8月10日(後半)
祖父岳を超えて主稜線へ。
水晶岳が次第に間近に。
岩苔乗越
右も左も黒部源流です。
高天原側に、数分下ると水場があります。
今夜の宿、水晶小屋は水場がないと聞いていたので、ここでボトルを満タンにしていきました。
ワリモ北分岐をすぎて北上。
まもなく二重稜線になります。
遥か昔に、氷河の消失あるいは谷間を沢が深くえぐったことで支えを失い、稜線がずり落ちて断層になったもの。
凄まじい生い立ちにも関わらず、稜線の間の船窪地形は静かで穏やかなお花畑となっています。
振り返るとこんな感じ。
ひと頑張りで、水晶小屋。
おそれていた雷も、どうやら今日は大丈夫のようです。
小屋に荷物を置きサブザックで水晶岳に向かいます。
水晶岳が近づくにつれて、山様はしだいに鋭く。
頂上までは岩場を乗り越えての険しい道。
東側は、かつて氷河に削られてすっぱりと切れ落ちています。
午後遅い到着とあって、静かな山頂。
ほかにはご夫婦のパーティーだけ。
お互いに記念写真を取り合う。
今日歩いてきた雲ノ平を見下ろす。
雲間を日差しがすり抜けて印象的な風景。
しばし山頂を楽しんだ後、再び水晶小屋に戻る。
山小屋の東は裏銀座コースへの分岐。
夕方の雲を谷間にたたえ、怪異な様相です。
南方には明日の行程、ワリモ岳、鷲羽岳。
水晶岳もガスに見え隠れして、一日の終わりを迎えています。
小屋の裏の小さなピークで、ビールを飲みながら沈みゆく日を眺める。
赤く染まる雲、そして月
水晶小屋は稜線の小さな宿。
大混雑でしたが、雰囲気は悪くありません。
夕食のカレーライスは満足感のあるものでした。
祖父岳を超えて主稜線へ。
水晶岳が次第に間近に。
岩苔乗越
右も左も黒部源流です。
高天原側に、数分下ると水場があります。
今夜の宿、水晶小屋は水場がないと聞いていたので、ここでボトルを満タンにしていきました。
ワリモ北分岐をすぎて北上。
まもなく二重稜線になります。
遥か昔に、氷河の消失あるいは谷間を沢が深くえぐったことで支えを失い、稜線がずり落ちて断層になったもの。
凄まじい生い立ちにも関わらず、稜線の間の船窪地形は静かで穏やかなお花畑となっています。
振り返るとこんな感じ。
ひと頑張りで、水晶小屋。
おそれていた雷も、どうやら今日は大丈夫のようです。
小屋に荷物を置きサブザックで水晶岳に向かいます。
水晶岳が近づくにつれて、山様はしだいに鋭く。
頂上までは岩場を乗り越えての険しい道。
東側は、かつて氷河に削られてすっぱりと切れ落ちています。
午後遅い到着とあって、静かな山頂。
ほかにはご夫婦のパーティーだけ。
お互いに記念写真を取り合う。
今日歩いてきた雲ノ平を見下ろす。
雲間を日差しがすり抜けて印象的な風景。
しばし山頂を楽しんだ後、再び水晶小屋に戻る。
山小屋の東は裏銀座コースへの分岐。
夕方の雲を谷間にたたえ、怪異な様相です。
南方には明日の行程、ワリモ岳、鷲羽岳。
水晶岳もガスに見え隠れして、一日の終わりを迎えています。
小屋の裏の小さなピークで、ビールを飲みながら沈みゆく日を眺める。
赤く染まる雲、そして月
水晶小屋は稜線の小さな宿。
大混雑でしたが、雰囲気は悪くありません。
夕食のカレーライスは満足感のあるものでした。
深田久弥でなくとも水晶岳はやっぱり黒いですね。優しい稜線に見えても本来の山の凄まじい姿を目の当たりにした様です。
本当に充実した、いい山旅でしたね。
北ではない山も随分登られたのでしょうね。
楽しみです!
熟知された経験をしみじみ感じます。
これまで登った山は、東京在住ですので中央本線沿いの山が多いです。最近は車で関越道、長野道、東北道で行ける山が増えてきたといったところです。山を登り始めてから年月だけはたっていますが、改めて振り返りますと登っていない山が近くにたくさんあると気付かされました。