すべての頂の上に安らぎあり

今日はぼくに残された人生の最初の一日。ぼくは、そしてぼくたちは、この困難と混乱の社会の中で、残りの人生をどう生きるか?

杓子山

2018-10-04 20:45:29 | 山歩き
 一昨日、友人2人と山中湖の北の杓子山に登りに行った。南西の鳥居地峠から歩きの予定だったのだが、倒木で通行止めになっていたので、峠の1キロほど手前で駐車して歩いた。そこからは、林道も登山道も無数の倒木で、乗り越え、下をくぐり、藪をこいで迂回し、の連続だった。下部では太い幹の途中から無残に引き裂かれたものが多く、岩場の混じる上部では表層土をつけたまま根っこからえぐり取られるように倒れたものが多かった。
 もともと、倒木の多いコースらしく、頂上で居合わせた登山客のグループが、「一昨年も来たけど、倒木がやたら増えているな」「一昨日の台風のせいだよ」という会話をしていた。
 前日月曜日に家の近くの「林試の森」に行ったらやはり大木が何本も倒れていて驚いたのだが、自然の猛威を改めて感じた。
 一昨日は台風の通り過ぎたあとで天気は良く、黒々とした富士も見え、途中には明るく日差しを受けた見晴らしの良い茅場の原もあり、岩場もあり、赤土のすごい急斜面のスリリングな上り下りもあり、林内にはトリカブトの大群落もあり、くたびれたけど楽しかった。
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