夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

くるぎんばさみ

2007-10-08 07:15:33 | 岩木山麓 しらとり農場日記
 土曜日の5日、天候も晴れ。でも夏雲が岩木山から湧きあがっています。胡桃林の葉も紅葉し始めて、黄色の葉が舞い秋色の林が美しく感じられます。夏ゼミも消えて、今は又小鳥達のさえずりの林に戻りました。岩木山も日に日に紅葉の衣が錦秋に近く変化しているようです。
 しらとり農場に足を伸ばすと、前日床の柱を配置した後に角材を渡してコンパネを打つ姿。どこかの大工さんかな?と思うって顔を見ると、いつもしらとり農場の陰の協力者のお一人、無農薬のりんご栽培をするSさんでした。オーナーが心の支えにされている方です。瀬棚のご両親とオーナー夫人は、資材の買出しに出かけたらしくていませんでした。 張り切って出かけた割に、私の手伝えそうな仕事もないので、胡桃林を歩いて落ちている胡桃を探しました。手かごを持って歩くと、先日手かご2つほど拾ったのですが、それでもまだまだ落ちていました。朝方落ちたばかりの外皮が黄色みがかった実や、何日か前に落ちた実は外皮が腐って茶色に偏食したものがあります。外皮が新しいと、実を拾うとき手にべたべた感がありますが、茶色に偏食したものはそれがありません。この外皮がしっかり腐れば中身を洗いやすくなります。
 今月27日には農場の収穫祭を計画していて、そこで餅つきをしてこの胡桃をぜひ使ってみたいのです。鬼グルミの胡桃餅を、是非試食してみようと食いしん坊の私は考えています。リスに先を越されないように、こうして林をこまめに歩けば、けっこう胡桃が落ちています。草刈をしていない林は実を探すのは困難ですから、そこはリスさん達にお任せすることにしています。
 写真は前にも書いて紹介した、「くるぎんバサミ」です。鋏の下側のスプーン状の所に胡桃を載せて、胡桃の山になっている部分を上の鋏の刃に当ててはさんで割ります。すると、とてもかんたんに割れました。来週はこの特注のくるぎんバサミで、収穫した実を割る作業で忙しくなりそうです。これも食いしん坊の楽しい作業なのです。ちなみに乾燥前の胡桃を割って、食べてみましたが、実は少ないのですが真っ白の実は濃厚な味で美味しく感じられました。

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6 コメント

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懐かしい味 (ふんわり)
2007-10-08 09:19:59
オニグルミは、私の子供時代のおやつの味です。昔はトンカチで叩き割って、ほじくったものです。



擂り粉木・すり鉢・クルミ・砂糖・醤油・お湯、そして、つきたての餅!最高です!堪能してください!クルミは洗ったものをネットに入れて風通しのよいところで保管すると良ですよ。
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胡桃 (りんご)
2007-10-08 10:14:25
子供時代胡桃を石の上において
石で叩いてたべました。
それが遊びでありおやつの時間であり
貴重な経験をしたと思っております。

私も胡桃を割る鋏持ってます。
便利ですね。

成田さんの写真は随分大きいですね。
うらやましいです。
私の写真はなぜかいつも(まだ2回だけ)
小さく載ります。
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ふんわりさんへ (なりたはるみ)
2007-10-08 17:47:25
 そうですよね!すり鉢ですりこ木を使ってよく餅を食べる前に、手伝わされました。美味しかったです。
 胡桃を洗ったら、まずは乾燥ですね。ありがとうございます。今から涎が出そうです。
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りんごさんへ (なりたはるみ)
2007-10-08 17:51:57
 子供時代はけっこう身近な食べ物だったんですよね。ぼくの実家は一年に4回も餅つきをしていましたから。
 そうですかりんごさんも鋏を持っているのですね。ぼくはくるみ割りの鋏、今回このような形のものは初めてです。けっこう実が硬くて、金槌でも割れにくいですね。栽培している胡桃は、二個合わせて手でも割れますけど・・・。
 写真はどんな違いがあるのでしょうね。ぼくは写真ソフトを使っています。
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くるぎんバサミの名称で (あらた)
2007-10-09 01:04:43
「くるぎん」という部分、面白いですね!

長野では、くるみをすりつぶしたものにお砂糖と
お塩を混ぜて、もち米をまとめたものの回りに
くっつけた「おはぎ」があります。
あまじょっぱくて、美味しいんですよ☆
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あらたさんへ (なりたはるみ)
2007-10-09 06:55:36
 長野のおはぎも美味しそうですね。ぼくも学生時代に長野県真田村というところで1ヶ月間過ごした経験があります。所変われば品変わるですね。お焼きというお餅の中に野沢菜が入っていました。砂糖だけでは甘味がはっきりしないというのも、この世の真理。塩加減あっての甘味ですね。
 きょうお帰りですね。お疲れ様でした!
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