はむすぽ。-Go! Go! Fighters!!

ファイターズをぬるく見守るブログだったりします。

[日本シリーズ第4戦]マリーンズ31年ぶり日本一―完璧なまでの強さに脱帽です

2005-10-26 | 過去のはむすぽ

千葉ロッテマリーンズ、31年ぶり日本一。おめでとうございます。
セ・リーグの覇者たる阪神タイガースをこれほど完璧に封じ込めるとは
はっきり言って、想像だにしていませんでした。お見それしました。脱帽です。

 ◇日本シリーズ第4戦・阪神×千葉ロッテ(ロッテ4勝0敗、甲子園・47810)
Marines020100000371
Tigers000002000270
(ロ)○セラフィニ―小野―藤田―薮田―[S]小林雅=橋本・里崎
(神)●杉山―能見―福原―ウィリアムス―藤川―久保田=矢野
HR:李3号(2表=2ラン)

【勝】セラフィニ 1試合1勝 【S】小林雅 1試合1S 【敗】杉山 1試合1敗


これ、あれですね。
第3戦もロッテが取るようだと、小泉自民党も真っ青の地すべり的圧勝の可能性もありますね。

第2戦の記事中で、私が書いた一節。多分にネタ的記述ではあったのですが、今回のシリーズはまさに
マリーンズの地滑り的圧勝でありました。阪神にまったく自分たちの野球をさせなかったわけだし。

MVPには、きょうは無安打だったものの8打席連続安打のシリーズ記録を作るなど大活躍の今江。
優秀選手には渡辺俊、李、サブローの3人。敢闘選手には矢野が選ばれました。

さすがに、きょうは4試合連続2ケタ得点というわけにはいきませんでしたが、
点差以上にロッテの強さが際立って見えました。本当に強いチームになりましたねぇ。
去年、ファイターズとプレーオフ争いをしてたチームとは思えないよ。すごかったですよ。

思えば、よく札幌Dの最終2連戦で互角の戦いが出来たよな。
あの打線を(消化試合とはいえ)9回完封した須永は来年期待できるよ。(^^;;;
…というわけで、日本シリーズはあっという間に終了いたしましたので、
期間限定まりんすぽ!はきょうを持ちまして終了です。長いこと、ありがとうございました。

あす以降は、通常通りのはむすぽ。としてファイターズネタ中心にお送りいたします。

[日本シリーズ第3戦]3試合連続2ケタ得点で早くも日本一に王手!!!!

2005-10-25 | 過去のはむすぽ

↑写真は9/27札幌Dでの小林宏。髪型が随分と特徴的なんですねぇ…。

3試合連続2ケタ得点でロッテ3連勝。31年ぶり日本一へ王手。
これはロッテが強いのか、はたまた阪神が弱すぎるのか。
いずれにせよ、プレーオフを制した勢いだの、阪神は待ち時間が長かっただの。
そんな要素だけでは到底語りつくせない差が厳然とあることだけは確かなようだ。

 ◇日本シリーズ第3戦・阪神×千葉ロッテ(ロッテ3勝0敗、甲子園・47753)
Marines01020070010100
Tigers010000000161
(ロ)○小林宏―小野―藤田―薮田=里崎
(神)●下柳―藤川―桟原―橋本―能見=矢野・野口
HR:福浦1号(7表=満塁)

【勝】小林宏 1試合1勝 【敗】下柳 1試合1敗


今江の連続安打は止まったものの、それでも4打数2安打。3試合通算で12打数10安打。
恐ろし過ぎです。JFKの一角・藤川をも飲み込んだマリンガン打線。すご過ぎです。
とにかくよく粘る。ボールを見極める。そこから阪神の投手陣を崩壊させていく。きょうもそうだった。
今のファイターズ打線には到底まねの出来ない芸当です。粘るより前に三振ばっかの打線ですから…。

ロッテは投手陣も超安定。3試合25イニングで失点はわずかに2。チーム防御率は驚異の0.72
その失点も藤本の犠飛(第1戦)と関本の三塁ゴロの間だから、タイムリーを1本も許していない。

第3戦まで終わって、私の心の中にあるほんの些細な戸惑い。

まりんすぽ!とか言ってやってるけど、ロッテがこんなに強い戦いぶりを見せるとは想像して
なかったんで、私としては来季のファイターズが、これを相手に戦わなきゃいけないことに
かなり不安を感じ始めました。(^^;;;

