夢発電所

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隣組の葬儀

2011-11-08 06:44:43 | つれづれなるままに
11月7日(月)

 隣組の88歳のおばあさんが亡くなって、昨日の午前11時から市内のセレモニーホールで法要がありました。隣組の案内のあった方々と共にチャータータクシーに乗って斎場を目指しました。
 隣組といってもこの法要は、最近は手伝うこともなく葬祭屋が全てをまかなって執り行われます。そのこともあってか次第に葬祭も簡素化され、金で解決する形に変わりつつあります。その家(故人)との付き合いにより、招かれたり招かれないなど濃淡が現れます。
 今から10年前には確かに隣組機能は健在でした。みんなでお葬式の準備手伝いをしたことを記憶しています。町会の長老が指揮をして、準備の相談と役割分担を決めていたのです。

 今回の法要も故人は88歳の女性であり、新聞にもお悔やみ欄への掲載がなかったためか参列者はごく内輪だけだったようです。故人は30年ほど前は民生児童居委員協議会の役員などもされた方ですから、案内すればかなりの方々が参列されたはず。しかし後年は認知症なども進んで、内輪で済ませることになったのかも知れません。

 火葬から通夜、そして昨日の取越法要まで形は同じでしたが、参列者が少ないことだけが少し違っていました。
 仕事柄もあってか、なかなか近所でも会えない人もあって、こうした慶弔の機会しか顔を合わせない方々も多いのです。久しぶりに送迎車内で会話をして近況を確認しあっています。
 それぞれの家の宗派により菩提寺も異なっていて、弘前市内にも曹洞宗と門徒衆に分かれていて、葬儀の費用も多寡があるということが誰かの口から流れていました。

 きょうの法要は葬式が終えた後の「お斎(とき)」が予定されており、会費制で1万円を受付に収めています。
 午前11時から11時30分まで法要が進み、午後12時までに二度目の取越法要が15分程度行われます。それが済めば、お斎会場にてこの葬式の導師を務めた曹洞宗の住職2名の参列を得ての会食です。13:45には終了してまたチャータータクシーが私たちを迎えてくれました。

 葬儀法要もだらだらといつまでも飲むという習慣もなくなって、近代的な法要の在り方を実感しています。

 
 
 

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