8月7日
今回は山小屋素泊まりの山行。
テント泊でもないのに、やたらと荷物は大きく重く、
出会った皆さん一様に不思議な顔をされていました
昨日の夕立は去り、夜中には満天の星空でしたが
出発した4時半ごろは灰色の空。
しかし暑い雲があるようには見えません。
小屋を出てテント場を通過、mapennaさんは既に山頂に向かわれたようです。
先行するパーティに追いついたころ
稜線を覆うガスが薄れて山頂が見えました。
これはもしかして頂上は晴天期待できるぞ
まずは布引山。ここは未だ霧の中。
そして霧のかかる山稜で、真横から強い朝日が当たれば・・・
出ました妖怪! ・・・演じているのは、もちろんtrekker-kであります。
このあたりからの稜線歩き、左を見れば常にこの影がついてきました。
高度を上げるにつれ、ガスのベールは薄くなってゆきます。
そしてついに、ご対面!!
剣、立山、ブロッケン
振り返れば、先ほど通過した布引のピークも頭を出した模様。
眩しいほどの朝日を浴びた東側の斜面と、ガスを噴き出しているかのような西側の斜面。
迫力あります。
昨日の雨の名残りをまとった花たちも目覚めたようで
鹿島槍南峰に到着
周囲は雲の海なのに、ここだけは頭一つ抜け出して日差しを受けていました。
そして目まぐるしい雲の流れが切れれば、剱岳の雄姿が望めます。
北側はわずかに五竜、白馬の一角が時あり姿を現すだけ
でもこのダイナミックな雲の海も見ごたえあります。
振り返れば、こちらも出ているのは布引までの稜線
北アルプス南方の峰々は雲の下です。
ちなみに鹿島槍北峰はガスが晴れることはありませんでした。
しばし頂上ですごしたのち引き返します。
冷池でザックを回収し爺ガ岳へ向かいます。
この途中で出会った男性の単独さん、石川県の人で
北アルプスは思い立てば直ぐに来られる身近な山だそうです。
何ともうらやましい!
赤岩の分岐から爺ヶ岳まで、色々な北アルプスのコースのお話をうかがいながら一緒に歩き、
良いペースメーカーになっていただきました。
やがて種池の小屋へと戻ってきました。
時折青空がのぞくものの、このあたりは雲の下。
こじんまりしてますが、これが種池
いよいよここから水晶小屋に至る稜線が私にとって初めてのルートです。
楽しみ~
種池を過ぎてすぐにこんな看板
ここは行き止まりの散歩道ですが、
このあたりから岩小屋沢岳まではいたるところにお花畑が広がる道でした。
その割に個別の花の写真が少ないのは・・・
風が強くてことごとくブレブレだったからです
まあ自分の目では楽しみつつ歩いて行くと、間もなく岩小屋沢岳。
ここも正面に剣、立山がそびえる絶好のポジションなんですがそちらは雲の中。
針の木方面から歩いてきた人たちとこのあたりですれ違います。
あとは尾根道を下って今夜の宿、新越小屋に到着です。
メニューを見るまでもなく缶ビールを選択です(笑)
食堂でまったりしていると、今日も夕方になるにつれ雲が切れてきました。
剱岳、別山出現!
白馬三山に清水岳出現
ということで、もう一度小屋を出て近くで花の撮影など・・・
きれいな夕焼けとはいきませんでしたが
今日は雨がないだけ良しとしましょう。
新越小屋は小さな小屋ですが、種池よりすいているかも
と思いましたが期待通りゆったり寝られました。
同じ部屋になったのは、関西から来たお二人組、
私が上記の花の写真を撮っているときに岩小屋沢岳から降りてきた
写真好きの単独さん(以下Aさん)
そして、なんとこの日、五竜山荘からここまで来たという
私よりも年配の健脚さん(以下Bさん)
Aさんとは翌日の朝の写真で、
Bさんとはこの後の長い縦走で度々
ご一緒させていただくことになります。
続く
今回は山小屋素泊まりの山行。
テント泊でもないのに、やたらと荷物は大きく重く、
出会った皆さん一様に不思議な顔をされていました
昨日の夕立は去り、夜中には満天の星空でしたが
出発した4時半ごろは灰色の空。
しかし暑い雲があるようには見えません。
小屋を出てテント場を通過、mapennaさんは既に山頂に向かわれたようです。
先行するパーティに追いついたころ
稜線を覆うガスが薄れて山頂が見えました。
これはもしかして頂上は晴天期待できるぞ
まずは布引山。ここは未だ霧の中。
そして霧のかかる山稜で、真横から強い朝日が当たれば・・・
出ました妖怪! ・・・演じているのは、もちろんtrekker-kであります。
このあたりからの稜線歩き、左を見れば常にこの影がついてきました。
高度を上げるにつれ、ガスのベールは薄くなってゆきます。
そしてついに、ご対面!!
