厚生労働省の調査データによると、2012年10月末時点で日本で働く外国人労働者は682,450人で、前年同月比と比較して0.6%減少しました。
家電製造業などの製造業の不振が要因であると厚生労働省はみています。
身分に基づく在留資格を持つ外国人労働者は外国人労働者の45.2%を占め「多くが製造業で働ている」といいます。また、外国人を雇用している事業所の半数以上は、従業員が30人未満の中小企業です。
調査時点の2012年は円高の影響もあり、中小企業までの裾野の広い製造業が業績不振に陥ったことが外国人労働者の減少の要因でありました。2013年になり、景気回復基調なので、外国人労働者の減少は止まるのではないか推察されます。
さて、地元伊勢崎市も外国人労働者が多く居住している市です。食品スーパーには、ポルトガル語で書かれた食品が販売されています。以前、仕事で市内の製造業の企業を訪問したとき、黙々と働く外国人を多く見ました。けっして、労働条件がよいとは思えませんでした。
伊勢崎市は「多文化共生」に力をいれています。「多文化共生の市」として、全国の先進的な市になってもらいたいものです。
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