10月4日~7日、辺野古・高江ツアーに参加した。 嘉手納弾薬庫の黙認耕作地は、喜名の村落があったところ。の屋敷跡や村の拝所・ウタキなどが残っていた。強制的に軍用地に取られ、移転を余儀なくされた村人たちは、毎年、カー(井戸)の掃除や祈りをささげているという。70年もだ。
5日は辺野古のゲート前の座り込みに参加。座り込みの人は約60人ほど。参加者からの報告あり、唄あり、踊りあり。沖縄のたたかいのおおらかさ、力強さを肌で感じた。
ゲート前の座り込みは両脇に機動隊の車がおかれ、座り込みの現場は基地のゲートの塀と道路、機動隊の車両に囲まれている。しかも、その機動隊の車の車体の下には有刺鉄線が張られていた。そこに触れると怪我させる卑劣な仕組み。ひっきりなしに米軍の大型車両が出入する。
辺野古漁港から平和丸に乗船して長島の間をぬけ、大浦湾のフロートまで・・・カヌー隊が頑張っていた。海上保安庁に抗議し、カヌー隊にエールを送る。 6日目は7時にゲート前で座り込み。約40人。知事の取り消し決定をうけ、翌7日6時半には県庁前で緊急集会を開くという。「沖縄をかえせ」「座り込め」などうたったり、参加者からの報告や決意表明などうけた。ゲート前の座り込みから高江に出発。N1ゲート前の座り込みテントで説明をうけた。防衛局は座り込みテントの場所=路肩を米軍専用にし、座り込みテントの排除をもくろんでおり、6日にその裁判が開かれるという。この非暴力の座り込みすら排除とは、本当に許しがたい!次にN!裏に行った。日本最大の蝶、オオゴマダラがゆうゆうと飛んでいた。そのごG・Hのゲート前にも寄った。
オスプレイが轟音とともにやんばるの山並みにそって訓練していた。何度も何度も轟音をとどろかせていた。
スダジイが茂るやんばるの森・辺野古大浦湾の貴重な自然を人殺しの基地建設で壊してはならないと強く感じた。
7日は、那覇の波の上にある対馬丸記念館へ。沖縄戦で撃沈され命を落とした子どもたちがまつられている「小桜の塔」「海なりの塔」に寄る。二度と戦争をしてはいけない!させてはいけないことは、今を生きる大人の責任だと訴えていた。 波の上には「台湾遭難の碑」もある。1897年の琉球処分のきっかけと台湾植民地化の口実になった1871年の台湾遭難事件の犠牲者の碑である。
沖縄には、平和を求める島ぐるみの思いが詰まっている。沖縄の平和を勝ちとることは、日本の平和を実現することだと強く感じたツアーだった。
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