すべての頂の上に安らぎあり

今日はぼくに残された人生の最初の一日。ぼくは、そしてぼくたちは、この困難と混乱の社会の中で、残りの人生をどう生きるか?

立春大吉

2022-02-03 10:44:30 | 自然・季節

これまでに
悔んでも悔みきれない傷あとを
いくつか しるしてしまった
もう どうにもならない
だが
これから
どうにかできる 書きこみのない
まっさらの頁があるのだ
と思おう
それに
きょうこの日から
いっさいがっさい なにもかも
新しくはじめて
なにわるいことがある

 私の詞華集38川崎洋 詩集 『食物小屋』より「これから」           

    立 春 大 吉 

 ここ数年、年賀状を書かずにこの時期にご挨拶をさせていただいています。 
 人類は、気が早いかもしれませんが、コロナ感染症自体は、乗り越えつつある、と思います。ただ、そのあとに、究極的に困難な、解決しなければならない数々の問題を抱えています(ブログ「ぼくが地上を離れる前に」の「激しい雨」22/01/14と「ウイルス」01/29も読んで頂けると嬉しいです)。何ができるわけでなくても、現在を見詰め続けましょう。
 でもまだ、希望は捨てないでいよう。良い音楽を聴いて、良い本を読んで、もう少し暖かくなったら、歌を口ずさみながら野山を歩こう。草に坐って友達とお昼も食べよう。夢を語ろう(いくら困難でも、歳を取っても、夢はあるのだから)。熱い議論もしよう。(新しい春にあたっての、自戒の言葉です。)
 ぼくは今年は山登りの計画がいっぱいあります。良かったら声をかけてください。ご一緒したいです。

皆様方のこの一年のご健康とご多幸をお祈りいたします。

(年賀状をいただいた方への寒中御見舞いのはがきの文です。)

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