ロッテはもちろん、仮に城島が抜けたところで打線の破壊力はリーグ№1のソフトバンク。
西武だって来年もあのまま…ってことはないでしょうし…。ノムさんを新監督に迎える楽天も侮れない。
そんな中において、来季のファイターズはどういう戦いをすればいいんでしょうか。
なんか途方にくれてしまいそう。よほど心してかからないと来季もプレーオフにすら出れないかも…。

ロッテが勝ってくれるのは、まりんすぽ!としても嬉しいことではあるんですけどね。
ロッテ応援とか言ってる割には、さすがに阪神ももう少し頑張れよ!! …と思ってたりもします。

[日本シリーズ第2戦]陸斗、やったぞ!! 今江パパは絶好調です。

2005-10-23 | 過去のはむすぽ

扉写真は、先日の札幌Dでのマリーンズ戦の際、私の前方にいたマリサポお姉さん2人組。
これはラッキーセブンに入るときにタオルをかざしてるところですね。


今江、日本シリーズ新記録の8打席連続安打&2試合連続の1試合4安打。
チームはシリーズ史上初の2試合連続2ケタ得点。打率も4割を超えている。
プレーオフを制した勢いだけではない。実力で阪神を凌駕している。

 ◇日本シリーズ第2戦・千葉ロッテ×阪神(ロッテ2勝0敗、千葉マリン・28354)
Tigers000000000041
Marines11000503X10120
(神)●安藤―江草=矢野
(ロ)○渡辺俊=橋本
HR:サブロー1号(6裏=2ラン) フランコ1号(6裏=ソロ) 李2号(6裏=2ラン)

【勝】渡辺俊 1試合1勝 【敗】安藤 1試合1敗


第1戦で天を味方につけたロッテが、完全にシリーズの主導権を握った。
今岡のタイムリーエラーに江草3連続暴投という信じられないような自滅にも助けられた。
渡辺俊のまったくもって危なげないピッチングで阪神打線を完封。
JFKとYFKの対決だ!!! という前評判もあったが、この大差の展開では彼らの出番すらない。

これ、あれですね。
第3戦もロッテが取るようだと、小泉自民党も真っ青の地すべり的圧勝の可能性もありますね。

では、追記。今江8打席連続安打を表にまとめてみた。
状況カウント相手投手打点
第1戦(1)一回一死1-2左直本井川1
(2)三回無死投ゴ安井川
(3)五回無死右直2井川1
(4)七回無死右直安橋本
第2戦(1)二回無死1-1右直安安藤
(2)五回無死1-2中直安安藤
(3)六回一死0-1中直安江草
(4)八回一死1-1右飛安江草1

カウントの空白のところは、Yahoo! の一球速報が既に削除されてて調べがつかなかった。
けど、全体的に追い込まれる前に早め早めに打っていってるんだなぁ…ということはわかる。
打球方向も左も右も関係ない。当たればヒットなんだから、それも当然ではあるが。(^^;;;

場所を甲子園に移してどうなるか…というのはあるが、このままロッテ日本一ならMVPはほぼ間違いない。

そんな今江の大活躍には、この方もさぞお喜びのことでしょう。


















…って、誰だよ。(笑)

実は、こちらの方。札幌D最終戦のスタンドにいらっしゃった通称"今江おじさん"です。(^^;;;
…といっても、その通称が通じるのは、私と一緒に観戦したkuniさんの2人だけですが。
扉のお姉さん同様、マリーンズファンであることは間違いないのですが、その中でも
とりわけ今江選手の大ファンらしく、紙コップをメガホン代わりにして

かっとばせぇ~~~。今江ぇぇぇ~~~。燃えろぉぉぉ~~~。と、
周囲の空気も読まずに(苦笑)大声で叫んでおられました。最後に必ず"燃えろ~"と叫ぶのが特徴。
そんな打席のたびに燃えてたら、いい加減燃え尽きちゃうじゃないですか…ねぇ。

ま、場所が場所(札幌Dですから)なだけに、
周囲からは「黙れ、酔っ払い」という冷ややかな反応がほとんどではありましたが…。


観戦記(⇒シリーズ終わったら書きますから)を書く際の隠しネタとして取っておいたのですが、
あまりにもタイムリーなので、ここで出してしまいます。今江にこれだけ活躍されちゃったら仕方ないっしょ。

[日本シリーズ第1戦]甲子園で決める!4連勝で日本一!…って、強気やね。(苦笑)

