toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「アルプス席の母」 早見和真

2024年03月24日 | 読書日記

テーマとしては加納朋子の「七人の敵がいる」と共通するところが有るけれど、主人公の性格が正反対。
こちらはひたすら流されるタイプだけど、たまにちょっと意地も見せる。
私自身は「七人の敵がいる」の陽子タイプだけど、こちらの菜々子により共感を覚える。
内容は、子どもと母の二人の成長物語と言ったところで、とても良かった。
今度の本屋大賞にノミネートされそうな作品。

どこまでが真実か分からないけれど、実際にこんな感じだったら普通の公立高校が甲子園に行くなんて(特に激戦区では)恐ろしくハードルが高い。

 

 

 

 

 

2024.3.20

小学館

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