夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

柔道なんて

2012-08-04 08:13:52 | 創作(etude)
柔道なんて
日本の固有の
ものなのに
いつからか
オリンピック種目になって
あの美しい
背負投や
一本背負いや
内股や巴投げが
支え釣込腰が
上四方固めや
袈裟固めが
単なる力相撲に
成り下がってしまった
格闘技になってしまった
柔道着のカラー化なんて
もってのほかだ

東京オリンピックで
無差別級の
神永が
オランダの
ヘーシンクに
寝技一本で
負けてしまった
その日から
日本柔道は
外国に
嫁に行ったようなもんだ
猪熊の
背負投は
見事なものだった

いろんな血が
混じり合えば
格好は柔道でも
中身は
その国ごとの
得意技が
盛り込まれる
それが自然だ
しかし
柔道の真髄
柔よく剛を制すは
影を潜めていくこと
それが
見ていられないほど
哀れな
オリンピックの
日本柔道の姿
三船久蔵の
空気技が
今は懐かしい

最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ヘイ!ジュード! (北海道。MIYAHARA)
2012-08-05 09:33:10
あのスポーツは、既に「JUDO」という新しい競技だと考えた方が良いようですね。開会式で、ポールマッカートニーが・・ヘイ!
ジュード!と、歌っておりましたから・・。礼もなく、勝ち負けにのみキュウキュウとして、ノーサイド後の相手への思いやりもなく、柔らの道は既に死語となってしまったのではないでしょうか?
返信する
北海道。MIYAHARAさま (なりたはるみ)
2012-08-06 08:05:33
 お久しぶりです!
 そうですね!新スポーツかもしれません・・・。
 だとしても、日本が旧態然とした柔道をそこに持ち込もうとすると、精神的な乖離が生まれるのではないかと思います。
返信する
歌の出来た理由 (りんご)
2012-08-07 07:43:15
おはようございます。
今朝は秋の気配がいたします。

私はあの曲が大好きです。

「ヘイ!ジュード」はポールがジョンと
妻シンシアの離婚に際して、ジョンの
息子で当時5才のジュリアンを元気付ける
為に書いた曲です。

ジュリアンの呼び方にちなんで最初は
“Hey Jules”というタイトルだったのを
単語の響きの問題から“Hey Jude”と
変えたというのが真実です。

「柔道」とは何の関係もありませんよ。

私少しまじめすぎますか?
返信する
りんごさんへ (なりたはるみ)
2012-08-08 05:54:56
“Hey Jules”というお話ありがとうございます。私もビートルズ世代なので、何時もこの詩が頭にはあります。
 MIYAHARAさんも、そのことは先刻ご存知の上で、私を揶揄されたのだと思います。
 津軽も一昨日からコオロギの声が聞こえ始めました。ねぷた祭りもあっという間に終えてしまい、もうこれからは秋一直線ですね。
 
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。