昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

愛妻の丘

2009-08-31 | 国内旅行
一面のキャベツ畑の高台に「愛妻の丘」がありました。


嬬恋村の面目躍如ですね。






まだそれほどの年月は経っていないようで、植栽などが出来ている。






憩いのベンチも、見晴台の愛の鐘も揃っている。





此処に三等三角点がある。見渡す限りキャベツ畑です。






 この丘でイベントがあります。顔が赤くなるような名のいかめしいプログラム名が付いています。
当日は皆さん大声で見晴台の上から叫ぶそうです。身体に良いかも…。








収穫前のキャベツ畑。整然と並んでいますね。




収穫後のキャベツ畑。
 玉に巻いた所だけを、一つ一つ鎌で切り取って外側の葉を取っていくそうです。手間がかかりそうですね。朝も暗いうちから大勢の人が畑に入っての採り入れだそうです。





活躍するトラクターは、アメリカの農場用ですね。畑の柔らかい土でも入って行ける。





左:背中に背負った箪笥のようなコンテナーにキャベツを入れ、畑の中で活躍します。
右:畑には、トラクター進入用の轍が作ってある。





案山子のある畑を見つけました。最近ここにもカラスがやってくるようになったそうです。正面に見える畑の中央あたりに「愛妻の丘」があります。


キャベツ・キャベツ・嬬恋キャベツ

2009-08-30 | 国内旅行

嬬恋キャベツの本場を見ました。

 活火山浅間山の北側に広がる浅間高原は、嬬恋村のキャベツばかりでした。

 山から谷から、至る所がキャベツ畑でした。標高の高い所には、パノラマラインの道路が整備されて、キャベツ畑が一望できる。

写真右のトラックは収穫のキャベツ運搬の輸送用である。プラットホームに上がってキャベツの段ボール箱を満載して出て行きます。






見渡す限り色のやや浅い平面はすべてキャベツの栽培である。キャベツ畑のパッチワークである。





高原には白樺がよく似合います。






海抜1000mくらいの高原がキャベツに適していたのかも。はるか彼方もキャベツ畑が広がる。嬬恋キャベツは、全国レベルの出荷量を誇ります。





早朝からの収穫は、とっくに終わり、明日の作業を待っているトラクター。右端に集荷場?が見える。









キャベツは、収穫の時期をずらして、苗が順に植えられ、成長の違いが、緑の色の違いになって、段だら模様を作ります。スキー場も見える。


あずまはや

2009-08-29 | 国内旅行
ふと心中の蟲が騒いで、三十数年ぶりに鳥居峠に出かけてきました。

 正面の山が、上州と信州の国境鳥居峠を持つ四阿山(あづまやさん)標高2332.9mの山容。山頂が雲で隠れている。長野県と群馬県の県境の山です。

上田市真田地区の真田本城跡からの眺めです。







真田幸村ら三代の郷の谷あいから遡り、峠を越えるとキャベツのパッチワーク嬬恋村がある。








かくて、ここは鳥居峠(1362m)。方言「…ずら」と「…だんべ」の国境と言うのが面白い。真田十勇士の猿飛佐助の名も見える峠です。





鹿沢高原休暇村に2連泊の予定です。浅間高原のキャベツ畑の壮観も楽しみです。










ところで、四阿山を「あずまやさん」とは読みにくいですね。古事記に由来します。中央下の現在地「鳥居峠」から北へ7.4kmの登山道は、気を失いそうですね。






神話の世界で、日本武尊(やまとたける)が東征の帰途、この峠を越すときに、妃・弟橘姫(おとたちばなひめ)を海神に捧げたことを偲んで、妻を懐かしみ「あずまはや」と叫んだのがこの峠であると言う。妻恋村の名の由来である。






登山者名簿を書いてから四阿山に登る。熊出没は怖いが風物ですね。期間限定でゲートが開いています。

サワギキョウ

2009-08-27 | 国内旅行
キャベツが畑で駄目になっていく話を時々聞きますが、ここ鹿沢高原もキャベツ畑のパッチワークのようです。
高原の宿の前に広がるお花畑のサワギキョウが印象的でした。多分、キキョウが寝てしまっているのではないかと恐縮しています。

皆既日蝕

2009-08-26 | 自然界

今年7月22日に小笠原航路に乗って日蝕を見ていた友人が居ました。

 先日、2枚の写真を貰いました。北硫黄島近海で、それを見たと言います。乗船券はかなりの競争率だったらしい。

 1988年の日蝕のときも、小笠原海運はこの企画をしたらしい。

蝕の最大時間は6分30秒。遥かな水平線は光っていて、船の回りの海面だけがマイナスのスポットライトであったそうです。

ダイヤモンドリングです。

おそらく雲が出てくれば、雲のない海域に移動して観測する筈であったのでしょう。



マザーリーフの鉢植

2009-08-25 | 自然界
植木市で、風変わりな植物を手に入れた。葉の周辺部から、幼生の芽が出ます。

 それがこのマザーリーフで、熱帯地方に生育すると言います。興味深いのはこの植物の名前です。

 コモチシダに似ているから、コモチソウとでも言えばいいものを、ミラクルリーフとか子宝草とか、灯篭草、ハッピーリーフとか言うそうです。中でも「ハカラメ(葉から芽)」はそのものズバリですね。

