11月6日に、東京有楽町朝日ホールで開催されたダイバーシティ推進シンポジウム「新しい日本を創る働き方」に行きました。
このシンポジウムは2部構成で、1部は勝間和代と内田和成の討論。2部は村木厚子内閣府政策統括官、藻谷浩介日本政策投資銀行参事役、石川康晴クロスカンパニー社長、そして駒崎NPO法人フローレンス代表4人のパネルデスカッションでした。
1部では、勝間さんの持論爆発でした。勝間さんは、日本の最大の問題は「1人当たりの労働生産性は低いこと」=長時間労働が常態化しているということでした。この状況が変われば、日本の社会が変わるという主張でした。女性として子育て中に長時間労働を強いられ、苦労した経験かえあの持論です。まったくその通りではないでしょうか。
2部では、4人の個性が出ていたディスカッションでした。「大黒柱ヘッドギア」、「昭和脳」など時代をうまく表現した言葉も聞くことができました。藻谷さんは相変わらず、人口問題を論じていました。「観念にとらわれず、事実を見る」ということを藻谷さんは主張していました。
少し残念だったのは、あの村木さんが政府の人ということに拘り、一般的な話に始終してしまっていたことです。あれだけのことを経験した方なので、もっと大胆な話が聞けるかと思っていたのですが。
それから、コーディネーターの安井朝日新聞社編集委員のコーディネートがよかったです。ユルキャラで、ディスカッションをほんわかにしていました。このようなコーディネーターだといいですね。
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