2005-10-22 | 過去のはむすぽ
さぁ。始まりましたよ、日本シリーズ。
初戦から濃霧のためコールドという前代未聞の展開になりました。
そして、お立ち台での清水と今江の超強気発言。わたしゃ、驚きのあまり目が点でしたよ。(苦笑)
その昔「(讀賣は)ロッテより弱い」発言がシリーズの流れを変える引き金になったことを考えると、
なんだか隔世の感がありますね。(^^;;; そりゃ、私の人生分まるまる優勝から遠ざかってたんだし、
1勝しただけでも嬉しさはひとしおなんでしょう。気持ちは分かりますが…。

 ◇日本シリーズ第1戦・千葉ロッテ×阪神(ロッテ1勝0敗、千葉マリン・28333)
Tigers0000100  150
Marines1000315x  10150
(7回裏一死、濃霧のためコールドゲーム)

(神)●井川―橋本=矢野
(ロ)○清水=里崎
HR:今江1号(1裏=ソロ) 李1号(6裏=ソロ) 里崎1号(7裏=3ラン) ベニー1号(7裏=2ラン)

【勝】清水 1試合1勝 【敗】井川 1試合1敗


私がにわか杯予想大会にエントリした、勝敗予想記事より。

第1戦は千葉マリンということもあり、プレーオフを制した勢いとマリサポの後押しで
ロッテが勝ちます。で、虎ブロガーの記事には「井川、髪切り!」の文字が踊ります。


…と、ここまでは完璧に当たっております。(^^;;;
チームの勢いもマリサポの熱気もすごかったけど、まさか天まで味方につけるとは想定外でしたけどね…。

ただ、阪神側から見れば、これだけの大敗だと切り替えもしやすいでしょうし、
第2戦を取れば、いい形で甲子園に戻れるわけで、まだまだ予断は許しません。
何より上記の超強気発言が、阪神ナインあるいはファンの闘争心を無駄に煽り立てて
いるのではないか、と少しだけ心配。プレーオフ第2Sでも痛い目を見てるわけですし…。

いよいよ始まるぞ!

2005-10-22 | 過去のはむすぽ
先日のプレーオフ最終戦の記事でI BELIEVEの横断幕が印象的だった…と書いたら、
な、なんと。そのI BELIEVEを製作したグループの方のブログからトラバもらってしまいました。

ブログ記事によると総製作枚数500枚だそうで。製作時の写真も載っていました。
1枚1枚手作りなんですなぁ。その苦労が報われて本当によかった…と思います。
残念ながら、日本シリーズではI BELIEVEの横断幕を出す予定はないそうですが、
その気持ちは絶えずマリサポさんたちの心の中にあることでしょう。

…さて。前置きがいささか長くなりましたが、いよいよ日本シリーズが始まります。
勝敗予想とかについては、私のもうひとつのブログの方で書いたので省略。
まりんすぽ!とかやってるので、やっぱりロッテ日本一という予想にさせてもらいました。
当たるかどうかはともかくとして、はむすぽは日本シリーズ終了までまりんすぽ!でいきます。

このはむすぽの読者、そしてにわか日ハムファン友の会には、虎ファン兼任の方も多く、
私の心中は大変複雑なのでありますが、ここまできたらトコトン鴎寄りで行かせて下さい。(^^;;;

稲葉さん生出演&ベストプレーヤー(?)マッチ

2005-10-20 | えとせとら
まりんすぽ!のままでは、ハム記事が書けないということに、今更ながら気づきましたので、
日本シリーズが始まるまでは、いったん元の"はむすぽ"に戻します。まりんすぽ!は22日に再開の予定。

さて、きのうは稲葉さんが夕方のニュース番組(@HTB"イチオシ!")に生出演。
お茶の間にさわやかな笑顔を振りまいておりました。(画面写真は後ほどアップ予定)
例のあの被り物(5人の新庄)は、目が良く見えなくて…とかボヤいておりました。
あの1週間くらい前に、新庄からお声がかかったんだそうです。被り物については、新庄に返却済み。

パルコで展示された後は…球団事務所で保管している…だろうとテレビ局の方が。(^^;;;

さて。そんな稲葉さんも出場する"プロ野球ファン感謝祭ベストプレーヤーマッチ2005"の出場選手が発表。ファイターズからも何人かの選手が出場するようですが…。

NPB公式サイトに記載されている出場選手選抜基準は以下の通り。

出場選手の選抜基準
 下記項目を基準とし甲子園出場選手と未出場選手に分けて選抜。
  (1) 12球団選手会長
  (2) 2005年度記録部門表彰選手、月間MVP、記者投票表彰選手、MVP・新人王
  (3) 2005年度オールスターゲーム出場者、前年までのタイトルホルダー
  (4) 今年話題となった選手


