水野和夫と大澤真幸の対談で構成されている「資本主義の謎」という本を読んでいます。
水野和夫は、経済評論家としてテレビによく出演していた人ですが、経済の世界史に博学なので読んでいて驚いています。大澤真幸はベストセラーとなった「ふじぎなキリスト教」の著者です。この本も対談集でした。
この本のキーとなっているのは、なぜ西洋で資本主義が誕生したかです。その来歴が2人が論じています。ほんとうかなと思うのですが、その論理展開が知的好奇心をそそるのです。
いわゆるこのような学問の範疇は「社会学」ということなのでしょうが、私は昔から、この社会学がたいへん興味がありました。だらかでしょうが、このようなたぐいの本は、たいへん好きです。
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