夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

りんご

2010-01-28 07:42:04 | 創作(etude)
 ・手に載せて紅き林檎を感じてる冷たき素肌無口な重み
 
 ・わが妻は林檎農家に育ちしも皮剥く音を苦手としている

 ・幼き日雪兎見て育ちしが林檎の兎を今は食べおる

 ・蔓割れの林檎の秘密を知りてのち我の価値観変わりつつあり

 ・ふるさとを林檎の国に持ちし人実って何ぼの暮らしを立てぬ

 ・津軽より木箱の届きぬ籾殻の中より出し紅き感動



 

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4 コメント

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りんご (ずみ)
2010-01-28 18:16:13
近所に、リンゴを食べるシャリシャリという音の嫌いな友人が居ます
主婦だけれど…皮を剥ぐのも嫌だそうで

その家では、食べたい人が自分でリンゴの皮を剥ぐのだそうです

文化の香りの感じられないコメントで、お恥ずかしい

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懐かしい言葉 (りんご)
2010-01-28 19:55:35
「木箱」「籾殻」
本当にりんごは木箱の籾殻の中から
赤いほっぺで出てきてましたね。
懐かしいです。
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ずみさんへ (なりたはるみ)
2010-01-29 07:06:08
 雪国の人がみんなスキーが得意ではないのと同じで、林檎農家の人が美奈林檎が好きかというとそうではないことがわかりました。ちなみに、家内とその妹は林檎の皮むきが苦手であり、なお且つ食べるときのシャリシャリ感が苦手でほとんど口にしません。ぼくは食べたいときは自分で剥いて食べるか、おばあちゃんが剥いてくれたものを食べるくらいです。
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りんごさんへ (なりたはるみ)
2010-01-29 07:12:10
 東京にいるころ10月過ぎには津軽から、木箱が何度か届きました。くぎ抜きでふたを外して中には籾殻がたくさん詰まっていて、ぷーんと甘酸っぱい林檎の匂いがしました。手探りで林檎を探すと、スターキングの切れ上がったお尻の赤い林檎を目にし感動したのを思い出します。あの手でまさぐるときに、ふるさとの両親の顔や生まれ故郷の情景が思い浮かんでくるんだろうなあと思いました。御礼の電話をしなければならないのですが、いつも津軽弁がわからないという恐怖感があって、「ありがとうございました」といっては直ぐに家内に受話器を渡していたのを思い起こします。
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