すべての頂の上に安らぎあり

今日はぼくに残された人生の最初の一日。ぼくは、そしてぼくたちは、この困難と混乱の社会の中で、残りの人生をどう生きるか?

優しい歌

2020-08-13 21:43:58 | 音楽の楽しみー歌
 この夏は音楽がどんどん遠くなっている。楽器の練習をする元気が出ない。体力が落ちていろんなことを一日にできなくなっていて、この夏は読書と散歩が優先になっている。
 いつの間にか歌の練習…どころか声さえあまり出さなくなっていた。
 このまま声が出なくなってしまうのはあまりに残念だ、と思い、日野さんにレッスンをしてもらいにデュモンへ行ってきた。そのためにその前一週間ほど声を出してみていたのだが、ひび割れたかすれた声が出るし、どうすれば良い声が出せるのか、ポイントがわからなくなっている。「うん…これはやばい」と思いつつ一週間。出し方はわからないままだが、ひび割れは減ってきた。
 で、新しく覚えるのでなく、昔うたったのを練習しようと思い、用意したのが日本の抒情歌。昨日見てもらったのは、「出船」、「さくら貝の歌」、「あざみの歌」、「霧と話した」の4曲。
 さいわい、日野さんには「いい声ねえ」と言ってもらえた。一日一時間ぐらい手探りでポイントを再発見していけば、年末ぐらいにはもう少し、ひびではなくて響きを取り戻せるようになるだろう。
 歌ってみると、日本の抒情歌は本当に良い。心にしみる。心にしみる歌を心にしみるように歌えるようになりたいものだ。優しい歌が好きだ。ということはぼくの心にもまだいくらかは優しさが残っているということだ。
コメント
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