9月27日(月)18:00~20:00 弘前大学創立50周年記念会館 岩木
約束していた交流昼食会をすっかり忘れて、ハンサムウーマン事務局で法人理事の田中さんからの連絡でようやく思い出している。カミサンと二人でおっとり刀で市内の大和屋という郷土料理の店に駆けつけた。このところ毎年お目にかかるようになった名古屋からの客人で、NPO法人参画プラネット代表理事 渋谷 典子さんがおいでになったからだ。
弘前大学人文学部付属雇用政策研究センター(ERRC)は、諸分野の専門家などを招き、ビジネス講座を開催している。介護や福祉、社会教育、まちづくりといった地域社会に貢献する分野で活動しているNPOなどの社会的企業に携わっている方々に講演してもらい、新たな地域雇用創出の可能性を模索したいということが開催趣旨である。
田中さんがはじめに講演して、その後を今回の渋谷さんにつなぎ、そして11月24日が私にその大役が回されたという次第。
渋谷さんの講演は、自らが代表理事となっている「NPO法人参画プラネット」が主に事業としている名古屋市の「指定管理者制度」などがテーマであった。
NPO法人には3種類のグループに分けられる(公的セクター・市民セクター・営利セクター)が、渋谷さんのNPOは共感・多様性・自発性を中核とする市民セクターである。そして女性の地位向上や女性の能力向上と仕事作り、社会に役立つ研究と実践を進めるために活動を行っている。具体的には、日本の女性のこれまでの社会の中での地位の不安定さを改善すべき課題があった。女性は学校を卒業すると就職し子育てで退職し、子どもの手が離れた段階で職に就くといったM字型就労となっている。このM字型の底にいる女性たちの地位向上が目標となっている。
お話を伺って、最近良く耳にする公的な建物の「指定管理者制度」ですが、結構厳しい経営状況に少しがっかりしました。公的機関が指定管理者を選ぶ際に、安さだけを主眼にすると、そこに見えてくるのは大手の法人や会社が片手間に運営しなければ引き受け手がなくなるのではないかという思いです。NPO法人で経済的に自立している法人はまだ少ないのが状況です。指定管理者制度が単なる効率性だけではなく、確保すべき主眼を明確化し、その実現のためにどの団体に任せるのが適任なのかを選ぶ目を持ってほしいと思います。選択過程を可視化したり情報公開して採択根拠を明示するなど、容易に天下り団体などの手に落ちないようにすることが大切ではないかと思いました。
講演が終了したあと、渋谷さんを囲んでの夕食会に出かけました。
楽しく話している中たまたま私のそばに座っていた大学の先生が、偶然にも「しらとり農場」の野菜会員であり、農場を通じて奥様が私を知っているということでした。その話は奥さんがお菓子作りが得意だという話から始まり、私の法人の栗をお菓子にして店に出してもらえないかというところから始まりました。こうして間もなく栗のお菓子作りのプロジェクトが進みそうです。
A型事業所のオープンする来春には、製品が完成していることを今は夢見ています。
約束していた交流昼食会をすっかり忘れて、ハンサムウーマン事務局で法人理事の田中さんからの連絡でようやく思い出している。カミサンと二人でおっとり刀で市内の大和屋という郷土料理の店に駆けつけた。このところ毎年お目にかかるようになった名古屋からの客人で、NPO法人参画プラネット代表理事 渋谷 典子さんがおいでになったからだ。
弘前大学人文学部付属雇用政策研究センター(ERRC)は、諸分野の専門家などを招き、ビジネス講座を開催している。介護や福祉、社会教育、まちづくりといった地域社会に貢献する分野で活動しているNPOなどの社会的企業に携わっている方々に講演してもらい、新たな地域雇用創出の可能性を模索したいということが開催趣旨である。
田中さんがはじめに講演して、その後を今回の渋谷さんにつなぎ、そして11月24日が私にその大役が回されたという次第。
渋谷さんの講演は、自らが代表理事となっている「NPO法人参画プラネット」が主に事業としている名古屋市の「指定管理者制度」などがテーマであった。
NPO法人には3種類のグループに分けられる(公的セクター・市民セクター・営利セクター)が、渋谷さんのNPOは共感・多様性・自発性を中核とする市民セクターである。そして女性の地位向上や女性の能力向上と仕事作り、社会に役立つ研究と実践を進めるために活動を行っている。具体的には、日本の女性のこれまでの社会の中での地位の不安定さを改善すべき課題があった。女性は学校を卒業すると就職し子育てで退職し、子どもの手が離れた段階で職に就くといったM字型就労となっている。このM字型の底にいる女性たちの地位向上が目標となっている。
お話を伺って、最近良く耳にする公的な建物の「指定管理者制度」ですが、結構厳しい経営状況に少しがっかりしました。公的機関が指定管理者を選ぶ際に、安さだけを主眼にすると、そこに見えてくるのは大手の法人や会社が片手間に運営しなければ引き受け手がなくなるのではないかという思いです。NPO法人で経済的に自立している法人はまだ少ないのが状況です。指定管理者制度が単なる効率性だけではなく、確保すべき主眼を明確化し、その実現のためにどの団体に任せるのが適任なのかを選ぶ目を持ってほしいと思います。選択過程を可視化したり情報公開して採択根拠を明示するなど、容易に天下り団体などの手に落ちないようにすることが大切ではないかと思いました。
講演が終了したあと、渋谷さんを囲んでの夕食会に出かけました。
楽しく話している中たまたま私のそばに座っていた大学の先生が、偶然にも「しらとり農場」の野菜会員であり、農場を通じて奥様が私を知っているということでした。その話は奥さんがお菓子作りが得意だという話から始まり、私の法人の栗をお菓子にして店に出してもらえないかというところから始まりました。こうして間もなく栗のお菓子作りのプロジェクトが進みそうです。
A型事業所のオープンする来春には、製品が完成していることを今は夢見ています。