グランド上にあふれるファイターズの選手たちの笑顔と、ショックで立ち上がれないまま
両脇を抱えられてベンチに下がる斉藤和のあまりに残酷なコントラストがすごく印象的。
第2戦も第1戦以上にファイターズの選手の好守備が光った。名前をあげればキリがない。
とにもかくにも、25年ぶりのリーグ制覇。北海道移転3年目でついにつかんだ栄光は
新たな目標への第一歩。21日からナゴヤDに乗り込んで日本シリーズを戦うことになる。
◇2006パ・リーグプレーオフ第2ステージ第2戦(日本ハム3勝/札幌ドーム・42380)
H:●斉藤和=的場
F:○八木=鶴岡
勝:八木
S:
敗:斉藤和
HR:
(日本ハム3勝…には、アドバンテージの1勝も含みます)
前日の第1戦を札幌ドームで見届けた際に、いろんなことを考えた…のは、momoさんのコメントへの
レスに書いた通りなんですが…私がファイターズの試合を札幌ドームに足を運んで初めて観戦した
3年前の夏のことを思い出したりしてたんです。よりにもよって、私とファイターズの初めての出会いは
投手陣が近鉄球団史上最多記録となる1試合26安打を浴びてサンドバック状態…という最悪のものでした。
その翌年に近鉄球団自体が消滅するというまさかの展開で、この試合は永遠に球史に残るものになりました。
今となっては、もうほとんど覚えていないけど、当時の私がつけていたネット上の日記には、
「頑張らないと、お客さん来なくなるぞぉ!」と、ライトスタンドのあちこちから野次が飛んだ…と
書いてあります。ファイターズの移転が決まるより前には、西武が札幌を準フランチャイズにするという噂が
飛び交っていた時期もあったので、この時には「どうせ来るなら、強いチーム(=西武)の方がよかったのに…」と
少なからず考えていた時期もあったんです。今となっては、考えられない話ではあるんですが。
世間のファイターズに関する関心もさほど強くはなかった。北海道はずっと長いこと「巨人王国」でしたから。
それが証拠に、この時は試合中盤には既に帰り始める客が増え、私と一緒に観戦していた友人は
人のいなくなったライトスタンドの最前列に場所を移して、のんびりまったり観戦してたんですよ。
…そんな最悪の出会いから3年2ヶ月。満員のお客さんで埋まったスタンドをアッパーの最上部から眺めながら
思わず胸が熱くなっていたのでした…って、ちょっとしんみりし過ぎですね。(笑)
ともかく。Fバンドに刻まれた「For Our Team(私たちのチームのために)」という言葉どおりに、
ファイターズに関わるすべてのみんなの心がひとつに結集して、9回裏のあの結末につながったんだと思う。
第2戦はドームで見ることはできなかったけど、きっとFバンドに込めた祈りはドームに届いていたに違いない。
そんな一人一人のファンの祈りが、稲葉さんの打球の方向を狂わせ、懸命に二塁に向かうガッツさんの背中を押し
ホークス内野陣を慌てさせたんだろうね。でなきゃ、ずっと0-0で来た試合があんな終わり方はしないもん。
優勝翌日になって「そうか、あと4つ勝ったら日本一かぁ」と考えたら、また胸が熱くなってきた。
せっかく、ココまで来たんだから、44年ぶり(だそうです)の日本一まで一気に突き抜けてほしいなぁ。
両脇を抱えられてベンチに下がる斉藤和のあまりに残酷なコントラストがすごく印象的。
第2戦も第1戦以上にファイターズの選手の好守備が光った。名前をあげればキリがない。
とにもかくにも、25年ぶりのリーグ制覇。北海道移転3年目でついにつかんだ栄光は
新たな目標への第一歩。21日からナゴヤDに乗り込んで日本シリーズを戦うことになる。
◇2006パ・リーグプレーオフ第2ステージ第2戦(日本ハム3勝/札幌ドーム・42380)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
Hawks | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
Fighters | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1x | 1 |
F:○八木=鶴岡
勝:八木
S:
敗:斉藤和
HR:
(日本ハム3勝…には、アドバンテージの1勝も含みます)
前日の第1戦を札幌ドームで見届けた際に、いろんなことを考えた…のは、momoさんのコメントへの
レスに書いた通りなんですが…私がファイターズの試合を札幌ドームに足を運んで初めて観戦した
3年前の夏のことを思い出したりしてたんです。よりにもよって、私とファイターズの初めての出会いは
投手陣が近鉄球団史上最多記録となる1試合26安打を浴びてサンドバック状態…という最悪のものでした。
その翌年に近鉄球団自体が消滅するというまさかの展開で、この試合は永遠に球史に残るものになりました。
今となっては、もうほとんど覚えていないけど、当時の私がつけていたネット上の日記には、
「頑張らないと、お客さん来なくなるぞぉ!」と、ライトスタンドのあちこちから野次が飛んだ…と
書いてあります。ファイターズの移転が決まるより前には、西武が札幌を準フランチャイズにするという噂が
飛び交っていた時期もあったので、この時には「どうせ来るなら、強いチーム(=西武)の方がよかったのに…」と
少なからず考えていた時期もあったんです。今となっては、考えられない話ではあるんですが。
世間のファイターズに関する関心もさほど強くはなかった。北海道はずっと長いこと「巨人王国」でしたから。
それが証拠に、この時は試合中盤には既に帰り始める客が増え、私と一緒に観戦していた友人は
人のいなくなったライトスタンドの最前列に場所を移して、のんびりまったり観戦してたんですよ。
…そんな最悪の出会いから3年2ヶ月。満員のお客さんで埋まったスタンドをアッパーの最上部から眺めながら
思わず胸が熱くなっていたのでした…って、ちょっとしんみりし過ぎですね。(笑)
ともかく。Fバンドに刻まれた「For Our Team(私たちのチームのために)」という言葉どおりに、
ファイターズに関わるすべてのみんなの心がひとつに結集して、9回裏のあの結末につながったんだと思う。
第2戦はドームで見ることはできなかったけど、きっとFバンドに込めた祈りはドームに届いていたに違いない。
そんな一人一人のファンの祈りが、稲葉さんの打球の方向を狂わせ、懸命に二塁に向かうガッツさんの背中を押し
ホークス内野陣を慌てさせたんだろうね。でなきゃ、ずっと0-0で来た試合があんな終わり方はしないもん。
優勝翌日になって「そうか、あと4つ勝ったら日本一かぁ」と考えたら、また胸が熱くなってきた。
せっかく、ココまで来たんだから、44年ぶり(だそうです)の日本一まで一気に突き抜けてほしいなぁ。