はむすぽ。-Go! Go! Fighters!!

ファイターズをぬるく見守るブログだったりします。

福岡3連戦3連敗でいろいろ思ったことをウダウダと書き連ねてみる

2015-06-21 | ひっそりと2015年もブログを書いている

…ということで、久々に登場です。

なんつーか年に一度のサプライズブログみたいになっててサーセン。
日々のいろいろとかハム戦見てのあれこれはtwitterでつぶやいとります。よろしければ。

…と、それはさておき。

交流戦勝率1位をホークスに持って行かれ、なおかつ、交流戦明けの最初のカードで
そのホークスに無残に3タテを食らうという、正直なところ、かなりご機嫌斜めなハムクラ1週間。
ファイターズのファイターズによるホークスのための野球みたいな感じになっちゃって、
twitter界隈も相当アレな雰囲気で。なんだかなぁ…という感じは、やっぱりありますわな。

いろいろと愚痴りたいことはあるんでありますが。あまりとっちらかってもよくないので、
整理しながら書いていきたい。とか言いつつ、結局とっちらかるのは目に見えているけれど。

① 5番DH大谷の是非。

この3連戦は5番DH大谷で通したわけである。大谷と栗山監督の思い描く、いわゆる「二刀流」が
どのようなものであるのかはわからないけれど。先発ローテの一角を担い、かつクリーンアップを
務める。これ以上の「二刀流」はないのではないか…とは思うが、それも結果が伴えばの話で。

こと、この3連戦に関しては12打数1安打7三振。通算打率も1割台後半ということで
不振なのに使われ続けるレアードと同レベル。それでクリーンアップなの?DHなの?という。
twitter上では、他球団の似たような成績の選手をあげて、これが5番DHだなんてみたいな
持論を展開している方もいたりわけで。まぁ、数字を見せられてしまうとね。ぐうの音も出ないね。

先日の電撃トレードで獲得した矢野謙次。交流戦最後のDeNA戦3試合で2度のお立ち台。
移籍したばかりでモチベーション上がる彼はきっと今が旬。ケガなどでないのであれば、
旬のうちにどんどん起用してほしいところではある。ところが、DeNA戦後はDHのない甲子園で
代打待機。ソフバ3連戦、きょうの試合ではスタメンだったものの、それ以外は初戦の代打のみ。
あの衝撃のファイターズデビューで矢野に惚れたファンから見れば、もったいないことこの上ない。

栗山監督が「自分はへぼ監督」と自虐コメントを出しても「連敗の現実を受け止める」としおらしく
コメントしても、そこは頑として変えようとしなかった。それは即ち、打者大谷を育てたい=大谷の
思い描く二刀流を成功させてやりたいという思いからなのだろうが、結果が出ていない現状では
「打者の方はしばらく休ませた方がいいのでは?」という意見も当然出てくるし、それは仕方ない。

ただ、ですねぇ。ここで大谷の二刀流をちょっと打ててないからっていう理由でつぶしてしまったら

張本の思う壺なんじゃないですかねぇ、奥さん!っていうのをふと思いました。

シーズン途中で二刀流を引っ込めちゃったら、それって「張本の言うとおりだった」ってことですよ?
日曜朝のかの番組で大谷のことをあれこれ言ってた時、何言ってんだ黙ってろって思ってたしょ?
5年でだめになるとか言われて、腹立ったでしょ? そういう方、多かったと思うんですけどね。

まぁ、気分変えてしばらく打者を休ませるくらいならアリなのかもしれませんが、今回の3連戦の
結果だけ見て「二刀流やめちまえ!」とかはさすがに嫌かなぁ。シーズン終わって、そういう結論が
出るのなら、それはそれで仕方ないとは思いますが。途中で辞めちゃうのはさすがにかっこ悪い。

② 投手陣の疲弊

先発が5回投げるのがやっとの状況では、そら中継ぎ陣も疲弊しますよ。いつもいつも気力体力
充実ばりばりで投げられるわけない。そんな中でも結果出さなきゃいけないのがプロですけど。

吉川 5回
武田勝 3回
メンドーサ 3回0/3

試合後半の3~5イニングを毎日のように、中継ぎ陣で穴埋めしないといけない状況ですよ。
そんな毎日毎日完璧に抑えられるわけないじゃないですか。次世代ゲーム機とかじゃないんだし。

