夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

雪の舞う師走に2011年を思う

2011-12-01 09:07:24 | つれづれなるままに
 昨日から雪が舞っています。そしてきょうから師走。暦もあと一枚です。
 今年は「東日本大震災」や、福島原発の「放射能拡散事故」、そして紀伊半島などの水害もあって、さながら災害の年になりました。福島原発を始め、原発のあまりにもお粗末な「災害想定外」は、呆れるばかりです。いっときの繁栄など、あっという間に負の遺産になるのだと理解できました。海に囲まれている日本列島、その島国という特徴につけ込んでの原発配備は究極地球環境をあっという間に汚染させる道具になって行くのだということを、私自身は想定出来なかったのは事実です。
 法人もこの震災の影響もあって休業せざるを得なかったりで、ダメージが残ってしまいました。私たちは日常の平穏という中で、危機的状況に対応する瞬発力や耐性、そして柔軟性のある生活スタイルをすっかり忘れかけていました。便利さという落とし穴が、こんな形で私達に教訓を与えてくるとは思いもよりませんでした。

 我が家の次女も入退院を繰り返したりで、健康の有難さを感じています。一日一日の大切さを、今噛み締めなければならないことを痛感します。「永遠」ということは、私たちの人生にはありえません。私も亡父の行年68歳に、あと8年ほどと近づいて来ました。それはひとつの目安にしか過ぎないのかも知れませんが、私もそういう年代に突入するのだと思うのです。
 自分自身がこの年になって、少しでもこの世に生まれて誰かの役に立つ人間だったのかどうかを思うのです。そしてまずは生まれて来てよかったお思えるように、これからの余生を楽しんでいきたいと思います。