夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

十周年記念事業あれこれ

2010-01-07 06:46:06 | つれづれなるままに
 昨日は十周年記念事業を起案している。ガイアシンフォニー第6番に出演した奈良裕之さんとはかれこれ13年間のお付き合いで、2月中旬に当地文化センターあそべーるを会場にコンサートと映画の上映会を企画している。
 映画は「4分の1の奇跡」というドキュメント映画である。この映画を見て、どんな重たい障害の人も、生まれてきたことには大切な理由(役割)があることを改めて思った。

 二つ目の企画は3月21日(日)13:30から同じあそべーる会場での「みんなちがってみんないい」というテーマでのコンサートである。

詩人・金子みすずの「わたしと小鳥とすずと」をモチーフにした。

「わたしと小鳥とすずと」

 わたしが両手をひろげても
 お空はちっともとべないが
 とべる小鳥はわたしのように
 地面(じべた)をはやくは走れない
 
 わたしがからだをゆすっても
 きれいな音はでないけど
 あの鳴るすずはわたしのように
 たくさんのうたは知らないよ

 すずと、小鳥と、それからわたし
 みんなちがってみんないい

 ノーマライゼーションが国連の決議で提起されてからかれこれ30年が経とうとしているが、果たしてしょうがいしゃの社会参加と自立はどれくらい進んでいるというのだろうか。こういう不景気な時代に入るとたちまち、ハンディキャップのある人たちがしわ寄せに会う。そういう意味でもこれからも社会福祉法人 抱民舎の役割は大きいものがあると実感している。

 この10年間に「であいの家あうん」とご縁のあった音楽家に集まっていただいて、3部構成でのコンサートを考えている。もちろん「であいの家あうん」メンバーと桜庭音楽療法士によるミュージックパフォーマンスも登場予定である。10日にその第一回目の打ち合わせ会が開催される。
 一番最初のご縁のあった音楽家は「であいの家あうん」の前身施設「生活リズムセンターノーム」時代からのお付き合いで、パーカッション奏者・奈良裕之さんで、岩木山麓の嶽温泉時代からの交流。それから音楽療法士の桜庭由美さん・弘前ねむの会手話コーラス代表の木村直美さん・2001年に「であいのあうん」ができてからは第一号のコンサートを開催した板橋和幸さん・れもんずの大塚さんと八木橋さんのお二人・音楽広場の鈴木淳子さん・RABラジオなどで中小企業応援歌を創作して活躍している、たいぞーさん・そして昨年の社会福祉法人 抱民舎のクリスマス会で演奏をしてくださった益田彩乃さんという顔ぶれである。

 3つ目は4月から法人第一号のケアホームがスタートするので、この竣工祝賀会と見学会

 4つ目は7月ごろの予定で、記念講演会を企画する予定である。社会福祉法人 抱民舎の個性を生かした記念事業を実現したいと考えている。