toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「過ぎ去りし王国の城」 宮部みゆき

2022年03月06日 | 読書日記
絵の中に入り込んで、そこに有る古城で暮らす少女を発見する。
最終的にその少女とはどうなるか分からないけれど、彼女を捲る物語なんだろうな・・・と思いつつ読んでいくと、どんどん方向が変わっていって、想像していて話とは全く別の物語になって行った。

パクさんと城田が至った結論には、合理性を感じないし共感できないから、その後の展開は納得できない。
まあ最後は無難にまとまった感じだけど、宮部みゆき作品としてはちょっと物足りなかった。



角川文庫
コメント
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