剣、立山、ブロッケン
振り返れば、先ほど通過した布引のピークも頭を出した模様。
眩しいほどの朝日を浴びた東側の斜面と、ガスを噴き出しているかのような西側の斜面。
迫力あります。
昨日の雨の名残りをまとった花たちも目覚めたようで
鹿島槍南峰に到着
周囲は雲の海なのに、ここだけは頭一つ抜け出して日差しを受けていました。
そして目まぐるしい雲の流れが切れれば、剱岳の雄姿が望めます。
北側はわずかに五竜、白馬の一角が時あり姿を現すだけ
でもこのダイナミックな雲の海も見ごたえあります。
振り返れば、こちらも出ているのは布引までの稜線
北アルプス南方の峰々は雲の下です。
ちなみに鹿島槍北峰はガスが晴れることはありませんでした。
しばし頂上ですごしたのち引き返します。
冷池でザックを回収し爺ガ岳へ向かいます。
この途中で出会った男性の単独さん、石川県の人で
北アルプスは思い立てば直ぐに来られる身近な山だそうです。
何ともうらやましい!
赤岩の分岐から爺ヶ岳まで、色々な北アルプスのコースのお話をうかがいながら一緒に歩き、
良いペースメーカーになっていただきました。
やがて種池の小屋へと戻ってきました。
時折青空がのぞくものの、このあたりは雲の下。
こじんまりしてますが、これが種池
いよいよここから水晶小屋に至る稜線が私にとって初めてのルートです。
楽しみ~
種池を過ぎてすぐにこんな看板
ここは行き止まりの散歩道ですが、
このあたりから岩小屋沢岳まではいたるところにお花畑が広がる道でした。
その割に個別の花の写真が少ないのは・・・
風が強くてことごとくブレブレだったからです
まあ自分の目では楽しみつつ歩いて行くと、間もなく岩小屋沢岳。
ここも正面に剣、立山がそびえる絶好のポジションなんですがそちらは雲の中。
針の木方面から歩いてきた人たちとこのあたりですれ違います。
あとは尾根道を下って今夜の宿、新越小屋に到着です。
メニューを見るまでもなく缶ビールを選択です(笑)
食堂でまったりしていると、今日も夕方になるにつれ雲が切れてきました。
剱岳、別山出現!
白馬三山に清水岳出現
ということで、もう一度小屋を出て近くで花の撮影など・・・
きれいな夕焼けとはいきませんでしたが
今日は雨がないだけ良しとしましょう。
新越小屋は小さな小屋ですが、種池よりすいているかも
と思いましたが期待通りゆったり寝られました。
同じ部屋になったのは、関西から来たお二人組、
私が上記の花の写真を撮っているときに岩小屋沢岳から降りてきた
写真好きの単独さん(以下Aさん)
そして、なんとこの日、五竜山荘からここまで来たという
私よりも年配の健脚さん(以下Bさん)
Aさんとは翌日の朝の写真で、
Bさんとはこの後の長い縦走で度々
ご一緒させていただくことになります。
続く
>布引山までの縦走路の写真は素晴らしいですね。
・・・ありがとうございます。私もこのような風景が「高い山に来たぞ」って感じで好きなんです。
今の北アルプスの小屋は混みさえしなければ(それが一番問題ですが・・・)とても快適になったと思います。ここまでの冷池、新越はゆとりで眠れました。その先は・・・これから書いてゆきます。
いながらにして楽しませていただけて嬉しいです~
私の甥夫婦は燕~常念をテン泊で行ったそうですが
風が強くて張れなかったようです。
テントを飛ばされた人もいたそうですよ。
trekker-kさんは良い時に帰ってこられてよかったですね。
私は針の木から南下コースは行ってないので羨ましいですww.
布引山までの縦走路の写真は素晴らしいですね。高山植物と残雪の縦走路はまさに北アルプスですねー。
毎朝 ブログ開くのを楽しみにしております。
夏山はなかなか展望に恵まれませんが、夏雲を見るのもまた楽し、良しですね。雲海、風下側にたなびく雲、遠くに沸き立つ積乱雲、そしてブロッケン。いいですねぇ。