夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

私を支えてくれた人々

2007-03-22 07:08:40 | 私と福祉とであいの旅
 私は自分の力だけだったら恐らく今の施設は誕生していなかったと思っている。この今ある施設は、まさに人と人が築き上げた夢の城なのだろう。城と言うと戦のようなイメージになるので、「人々のであいの場」と言った方が良いかもしれない。一人一人の夢や思いを一つにして出来上がったものだからだ。
 出会ってきた人々一人一人の名前を挙げれば切りのないほど、たくさんの方々がそれぞれの役割を果たしてくれたのだ。そして7年間その時々をつないで、その方々がいるのだ。
 無認可の施設にとっては日々をどのようにつなぐのかと言う課題が付きまとう。ボランティアでありながら、自らが家庭殻持ち寄ったり、畑の野菜の苗を持ち寄って維持することに協力いただいた。後援会の前田会長をはじめ初代理事長一戸さん、30年間も支えてくれた後援会副会長の田中さん。
 「生活リズムセンターノーム」の開設時にはご自身の体験を活かしてボランティアさんを同行して協力してくださった元教員アキさん。専門学校で非常勤講師をした時の最初の卒業生で、スタッフとしても協力してくれた今は他施設の社会福祉士M子さん。いつも優しいまなざしで、私達の娘達に愛情を届けてくださったボランティアのナミさんや元民生児童委員のネットワークを存分に生かしてくれたハツエさん、カチさん、農作業、ねぷた、もちつき,包丁砥ぎ、もの作りのうまかった啓作さん、ご夫婦で通ってくれた田辺さん。得意なラーメンを食べさせてくれた八島さんと外崎さん、家事援助から子ども達の世話をしてくれた綾子さん、キサさん。社会福祉協議会の木村さん、現在の理事,評議員などの役員の皆さん、監事の皆さんは全てこの時のつながりの方々ばかりだ。
 施設の申請書類から立ち上げまでを準備してくれた、今は他施設の施設長Hさん。資金集めでカレンダーを売ったり、バザーでの販売をしてくださった後藤さんをはじめ多くの協力者たち。そのカレンダー製作をいまだに継続して協力してくれているはせくらさん。
 そういう多くのそれぞれの得意を活かして集まった人々の情熱と奉仕と絆を活かした実践活動が今日のわが法人、施設の礎なのだと明確に言えるのだ。
 私たち夫婦と娘達にたくさんの人々が、集まってそれが広がって行ったという事実。それは、いまだに「あうんドリーム」の一つだ。
 2001年1月私達は多くのこの協力者と、その施設を利用する人々がそれぞれの手づくりの料理を持ち寄って、竣工式を開催したのだった。あの感動と感激、興奮はいまだに忘れられない大切な私達の歴史の幕開けの一つなのだった。
 「みんなの施設」これが、私達の集いの場の正式な名前なのかも知れない。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
文字の形 (りんご)
2007-03-22 17:24:29
「人」という文字は支えあうことを
意味しているそうです。
支えあって生きていくのに
良い人たちと出会ったことは
何よりの幸せと思います。

成田さんとの出会いもうれしいです。
返信する
りんごさんへ (なりたはるみ)
2007-03-22 22:47:18
 本当に日々を支えるというものは、言葉以上に中身の濃い重みのあることなのだと思います。みんなが同じ方向を向いて生きようとすることの大切さを、この日々の歴史・積み重ねが教えてくれているようです。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。