山田真哉氏の著作「問題です。2000円の弁当を3秒で安い!と思わせなさい」を読みました。
山田氏は、「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」という大ベストセラーを書いた公認会計士です。この本は、かれこれ9年前に書かれた本で私も購入して読みました。会計的な経営数字の見方が書かれた本で、事例を上げてやさしく書かれていたので売れた本でした。この本以後、会計本が多く出版されるようになりました。
私は、「さおだけ」を読み、この著者の本を何冊か読んできています。「目のつけどころ」という本は、会計的センスを磨くに大いに参考になりまりました。今回、読んだ本で知ったのですが、著者は、講演会を年25回ほどしていたそうです。そして天狗になっていたそうです。なぜか?それは、講演会に会計をテーマとするのでなく、「歴史」をテーマにした内容も実施していて、評判がかんばしくなかったからだそうです。
さて、この本です。はっきりいって、内容に薄い本です。これで1,300円は高いのではないでしょうか。図書館で借りたのでよかったと思いました。といっても、センスの光る箇所もあります。以下その箇所です。
・商売は、定期低収入と不安定高収入にバランス
・現金さえあれば会社は潰れない
・会計センスを身につけるには、定期的に特定の数字をとらえ、記録する
・単位交換で、冷静に判断ができるようになる
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