これを踏まえて、ファイターズの出場選手をご紹介しましょう。

[甲子園出場組]
投手:ダルビッシュ有('03春・夏、'04春・夏出場)
捕手:實松 一成('98夏出場)


[甲子園未出場組]
投手:江尻慎太郎
内野:小笠原道大
内野:木元 邦之
外野:稲葉 篤紀


シーズンオフのイベントということで、仕方のない部分もあるのだとは思うのですが…、
見ての通り、一部に「なぜ?」と突っ込みを入れたくなる選手がいます。(^^;;;
誰が…ということは敢えて申し上げませんが、他にいなかったのかよ!という一言を謹んで送ります。

来年はそんな事言わせないだけの活躍を期待しておりますので。よろしくお願いいたしますね。
なお、史上初めて一般公開で行われるプロ野球コンベンションと、このベストプレーヤーマッチの模様は
スカイAさんで完全生中継されるそうなので、興味のある方はチェックしましょう。

※ 北海道ではHTBさんがベストプレーヤーマッチを中継する予定。

[第2ステージ最終戦]バレンタイン流スタイルを変えない強さ

2005-10-17 | 過去のはむすぽ

さて。試合短信です。不振にあえいだ4番・サブローにチャンスで打席が回ること3度。
サブローは他球団の4番と違い、長打力が売りというわけでもないんだろうから、
ここは確実に送りバントさせたほうがいいのかなぁ…とか思ってました。けど、いずれも強行し凡退。
8回表の無死一・二塁でもセカンドファールフライに終わり、走者を進めることすら出来ず。
このまま終わってしまうのかなぁ…と思ったところで飛び出した里崎の決勝二塁打。

スポーツアイの解説の方が「スタイルを変えない強さが出ましたねぇ」という話をされていた。
それだけ、監督が選手に全幅の信頼を置いているってことなんだろうなぁ…とつくづく考えさせられた。

 ◇プレーオフ第2ステージ・福岡ソフトバンク×千葉ロッテ最終戦(ロッテ3勝2敗/福岡ヤフーD・35071)
Marines0000010203121
Hawks011000000250
HR:
(ロ)セラフィニ―小野―○藤田―薮田―[S]小林雅=里崎
(ソ)杉内―吉武―●三瀬―馬原=的場

【勝】藤田 3試合2勝 【S】小林雅 4試合3S 【敗】三瀬 5試合1敗


ビックリした場面としては、堀を早々に交代させて若手の早坂を二塁の守備から起用したところ。
それまで一軍での出場が全くない選手を、プレーオフ最終戦でいきなり起用…という大胆采配。
 早坂(圭介・背番号68)は入団3年目の21歳。昨年、ファームで30盗塁した俊足が武器…と手持ちの選手名鑑に書いてある。
得点に結びつかなかったが、その起用が見事に当たり、4回の初打席では三塁への内野安打で出塁。
8回には、早坂の代打で登場した初芝が逆転へのきっかけを作った。
この選手、言葉で言い表せないほどの強い運を持ってるぞ(…と煽ってみよう)。

プレーオフ第2ステージ5試合は5試合とも結果的に先制点を取った方が負けという珍しいパターンに。
それだけ、両チームの力が拮抗していた…ということでもあるんでしょう。
第1戦が4-2というスコアだった以外は、すべて1点差での決着。とにかくすごいプレーオフ。

あー、来年こそは札幌で…。(←ちょっとしつこいですね・笑)
パソの横にあるテレビは、祝勝会の様子を流すスカパーの映像を映し出しています。
今夜は朝まで中州で騒ぐようです。(苦笑) 移動は各自です…とか言ってました。(^^;;;
あと、ですね。9回裏、ヤフーDに大挙として詰め掛けたマリサポががっちり肩を組み合って戦況を
見守っていたのも、すごく印象的でした。マリサポみんなが掲げていたI BELIEVEの横断幕も。
I BELIEVE。1人1人の力は小さくても、マリサポみんなで集まればWE BELIEVE。大きな力になります。

ロッテが優勝に王手をかけた3戦目以降、マリサポの声がものすごく響いていたように感じました。
福岡ヤフーDで、これだけビジターチームへの声援がよく聞こえることはそうそうあるものじゃない。
敵地で全5試合を戦ったマリーンズの選手たちにとっても、その声援は大きな勇気を与えたことでしょう。

