夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

短歌/雪

2010-01-16 15:51:08 | 創作(etude)

 ・踏みしめし雪の音響き足下の家内の嘆き引き連れて行く

 ・津軽路の冬道凍てし地吹雪の明日のわが家の生活(くらし)見えずに

 ・足指の霜焼け痒しと嘆く妻凍てし津軽のパン屋厳しき

吹雪・渋滞

2010-01-16 07:30:37 | つれづれなるままに
 朝夕の送迎サービスは、わが法人はドアツードアで実施し好評を得ている。それもこの冬の寒さと大雪では、格別利用している人たちにとってはありがたいのではないだろうか。通所のエリアも片道30分から40分の人たちにとって、バス停などでいつ来るともなく待ち続けるのはつらいことだろう。効率化のために大型バスや中型バスなどでの送迎をしている法人もあるが、冬場の津軽は車で入れない路地もある。増してやこの冬は除雪が間に合わないために道幅も狭くて、渋滞して車が思うように進まない。我が法人は初めからドアツードアの送迎を実施してきたし、車の乗車定員は最大で11人。あとは8人乗りなので、車両一台の運行時間も長くても1時間半くらいである。気がついてみるとこの十年間で送迎車両も7台になっている。あたり前のように運行しているようだが、どうしてこれが赤字の原因の一つだった。一人の方の送迎は1ヶ月で大体30,000円だから、その分が法人に重くのしかかってきた時代もあった。しかし、今ようやくその実績が認められたのか、県から300万円の送迎費補助金を受けているので、法人も利用者負担も限りなく少なくなった。
 運転者は朝7時には車を動かしているので、最低でもその30分前には来て暖機運転や雪を払う作業が待っている。雪道の運転は安全に気を使うし、増してやスリップや突然の地吹雪での視界不良は不測の事態を招きやすい。職員はそういう朝夕の試練をきょうもこなしてくれている。
 感謝しなければ罰が当たるというものだろう。

 風雪を受けつつ子等を迎えんと若きスタッフ笑顔できょうも