４月２０日は二十四節気の一つ「穀雨」『田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨の降る頃。穀物の芽を出させ、生長を助ける雨』と伝えられてきました。百穀を潤す慈雨の季節の始まりです。植物や生き物にとっては大切な雨ですが、近頃週末になると雨が降るようになってしまいました。なぜなのでしょうか？ 気象学では、日本の春と秋は天気が周期的に変化し、日本付近を通過する低気圧の周期はおよそ３.５日であると言われています。３.５日×２＝７日、ちょうど一週間です。この周期に従って低気圧がやって来ては天気が崩れ、同じ曜日ごとに雨が降るのですね。
さて、畑で遊ぼう！2012第１回の１４日は朝から冷たい雨。残念ですが順延となりました。一週間後の２１日。どんよりとした曇が垂れ込めていますが、雨はどうにか大丈夫のようです。周期が少しずれてくれたようです。
いよいよ第１回のスタートです。
①畑探検
②ゲームde自己紹介
③種まき
④ランチタイム（こえどファームクイズの答え合わせ）
畑探検
第1回の恒例行事となっている畑探検。
「探検」と言っても、畑の周りをぐるっと一周しながら、こえどファームクイズの答えをさがしたり、トトロの井戸の使い方を習ったりしながら、「こえどファームってどんなとこ？ こんなとこ！」をご紹介するツアーなのです。こえどファームには、くりのき、どろんこ、あおぞら、おひさまの４つの農場があります。全部の農場を探検していると一日かかってしまいますので、これから夏野菜を育てる“くりのき農場”の畑探検をしました。
初めての方を先頭にして、一列になって、春の“くりのき農場”を探検したのでした。
今年は寒い日が続いて桜が咲くのが遅れました。チューリッププロジェクトで育ててきたチューリップも桜以上に開花が遅れ、いつもの年より２週間以上も遅く咲き始めました。でもそのお陰で、この日に合わせてくれたかのように満開となり、赤・白・黄・桃・紫・赤白・桃白の色取り取りのお花を楽しむことができました。
この日は、菜の花も満開で良い香りを漂わせていました。でも、いつもはたくさん飛んでいるミツバチやモンシロチョウが今年は少ないようです。やはり寒さが影響しているのでしょうね。
つづく<o:p></o:p>