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日々是好日・スローライフ(寅さんの柴又から発信)

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山梨・清里三社参り  その2

2015年06月16日 | 紀  旅行、葛ハイ山行

里山歩き道すがら                
太陽光発電で獣を追い払う


 「三社参り」

厳しい自然風土の中で米作りや畑作が盛んだった、この地域では、

収穫の出来を大きく左右する気候の安定を毎日のように神に祈っていたそうです。

五穀豊穣にあやかりたい。

昔の神事を偲び、よき清里・樫山地区の道すがら堪能してきました。

 

三社廻りコース

 

印象深く目にした
太陽光発電の電流で獣(イノシシ)を追い払う 


山裾に広がる、太陽光発電パネル
これは事業用です。
固定価格買取制度の買取価格の見直しが始まった。
焦点になる非住宅用の太陽光発電は1kWhあたり32円から26円へ引き下げる可能性が濃厚だ。
最初の買い上げ価格から、ずいぶん値下げされたことになる。

 


これは、獣防除用太陽光発電装置

畑の周囲に電線を張り巡らせ、電線に触れると感電しびっくり追い払う

野菜のボディガード畑作物も、天の恵みによって守られる。

 

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山梨・清里三社参り  その1

2015年06月16日 | 紀  旅行、葛ハイ山行

清里・三社参りの道を歩く
むかしの原風景を留めた里山・(概略)

 

 

 

風習=三社参り⇔270年ほど前の祈願神事

   雨乞い   =権現神社
   晴天の祈り=日吉神社
      慕風雨除け=風の三郎神社

この三神社を廻り、
昔の神事を偲び、よき清里・樫山地区の原風景を堪能してきました

 

 

 

権現神社
水不足を解消する為の雨乞いの神事を行う神社。
巨大の松ノ木が祠を覆う。

 

日吉神社
晴天を祈願する神社。
”筒粥野神事”によって天候や、農作物の豊凶を占ったという。

 


神楽殿を配し、巨大な神輿が格納庫に有った。
境内は広く、むかしは多くの人達が石段を登って、郷土芸能(神楽、地元芝居)を楽しんだであろう。
現在は、草が覆い人の出入りは寂しい。

むかしを紐解けば、学術的資料も埋もれているのではなかろうか
そんな気分に浸かった。

                ←クリック拡大
日吉神社階段脇に耕地整理組合の記念碑
きっとこのの中心的存在で有ったことが伺える 。この記念碑を見ると現代の文明科学によって
一挙に解決(雨乞い、晴天、台風)されたことが、読み取れた。

 

風の三郷神社
暴風雨を(台風)からお守りください。
近くにを囲むように『風きり』という赤松の防風林が有る。

 

                                              資料  フットパスコースガイドより出典

 

 

私の経験・体験

台風が来て中々風が収まらない。

稲は倒れ農作物に甚大な被害が襲い掛かる。


こんなとき年老いた老婆(祖母)は、


草刈鎌を物置から取り出してきて、洗濯する物干し竿の先端に結びつけ


強風が吹く中を、杭を打ってこれを結びつけた。

台風に向って、


『台風を、草刈鎌で切り刻む・・・』と言う、むかしからの言い伝えであったのでしょう。

 

動物の行動学という科学

    ①牛が立つと天気は晴れて、横たわると雨が降る。
                ②カマキリが植物の幹に、地面から高く卵を産み付けると雪が多い。
    ③クモが軒一面に巣を張ると、風が少ない。
        ④カエルが、木の上に登って鳴くと、雨が降る

むかし人は、言い伝えによって事が成された。

科学的に根拠がなくても(そんなことは信じない=知らない)


伝承された事のみを信じて、農作業に励んだのであろう。

 

コメント (11)
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