日産自動車は22日、日米で2010年度に販売するハイブリット車について、高級車の「フーガ」を設定することを発表ました。日産のハイブリット車はリチウム電池を利用した後輪駆動のハイブリット車です。
ハイブリット車はトヨタ自動車の「プリウス」とホンダの「インサイト」が価格競争を繰り広げています。そのほか、トヨタは「クラウン」「レクサス」にも設定していますので、日産はこのランクとの競合になると思います。
日産自動車は、ハイブリット車では出遅れてしまったようですが、挽回の切り札として電気自動車に注力を注いでいます。
経営を見ると、2009年3月期は連続売上高は8兆3,000億円と前期比23.3%も減少し、営業損益は1,800億円、純損益は2,650億円の赤字になる見込みです。そのために固定費の圧縮を急いでいます。以下はその圧縮策です。
1 2009年度中に国内外の従業員数を20,000人削減
2 日米欧などの高コスト諸国の労務費を20%圧縮
3 2008年度の取締役賞与をゼロに。状況が改善するまで取締役、執行役員の報酬 を10%、全管理職の基本年棒を5%引き下げ
4 ワークシェアリングの導入を協議
5 2012年度までの新車投入を2割削減
6 2009年度の設備投資を前年度比14%圧縮
7 硬式野球部、卓球部、陸上部を休部
日産は今回の自動車不況を乗り切るのは「徹底度」の勝負と捉えています。固定費の削減、経費の削減、設備投資の削減をどこまで徹底できるです。
それにしても、コストを絞りに絞ったなかでのハイブリット車の開発は並大抵のことではありません。日産自動車の将来も厳しいものがあります。
ハイブリット車はトヨタ自動車の「プリウス」とホンダの「インサイト」が価格競争を繰り広げています。そのほか、トヨタは「クラウン」「レクサス」にも設定していますので、日産はこのランクとの競合になると思います。
日産自動車は、ハイブリット車では出遅れてしまったようですが、挽回の切り札として電気自動車に注力を注いでいます。
経営を見ると、2009年3月期は連続売上高は8兆3,000億円と前期比23.3%も減少し、営業損益は1,800億円、純損益は2,650億円の赤字になる見込みです。そのために固定費の圧縮を急いでいます。以下はその圧縮策です。
1 2009年度中に国内外の従業員数を20,000人削減
2 日米欧などの高コスト諸国の労務費を20%圧縮
3 2008年度の取締役賞与をゼロに。状況が改善するまで取締役、執行役員の報酬 を10%、全管理職の基本年棒を5%引き下げ
4 ワークシェアリングの導入を協議
5 2012年度までの新車投入を2割削減
6 2009年度の設備投資を前年度比14%圧縮
7 硬式野球部、卓球部、陸上部を休部
日産は今回の自動車不況を乗り切るのは「徹底度」の勝負と捉えています。固定費の削減、経費の削減、設備投資の削減をどこまで徹底できるです。
それにしても、コストを絞りに絞ったなかでのハイブリット車の開発は並大抵のことではありません。日産自動車の将来も厳しいものがあります。
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