ペナントを持って嬉々としてレフトスタンドまで駆け寄っていった選手たちの笑顔が何よりの証拠です。
ちなみに。第3戦のまさかの逆転負けでお蔵になった優勝記事でネタに使おうと思っていた写真がコレ↓。


つげぱぺは、これからロッテのお菓子で祝勝会しまーす!! とかいう雰囲気で撮影した写真。
コバマサ劇場発動で敗戦した瞬間、おいおいこれだけじゃ足りないということか?
勝手に思い込み、翌日に近所のスーパーにで、ロッテのお菓子を買い増しして撮影し直したのがコレ。


これで優勝できなかったら、私が浮かれて変な写真撮ってたせいだ…と、マジに心配してました。
とりあえず、写真がお蔵にならずに済んでホッといたしました。お菓子買うにもお金かかってますんで…。

[速報]千葉ロッテマリーンズ、31年ぶりパ・リーグ制覇!!!!

2005-10-17 | 過去のはむすぽ

流れはホークスだ…とか、4番打者に注目だ…とか、いろんなことを書きましたけども。
なんも。あれですよ。初芝様の登場がすべての流れを変えましたね。(^^;;;

あのなんともラッキーとしか言いようのない内野安打から打線がつながって、
里崎の決勝打を生んだわけで。それまでは序盤の3併殺に顕著に現れていたように
打撃も淡白、拙攻の連続で、とてもじゃないけど勝てそうな雰囲気じゃなかったですもの。
これで、初芝様の伝説にまた新たな1ページが書き加えられることになりそうです。
初芝はマリーンズであり、マリーンズは初芝だ!…でおなじみの
マリンブルーの風の薫友さんも、さぞお喜びのことでしょう。

その後も、次から次へとチャンスとピンチの連続で、何の関係もないファイターズファンの私でさえ、
手に汗握るドッキドキの展開。最後の最後まで目が離せませんでした。
マリーンズのパ・リーグ制覇に際しては、本当にお祝いの言葉を申し上げますが、
プレーオフをずっと見守ってきた私が最後に思ったことは、その目の前で行われていた試合が
ファイターズ戦ではなかったことが、本当に悔しくて仕方がないってことなんですよ。
ホークスファンも同じだと思いますが、本当に「来年こそは。来年こそはウチが…」と、そんな気持ちです。

ただいま、J SPORTS 3で優勝特番放送中です。もう少しで祝勝会が始まりそうですよ。
マリーンズがパ・リーグを制しましたので、期間限定まりんすぽ。は、日本シリーズ期間中も続きます。

[プレーオフ第5戦展望]4番打者の出来に注目

2005-10-16 | 過去のはむすぽ
なんだか気分が乗ってきましたので、あすの第5戦に向けて展望記事など書いてみましょう。
第4戦の試合短信の最後で「あすは両チームの4番に注目」などと書いたので、
両チームの4番打者の第2ステージここまで4試合の打撃成績の表を出してみることにする。

松中がいまだ無安打なことは知っておられる方も多いと思うのだが、
スポアイの実況席では「サブローもヒットが出ていないんです」としきりに言っていた。
確かに第2戦の第1打席に出た内野安打以降、こちらも11打席音無しである。
 ⇒ちなみに、サブローは第1ステージでは7打数3安打と好調の部類に入っていたのだが…。

Mサブロー第1打席第2打席第3打席第4打席第5打席打数安打打点
第1戦遊ゴ右2左安捕邪421
第2戦三安三ゴ四球三振310
第3戦ニゴニ飛ニゴ右飛400
第4戦三振遊ゴ三振四球300
1431


H松中信彦第1打席第2打席第3打席第4打席第5打席打数安打打点
第1戦二ゴ二ゴ中飛三振400
第2戦三邪三振左飛中飛400
第3戦四球一ゴ三振左飛敬遠300
第4戦三振四球二ゴ200
1300

長いシーズン中はいろいろなことがありますが、あすのような天下分け目の大一番となると、
やはり、打つべき人(=4番打者)が打つべき時に仕事が出来るかどうかってのが大きいと思われます。
そうですねぇ。松中があすの早い段階(=第2打席くらいまで)に目を覚ますようなことがあれば、
ホークスどん底からの大逆転でリーグ制覇…という流れになるでしょうねぇ。(あまりアテにしないでね)

