toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「北宇治高校吹奏楽部のホントの話」 武田綾乃

2022年02月23日 | 読書日記
「ヒミツの話」が久美子達が1年生の時の話だったから、この「ホントの話」は2年生時代のスピンアウト作品集かと思って読み始めたら、最初の「飛び立つ君の背を見上げる(Fine)」は夏妃達の卒業式の日の話。
1年飛ばして次の年の話?と思い巻頭の登場人物一覧を見直したら夏妃は3年生??
次の「数学は学生の義務ですから」は半年戻って久美子達が2年生の夏休みの話。
そのまた次の「だけど、あのとき」はさらに半年戻ってあすか達の卒業式・・・・・。
という感じで、物語の時間はランダムで、登場人物が関係者と言うだけの短編集。

それぞれの話は面白いけれど、本編とはあまり関係無いというより、どうでもいい話がほとんど。

「アンサンブルコンテスト」はそのまま本編に組み込まれていてもおかしくないけれど、長さの問題でこっちに回したんだろうか??

夏妃から優子への返事も是非読みたい。。

出来たら物語を時系列に並べて欲しかった。



宝島社文庫
コメント
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