少なさやネットワークの薄さが問題を山積させている要因であること。弘前市の「障害者自立支援協議会」の更なる機能強化(専門部会の設置運営)が今必要であることも伝えました。
 市長が公約した「子どもたちの笑顔あふれる弘前に」を推進するためには、障害を負って生まれてきた子どもたちが両親と共にその成長過程をライフステージごとに見守り、乳幼児期、就学前・就学後・卒業後の成人期・高齢期などその段階ごとに生じるニーズを把握して支援方策を確立する必要があります。
 市長と確認しあったことは、まず最初のステップとしてプロジェクトチームを組織化して、現状の課題整理による現状認識をすることから始めようということになりました。
 弘前市の障害者福祉関連の社会資源が一堂に会し、相互に有機的な連携協力が可能となるようにネットワークを組むことを目指そうということで、第1回目の市長との車座ミーティングが和やかな内に終了しました。
 

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
中身は? (りんご)
2010-07-30 19:46:09
立派なタイトルはありますが
様々な言の葉がありません。

色んなことを想像して心配したり
しなかったりです…。
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りんごさんへ (なりたはるみ)
2010-07-31 05:52:07
 うっかりしました。タイトルは入れたのですが、中身を書く余裕がなく、「草稿」にして終えたつもりが、なんとそのまま完成にしたようです。ごめんなさい。今気づきました。
返信する
 (りんご)
2010-07-31 16:37:36
新市長さんの「市民の声を聞きたい」
というのにすぐに呼応なさったのは
良かったですね。

市長さんの耳にしっかり成田さんたちの
声が届き、そのことによって良い変化が
起きることを願ってます。
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りんごさんへ (なりたはるみ)
2010-08-01 06:55:21
 現状に不満を言っているだけでは、その状況改善することは少ないですね。より建設的な意見「私ならこうする」という提案をしたことで、市長の不足しているエリアの補完的な役割になると思います。
 第一回目ということは、それがうまく行けば後に続くことの意義につながることと思います。そういう意味で、市民目線で提案したことは、それなりに良かったかと思います。
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