マリーンズはどうでしょうね。バレンタイン監督のことですから、もしかしてもしかすると、
4番を変えるとかいう可能性も無きにしも非ずですよねぇ…。きょうの選手起用は
バレンタインにしては珍しく裏目に出たっぽいので、そのへんもあわせて注目したい。
追記。第5戦の先発は杉内とセラフィニという第1戦と同じ顔合わせ。そのときの成績を参考に掲載。
第2S第1戦投球回打者球数被安打奪三振与四死失点自責防御率
セラフィニ5 2/32281422111.59
杉内 俊哉7 0/330119861445.14

[第2ステージ第4戦]パナマウンガ侍、左へ右へ2連発―ホークス逆王手

2005-10-16 | 過去のはむすぽ
期間限定とはいえ、まりんすぽ。と題してブログをやっているからには、
やはりマリーンズの立場に立って記事を書かなきゃいけないんですが…。

いやはや、短期決戦というのは怖いものです。
9回表の福岡ヤフーDの雰囲気、見ましたか聞きましたか。もう、完全に流れはホークスですよ。
1球ストライクを取るたびに、ものすごい歓声。身震いしそうです。
きのうのあの9回裏は、もしかしたらとんでもないドラマへの序章だったのかもしれない。

 ◇プレーオフ第2ステージ・福岡ソフトバンク×千葉ロッテ4回戦(2勝2敗/福岡ヤフーD・34772)
Marines100100000250
Hawks01020000X350
HR:ズレータ1号(2裏=ソロ) 2号(4裏=2ラン) 里崎2号(4表=ソロ)
(ロ)●小林宏=里崎
(ソ)和田―高橋秀―○吉武―三瀬―[S]馬原=的場

【勝】吉武 3試合1勝 【S】馬原 3試合1勝1S 【敗】小林宏 1試合1敗


ズレータのお立ち台でのホークスファンへのメッセージ。

 パナマウンガ侍。  絶対に…ありかめない!! …諦めないっ!!!!

 皆さん。あしたは…頑張りますっ!!!!
その一言一言に湧き上がるヤフーDのお客さん。これがホームってヤツですねぇ。
来年こそは札幌Dでプレーオフをやって、こういう光景を見てみたい、ね。(←ズレータがお立ち台って意味じゃなくて)

敗戦投手になったとはいえ、小林宏のピッチングも見事でした。
ズレータにきょう2本目のHRを浴びた以降は、打者15人を完璧に抑え込み1人の走者も許さなかった。
 ⇒それだけに、きょうの小林宏はズレータ1人にやられたと言っても過言ではなく…。

ただ、きょうはマリーンズの打線が非常にちぐはぐで…。ちょっとした拙攻祭り状態になってしまった。
象徴的だったのが、逆転を許した直後の5回表。堀のヒットと西岡の死球で無死一・二塁とした場面。
ホークス先発・和田が4回で降板し、ロングリリーフを期待されていたであろう高橋秀が一死も取れないまま
ピンチを作り降板。ここで一本出れば、流れは一気にマリーンズに傾く…はずだった。

…ところが。2番に抜擢された大塚のバントは代わった吉武の正面を突き、堀が三塁封殺。
続く3番・福浦凡退、4番・サブロー三振で、またとない絶好のチャンスを逃してしまう。
この後もチャンスは作るものの、ホークス投手陣の継投の前にあと1点が遠かった。
…あれ? これって、第2ステージ2戦目までマリーンズがやってた勝ちパターンじゃなかったっけ?

ともあれ、対戦成績2勝2敗。あすの第5戦で勝った方が2005年パ・リーグの覇者となります。
引き分けの場合は、シーズン成績上位のホークスが優勝。きょうの勝利でがぜんホークス有利の展開に。

マリーンズ側にとっての救いは、ホークスの主砲・松中がプレーオフいまだ無安打と眠ったままであること。
あすの試合でも松中を眠らせておくことが出来れば、マリーンズにも勝機ありかと個人的には思うのですが。
 ⇒ただねぇ。マリーンズの4番・サブローも当たりが止まっちゃってるんだよねぇ。あすは両チームの4番に注目だ。
第5戦予告先発は、ソフトバンク・杉内×ロッテ・セラフィニ。
シーズン1位ながら西武に屈した昨年のリベンジに燃えるホークスが2年ぶりにパ・リーグを制するか、
初芝様胴上げのラストチャンスを是が非でもモノにしたいマリーンズが31年ぶりの頂点に立つのか。

泣いても笑っても今季のパ・リーグはあすが最後。プレーオフ第2ステージ第5戦は午後6:00試合開始予定。