要は、もっとイニング食える先発いねぇのかよ!!って話になるわけですが。
メジャーではよく使われる「QS率」という指標がありまして。先発が6回3自責点以内に抑えることを
QUALITY STARTというそうで。日本のプロ野球を語る際にも、その指標が使われるようになってます。

※ そういえば、札幌ドームのビジョンが新しくなって、今年から詳細なデータが常時表示されるように
なってますよね。データ見るの好きな自分としては、早く一度、ドーム観戦したいのですがね…(余談)

で、そのQS率がファイターズに関しては、きょうの試合を終わった段階で43.28%。これ、相当低いです。

【参考】 今年の12球団QS率(6月21日まで) 出典:データで楽しむプロ野球
広 70.77%
巨 65.22%
楽 65.15%
中 63.77%
横 58.82%
ソ 57.58%
オ 56.52%
神 56.06%
西 55.22%
ヤ 53.73%
ロ 47.69%
日 43.28%

QS率が高いことが必ずしも勝率に結びつかないのが、野球の面白いところですが。
少なくとも、ファイターズに関しては、2試合に1回以上は、先発が6回持たないか
4自責点以上喫しているということになります。数字が如実に物語っております。

そら、中継ぎも疲弊しますよ。信頼できる中継ぎ陣!とか言っても、そんなにそんなに
ひっきりなしにつぎ込んでいたらそら…ね…という。とにかくイニング食える先発を
連れてこないと、こればっかりはどうしょうもない。QS率がせめて、50%台後半から
60%台をうかがえるところまで上がってくれば、中継ぎのやりくりも相当楽になると
思いますですよ。どうですか。数字を出されるとぐうの音も出ないでしょ??(^_^;)

ライブリーをつれてきたということは、クロッタと入れ替えになる可能性が高い。
フレッシュな中継ぎ投手を入れることで多少は疲弊の緩和になるのかもしれませんが
とにもかくにも先発ですよ。ってこれ、何年か前から思ってたことではあるんだけども。

ちょっと長くなりすぎたので、以下、気になってるポイントを要点だけ。

③ レアードって本当にスタメン確約みたいな契約になってんの?
(ファイターズがそんな面倒くさい条件つける選手と契約するとは思えないんだが。
もしそういうのがあるんなら論外だし、もしないのなら栗山さんどうして?って思う)

④ 岡の外野守備はちょっと打球に突っ込みすぎだよなぁ…。
(フェンス直撃の打球の処理を誤って先の塁を許してしまうって場面を結構見ている
気がする。若い選手なので勉強してほしいところではある。緩慢な動きはよくない)

⑤ 激おこガンちゃん
(交流戦中の話になるけど、二軍降格後もヒットすら打てずにいたハーミッダを
なぜか最短の10日で一軍に戻したことに対してガンちゃん激怒という場面が
ありました。野球のリズムができてないところで戻したからケガしたじゃないか!
的な感じで。今年の外国人選手ってなんかそういうめんどくさい契約なの?
だとしたら、ほんとファイターズらしくないよなぁってのはずっと思ってる。)

⑥ 近藤の送球難
(この3連戦でも、近藤の悪送球で傷口広げてサヨナラ負けという試合がありました。
近藤が捕手だと走られ放題だとかいろいろ言われております。打つ方で活躍する
場面もあるので、もっとそっちを生かせる起用法があればいいのかなぁとか。
それこそサード近藤とかね…それでやってたときもあったわけですし…。)

まぁ、とにもかくにも若手主体のメンバーへのシフトチェンジが急激すぎですよねという。
今までウダウダ書いてきたことの半分以上は、この1行で収れんされちゃう気がね。するのよ。
それがいい方に出れば、すごく勢いのあるチームになるんですけどね。今はちょっと状態が
よろしくないのかもしれない。若手主体のメンバーの中でチームを引っ張っていってほしい
中田が審判に食ってかかろうとしたりだとか、そういうの見ちゃうとちょっと残念。空振り
三振の後にすごみ利かせたってただむなしいだけだしなぁ。そこに至るまでにいろいろと
不満もあったんだろうけど。この場面見て、この3連戦は厳しいのかなと思ったもな…。

まだシーズン半分以上残ってますから。今からあまり悲観過ぎるのはどうかとも思う。
ただ楽観視できる要素も今のところ、容易に見つけられないのがムムムという感じ。

以上、滅多に書かないけど、書き出したら長くてうざい。はむすぽでした。