TSUNODAの経営・経済つれづれ草

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日経新聞社主催「特別セミナー2013年 世界を読む」を聞いてきました(その1)

2012-12-11 21:00:11 | 経営全般

 東京、日経ホールで開催された「特別セミナー 2013年 世界を読む」を聞いてきました。

 講演内容は、蟹瀬誠一氏の「新たな国際パワーゲームの行方」、伊藤元重氏の「大きな転機にある世界経済」、そして、蟹瀬氏、伊藤氏をパネラーとして、藤沢久美氏がモデレーターとしてのパネル討論でした。

 2人の講演は、政治と経済という視点での時代の潮流を掴んだものでした。蟹瀬氏の講演は、21世紀の世界のパワーポリティックスの内容でした。キーワードは、①多角化、②21世紀型覇権だということです。伊藤氏の講演は、ミンスキーのサイクルなどの内容でした。

 パネル討論では、12月16日の選挙のことがどうしても話題になっていました。そのなかで蟹瀬氏が、選挙に行かない人には「罰金制」を導入することを提案していました。世界20カ国で導入しているそうです。「罰金制」を導入すると投票率が95%というような数値になるそうです。日本もそのくらいの投票率になれば、日本社会が変わるのではないでしょうか。

 それから、「世代間格差」を日本は問題にすべきであるということが伊藤氏から提案されていました。蟹瀬氏も、30代以下の政党ができてもよいのではないかと提案していました。

 藤沢氏もモデレーターとして、適切な質問とまとめをしていました。

 たいへん刺激的な講演とパネル討論でした。

 東京駅から日経ホールまで歩いていったのすが、東京駅の景観は以下のとおりでした。


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