 マザーリーフと言うのは上手く言っていますね。




葉縁に子どもが作られる。♂♀に関係なく子どもが出来ます。子宝草ですね。

2mくらいの大きさになるそうです。花は花で別に咲きます。




家のテーブルに来てからも、子どもは大きくなりました。






ますます大きくなりました。自然と脱落すると思ったのに、なかなか落ちません。親子は大変仲がよろしいようで…。







子どもが落ちたと思われる場所は、しっかり杯状になって窪みが残る。






買ってきたときに、すでに植木鉢の中に落ちていた幼生を集めて、テイッシュペーパーで水栽培をしています。




 ベンケイソウの仲間だそうで、葉を茎からとって、水に浸しておくと、葉の外縁から子どもが並んで顔を出します。


やがて、彼らは本葉を出して、少しは大きくなりました。10℃以下では育つのが難しいそうです。

ゴーヤを収穫

2009-08-24 | 話題

今日、自宅のベランダに這い登っていたゴーヤ(苦瓜)を収穫した。

植木鉢の種子から発芽して、蔓を巻きながら、あれよあれよと言う間に、二階に達した。

小さな実が生っているよと思って一週間ほど、15cmくらいになった。TVで15cmに成長すると出荷すると言っていたので収穫した。






よく太った、あまり日焼けせず、柔らかそうで、瑞々しい。





 これって不思議な造形ですね。
針で突くと水が出てきそうなくらい膨らんでいる丸みです。ちょっと引っ掻いてやりたいような…。






もうすでに、大きな種子が出来ている。このワタを全部取り除きます。







刻んで、塩揉みして、湯掻いて、タマネギとツナをマヨネーズであえる。苦味が全くなかった。   





 昨年、大阪長居公園でダーウインの企画展があり、その時植物園に出来ていた瓜のトンネルに実っていたゴーヤの実から貰ってきた種子でした。(2008.08.26アップ)
ゴーヤが熟すと怪獣のような形相になる。



エンゼルフォール落差1000m(ヴェネズエラ08)fromAlbum

2009-08-23 | 海外旅行
下に広がる平原から約1000mの高さで聳えるテプイから、落ちるエンゼルフォールでした。

 アウヤンテプイという名のテーブルマウンテンをメインに、周辺の冒険に出向きます。その都度、飛行機・カヌーを利用しなければ行くことが出来ない。

飛行機の移動の途中には必ず、エンゼルフォールの上空を飛んで呉れるようだ。



エンゼルさんが発見した滝でエンゼルフォールと言います。300mm望遠で、飛行機の中からの撮影です。

 滝の落ち口は、岩石の割れ目から水が落ちているのが判る。それも何筋も水が落ちてきます。
その水が落ちていく様子を、ゆっくりと画像を動かしながらご覧ください。
そして、落ちた水が再び現れて、熱帯林の中に消えていきます。
「点滴石を穿つ」ことがない。


カナイマ国立公園に向う(ヴェネズエラ07)fromAlbum

2009-08-22 | 海外旅行

ロライマのサンタエレナから、ギアナ高地の奥地のカナイマキャンプロッジに向います。

4日間の滞在の間、この飛行機の世話になります。小型機はロシア製です。20人乗り位か、ほぼ満席で飛びます。
 



左:飛び立つと直ぐに、下界に広がるのは蛇行する川である。どちらが上流かわからないですね。
右:充分高く上がり、北西に飛んだとき、ギアナ高地の山塊は至る所がテーブルマウンテン(=テプイ)だらけである。浸食されなければこの高さの平野だったろうに。







台地が崩れ、堆積物が積もり、そこに熱帯雨林が繁茂するまでには、相当な時間が流れているはずである。






機はとあるテプイに近づいた。恐ろしいほどの壁である。下に見えている川まで標高差1000mである。
なお、緑色に写真がぼけている所がありますが、飛行機のプロペラの色です。






ロライマの山上の奇岩は、ここでは雨が多いためか緑に覆われている。




ぐるっと廻り込むと、そこにはエンゼルフォールがでてきた。はるばる、南米まで来たのは、この滝を一目見たかったのである。飛行機はロッジに向う途中、サービスで遠回りをして、滝の上まで来たのだと言う。