TSUNODAの経営・経済つれづれ草

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「社長 儲けたいなら数字はココを見なくちゃ」を読む

2008-01-05 18:58:01 | 今週の一冊
 今日は、株式会社武蔵野代表取締役小山昇の著書「社長儲けたいなら数字はココをみなくちゃ」を読んだ感想を書きます。

 この本は、実際の企業経営者ならではの内容となっています。勉強になったいくつかのことを書きます。

1 社長の人格は数字で決まる-あいまいな言葉は排除、数字こそがすべて-
「ちょっと」「それなりに」「たくさん」といった、あいまいな言葉が並ぶのは、何も話していないのと同じ。社員に数字で話をさせるためには、数字で報告できるf-マットを作る。

2 数字を追いかけるには「異常値」早くつかむため-月に一度、社長自らグラフを手書きしよう-
 会社の問題点を早期発見・早期治療するためには、少なくとも毎月の定期チェックが必要。

3 データは「分析して終わり」では何の意味もない-具体的な「次の一手」につなげてこそ活きる-
データを分析すると何かしらの具体策が浮かび上がってくる。逆に言えば、アクションにつながらない分析は意味がない。

4 資金繰りの苦しさは「B/Sの数字のとり方」が原因-B/Sの数字は社長の一存で決められるもの-
 B/Sの中身を決めるのは、他ならぬ社長自身です。ならば、少しでも自社に有利なように自分で決めたようがよい。

5 まず、「いま、いくらの利益が欲しいか」を決めなさい-未来の儲けは社長自身が決めるもの-
経営は、過去計算でなく未来計算です。まず欲しい利益目標を定めなければ具体的な経営戦略は決まらないし、目標を定めずに場当たり的に戦略を決めても、検討違いの方向へ進んでいくだけ。まず社長が未来をきめなければ、何も始まらない。

 




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