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山梨・清里三社参り  その3

2015年06月18日 | 紀  旅行、葛ハイ山行

 印象深く目にした茅葺屋根の廃家向井潤吉の世界

 

戦後の高度経済成長により次第に伝統的家屋が失われた。

潤吉は全国を巡り古い藁葺き屋根の家屋を描き続けた。資料や潤吉自身の言葉から推定すると

描き残した民家は1000軒を超え、油彩による民家作品は2000点にも及ぶとされる。

その茅葺屋根 を清里に見た。

 


屋敷の後方に樹林(防風林)を廃止、強風から守る
左上、電柱の上『風切りの松』


上に同じ家屋


目を凝視すると、物干し竿、ポリピンチハンガーが、庭先に有る。
見ていて現場離れ難し!!

 


自動車が行き来するすぐ土手の上に鎮座・・・・

屋根を葺き替えるのは、自分の家だけではとても出来ない。

幼き頃、部落総出の葺き替え作業を見た。


屋根の葺き替え作業。←クリック

 


茅葺屋根の廃家、↑ 4枚
家屋は人が住まなくなると急にもろくなる。


近くには立派な、黒光り屋根の家屋があちこちに並ぶ

 

茅葺屋根の佇まいを数件見た。

都会の人は早く壊して!!という早計な考えかもしれないが、

 これに居を構え、生活した者にとっては、壊すというのは偲びがたいのであろう。

生活の一部始終が詰まっていて・・・・。

それとも故郷を離れしまった人の家か、想いは廻る!?

 

 


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